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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

真空管の保護のためにB電源の投入を遅らせる

以前から気になっていたこと。

  『真空管の保護のためにB電源の投入を遅らせる』

と言う事が良く言われるし、特に直熱三極管の場合は守る必要があると言われるのだが、理由が良く分からずに困っていた。良く調べると、ここに書いてあった。

  真空管の保護のためにB電源の投入を遅らせる

我が家の2A3PPアンプの場合は、前段とはトランス結合なので、

『前段のフィラメントが温まらない→プレート電流が流れない→負荷抵抗で電圧降下が生じない→直結されている出力管のグリッドに異常な電圧がかかる→異常なプレート電流(プレート損失オーバー)→破壊』

と言う事はない。

だが、問題なのは、『直熱三極管のヒーターが温まる前にプレートに高圧がかかると、真空管内の不純物であるプラスに帯電した粒子が陰極に向かって進み、陰極が温まっていないと中和されずにそのまま激突し、陰極(ヒーター)を傷める。』

とのこと。 なるほど、出力管単体で問題があるんだね。カソード電極の有る傍熱管ならあまり問題ないけど、直熱管だとヒーターが細くて弱いから寿命が短くなると言う事の様だ。

B電源の遅延投入回路(手動: 中央のスイッチ)を設けた。チョークトランスの後ろのB電源をスイッチで切るようにした。





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  1. 2021/05/03(月) 15:53:25|
  2. 真空管アンプ
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最近やっている事

ここしばらく、細かな音質調整をしていた。
色々なソースを聞いてちょっと気になって来たのは、システムのアッテネーターを600Ωのフェーダーにしてから、音の鮮度が凄く上がって、高域のメリハリが強くなり過ぎたように思えたこと。

以前使っていたYAMAHAのMVS-1の内臓ボリューム:アルプスのRK27は音を穏やかにする傾向が有ったので、それをカバーするために2A3PPアンプの内部信号配線はウェスタンのケーブルを使ってちょうど良かったのだけれど、600Ωのフェーダーにすると高域のメリハリが強すぎるようだった。

と言う事で、2A3PPアンプのウェスタンのケーブルを、一部を除いて普通の銅線に変更。(全部変えてしまうとやり過ぎの様だった。)弦の音も滑らかになったし、ジャズのシンバルの音もより艶やかになった。ちょうど良い感じ。

信号が通るケーブルで音を調整するというのは本当なんだな。プロのマスタリングのサウンド作りの話の中で、「一度アナログで信号を出してからケーブルを通して音造りをする」という話が合ってびっくりしたのだが、その感じが理解できた。主要な回路が固まってきたら最後はケーブルで音の調整をするんだね。凄く勉強になった。

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  1. 2021/04/25(日) 21:40:49|
  2. システム解説
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今のシステム図

いやー、DACのデジタル電源にLDO(LT3045-1)を2段入れて凄く音が良くなった。
より奥行き感があり、静けさが増した感じだ。ジャズは自然な臨場感が増して、クラシックは弦のハーモニーが美しくなった。

JBLのホーンはトランジェントが良くて分解能が最高だから、クラシックは組み合わせる機材によって難しい面がある(音が分解され過ぎてハーモニーにならない感じだと、JBLはジャズ向きと言われる)んだけど、組み合わせる機材のレベルが高ければクラシックも凄く良い。これなら文句ないレベルになったと思う。

まだまだDACユニットのデジタル電源の改良は出来そうな気がする。
LDOに高性能コンデンサーを付けたらどうなるかとか、トランスをうんとデカいの変えたらどうなるかなど、興味が尽きない。
(トランスの大きさは、グランドの安定化に影響するのでしょうね。)

本質的に何が一番音質改善に影響しているのかも調べないといけない。
(シンプルに良い音を得るにはどうすればよいか?)

今後もどんな音になっていくか楽しみだ。

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  1. 2021/04/04(日) 20:22:27|
  2. システム解説
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DACのデジタル電源に低ノイズ電源基板を入れた

DACのデジタル電源に低ノイズ電源基板を入れてみた。

  LT3045-1

写真の様に基板2個をカスケードに入れてみた。さらにコンデンサー+ファインメットアレーもカスケードに接続。安定化電源の出力は10Vにし、1個目の基板は7.5V出力に設定し、2個目の出力を5Vに。

これは素晴らしい!一言で言うなら、各楽器の音がより分離度を増して背景の音が静かになった感じだ。
低ノイズ電源基板がある時と無い時を聞き比べると、音の雑味が取れて楽器と楽器の間の空間が透明感を増した。シンバルの音やドラムのアタック音もよりクリアに聞こえるし、弦の音が滑らかでハーモニーがきれいだ。楽器の背景の音が静かになったので、今まで聞こえなかった楽器の細部の音が聞こえる。低音もメリハリ向上。言う事無い。

不思議な事に、ホーンスピーカーは直近で聞くと聞く角度によって音圧の差(指向性)があるのだが、それもあまり感じなくなった。どういう影響なのかはわからないが、刺激的な音が出にくくなったようだ。

DACのデジタル電源の質の向上は何処まで効果が有るのか?まだ限界までは行っていない様に感じる。
これは安上がりだし、超おすすめだ。コンデンサー+ファインメットアレーとのコンビネーションも良い。








  1. 2021/04/03(土) 23:23:03|
  2. DAC
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企画倒れシリーズ

以前から気になっていた入力トランスを入れるとどうなるのかやってみた。
600Ω:10KΩの入力トランスをパワーアンプの入力に入れてみた。
電圧で4倍のゲイン。気合いを入れてトランス付きケーブルにしてみた。
DACのラインバッファーは32オームでも駆動できるから、600Ω負荷でも問題はない。

絶縁にはなるから良い面もあるのかな?と思ったのだが、残念ながら企画倒れ。
柔らかい感じにはなるが、分解能も落ちるからダメでした。
家庭でのオーディオ信号に関しては絶縁の効果を感じたことはない。。。




  1. 2021/04/03(土) 16:48:17|
  2. 企画倒れシリーズ
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オーディオの神髄は何だ?

僕はブームに流されずに(そもそもブームのモノに興味が持てない)、自分で実験して納得したモノのみを採用する様にしている。

なぜなら、例えば最先端のDACチップの性能(例としてAKMのDACチップ)は、僕らが用意できる周辺回路の性能よりはるかに上なので、その性能を追い求める必要は全くないから。周辺回路を極限まで改善しないと今のDACチップの性能の良し悪しは評価できない。

DACユニットの事を考えてみると、DAC回路そのものの技術よりデジタル電源の質の方がよほど音質に大きく影響するし、もっと言えば、電源トランスの大きさ・重さで音質が大きく変わる。小さなシャーシに、基板やら小さなトランスを詰め込んだ様なDACユニットから良い音が出るとはとても思えない。そんなことはちょっと経験を積んだ人ならすぐにわかるはず(デジタルオーディオの音質悪化の原因がジッターであることを考えれば当たり前)だが、回路技術の向上のみを考えている人は音質向上についてはあまり興味は無いように見える。まあ、『DACの音質向上のために電源トランスをうんと大きくしました。』といっても営業的説得力は無いよね。

真空管アンプもすごくシンプルなプレート負荷の回路で素晴らしい音が出せるのが分かってきた。凝った回路にするよりシンプルな回路で良い部品にこだわってお金を使った方が良い。電源に工夫した無帰還でシンプルな回路が一番だ。回路を複雑にして信号が通過する部品数を多くするデメリットの方がはるかに大きい。まあ、これも『究極の良い部品を使ってプレート負荷回路で無帰還の回路を組みました。』といっても営業的説得力は無いよね。

ハイレゾなどにしても、ハイレゾにして音が良くなるより、回路方式を見直した方がよほど音質向上が得られるだろうけど、まあ、ほとんどの人は音質なんてどうでもよくて、『回路自慢』だったり、『イメージ自慢』だったりがしたいだけなんでしょうね。

『信号経路をなるべくシンプルにして、良い部品を選んで使う』 のがオーディオの神髄だと思う。信号経路の回路を増やす時はそのメリットとデメリットを比較して、入れるべきか入れないべきかをよく考えないといけない。

この40年でオーディオの音質は全く(アナログからハイレゾに変わっても)進化していない。そもそも何を目的にオーディオをしているのかから考えないとしょうがない。音質を求めるのではなく、単に便利さやかっこよさを追求するのなら話は別だが。

僕は音質向上のために、入手可能な部品を駆使して究極のシンプルを求めていきたいと思っている。

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  1. 2021/04/02(金) 11:15:11|
  2. システム解説
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さて、次に何をするか?

さて次に何をするか思案中だが、

 (1)DACのデジタル電源をより低ノイズ化したらどうなるか?
 (2)2A3PPアンプの電源をよりグレードアップしたらどうなるか?

(1)については、安定化電源ユニットに追加で低ノイズ電源基板を多段接続したらどうなるか調べるため、写真の基板を2枚購入。

(2)については、昔作った外付け電源回路が見つかった(トランスが2個ついてるし、チョークもコンデンサーアレーもファインメットビーズも入っている。しめしめ鴨葱だ。。。)ので、それを使って初段の電源を左右別にして低ノイズ化する。

当面この路線で行こう!




  1. 2021/03/30(火) 22:58:12|
  2. システム解説
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フェーダークリーニング

最近、フェーダーなる物を初めて分解してみたが、
いきなりでは心もとないので、資料を探したらこんなのが有った。

  フェーダークリーニング

一つ大事な事は、綿棒に付けたアルコールでクリーニングするのは、摺動子が接触する二つの帯の部分のみで、それ以外の所には触れてはいけない。2枚目の写真の一番上のグレーの細い帯は抵抗値を調整する部分のようで、アルコールで拭くとカーボン?がとれてしまう。(取ってしまっても大勢に影響は無いようだが。。。)






  1. 2021/03/27(土) 21:56:17|
  2. システム解説
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フェーダー付きケーブル完成!

フェーダー付きケーブル完成!

システムのアッテネーターは600Ωのフェーダー(CPA-503)で決まった。
しっとりしていて濃厚な美しい音色で、低音の分解能も申し分ない。前後の空間表現がさらに広がった感じだ。やはり600Ωでアッテネートするのが良い。CPA-503がベストかどうかはまだわからないが、かなり良いのは間違いない。

通過するコネクターを減らしたいので、フェーダーの入力側はケーブル(Belden 8412)を直接繋いだ。出力側はケーブルで音色調整する可能性も有るのでRCAコネクターにした。このRCAコネクターはたまたまアマゾンで実験用に買ったものだが、便利で何故かすごく音が良い。4連のXLRコネクター(銀色の端子)も試してみたが、それよりこのRCAの方が色付けが無くて良い。金メッキではないのだが不思議だ。コネクターは実際使ってみないと分からないねー。コネクタ一つで音が凄く変わるから大変だ。

まだ他の600Ωのフェーダー(アッテネーター)や多連のボリュームを探しているが、これぞというものが手に入らない。
これ以上改善するには、どなたかがコメント下さった様に、リレーで抵抗を切り替える様にするのが良いかもね。それならリモートフェーダーも出来るしなー。。。











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  1. 2021/03/16(火) 21:17:28|
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東京光音電波の600Ω導電プラスチックフェーダー : CPA503 が来た

東京光音電波の600Ω導電プラスチックフェーダー: CPA503 が来た。

売主さんの話では凄く良い物だからメンテして使ってほしいとのこと。古いものなので、最初に抵抗値を測ったら不安定で、分解クリーニングしなくてはならず、ちょっと苦労した。だが内部は確かに良さそうな感じ。無事にクリーニング(摺動部をアルコールで)完了してエージング中。

600Ωだが特に問題無く鳴っている。一言で言うなら濃厚になった感じ。低音もより歯切れ良くずっしり来るし、高音も滑らかな感じで好印象。音場感も増した。やっぱり600Ωが音的にも良さそう。しかもフェーダーはこうやって連結すれば、4連でも8連でも簡単に出来るから、便利な事に気がついた。

さて、RK40と較べると、さわやかさのRK40(10KΩ)に対して、しっとり濃厚なCPA503(600Ω) という感じだ。どっちも捨てがたいが、低音の力強さでCPA503を選ぶ感じかな。RK40の600Ω版があれば多分ベストだろうが、無いものは無い。。。

形態的にもこれが『フェーダー付きケーブル』実現のための本命だが、もう一つ気になるものがオークションに出ているから、それも入手したいなー。(残念ながら入手できず。)

さて、2日ほどエージングが進んで音が安定してきた。もともと低音は素晴らしかったが、最初少しバラバラな感じが有った中高音のフォーカスもどんどん合ってきて美しい音に変貌中。空間に楽器が綺麗に見えてきた感じ。低音から高音までバランスが良く、色気も有り奥行き方向の立体感も感じる音になってきた。文句無い感じだ。これで決まりだなー。

さてこれを使って『フェーダー付きケーブル』をどういう形態にするか考えないと。電気的にはアンプの近くに置きたいんだけど、すぐに触れる場所に無いと結構不便なんだよね。。。











  1. 2021/03/13(土) 12:23:42|
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Black Beauty (RK40) が来た。

海外では"Black Beauty "と呼ばれる RK40(10kΩ)が来た。

RK27より二回りくらい大きい。写真だと良く分からないが、黒い部分は板ではなく分厚い金属で、触ると冷たい。重さもずっしり重たい。良い感じだ。回転の中心付近で1.5kΩ位だったから、Aカーブで間違いない。

こんな記事もある。

  RK40について

  仕様

  分解

うーん、多分もう2度と新品を手にすることは無いだろうから、はんだ付けするのがはばかられたなー。。。早速繋いで鳴らしてみたが、一聴して音の明瞭度が上がったのが分かった。一言で言うなら1枚ベールが取れた感じだ。中高域も曇りが取れてメリハリのある音になり音場も広がった。低域はハッキリクッキリした歯切れのよい音に変貌。これはほんまもんじゃな。もうRK27(MVS-1)には戻れない。。。










  1. 2021/03/09(火) 17:38:56|
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アッテネーターの音質比較開始

アッテネーターの音質比較をする事にした。

とりあえず、手持ちのアルプスのRK27(50KΩ)、手配中のRK40、東京光音電波製の600Ωフェーダーを写真の様に繋いで比較する。アッテネーターをパワーアンプ近くに置いて比較。我が家では、四連(か、二連を二個)にしないとスピーカーが鳴らないから面倒臭いが仕方ない。

このボリューム: RK27 は50KΩなので、MVS-1の10KΩより不利だと思ったが、最初は少ししっとり感が失せる感じがしたが、エージングが進んだらそれも無くなり、余分な引き回しが無いせいか雑味が減って良い感じになってきた。よりフォーカスが合った感じ。比較の基準としてバッチリだ。

しかし、信号ケーブルを駆動するには、インピーダンスはなるべく低くして電流を流した方が良いんでしょうね。考えてみると、音楽業界標準の600Ω駆動が良さそうだねー。うちのシステムでは600Ωでも駆動力に全く問題は無い。600Ωのフェーダーが期待が出来そうだ。楽しみ!

最終的には、余計な物とコネクタを極力省いて、シンプルな 『 ボリューム付きケーブル 』 にするつもり。


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  1. 2021/03/07(日) 22:42:57|
  2. システム解説
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ホーン駆動時のパワーアンプの音の比較

再度心を落ち着けてパワーアンプの音の比較をしてみた。

我が家のパワーアンプ3台でホーンスピーカーを駆動した時の音質比較。
(低域は、KRELLのFPB-350Mで固定)

2A3PPアンプ LUXKIT A3000YAMAHA MX-1
音場の広がり(空間的広がり)10
楽器の音の綺麗さ(美しさの度合い)10
フォーカスの良さ(滲みの無さ)10
楽器の音の立体感、透明感(繊細さ)10
魅力度(聞きたい度合)10
Dレンジ10

2A3 PP アンプがこんなに良くなるとは全く思っていなかった。A3000に少しでも近づけばと思っていたのだが、意外だった。

MX-1はそつが無く整った感じはするのだけれど、魅力に乏しい。トランジスタアンプはどれもこんな感じだと思う。MX-1はかなり良い部類。

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  1. 2021/03/07(日) 21:59:02|
  2. システム解説
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今一番気になる事:システムのボリューム

我が家では、
DACユニットが改善されてジッターの無い音が楽しめる様になり、それにつれてスピーカーやアンプもどんどん改善されている。

で、ふと思うと今一番弱いのは、システムのボリュームだという事に気が付いた。YAMAHAの ”MVS-1” というのを使っているけど、内部のボリュームはALPSのRK27だからそこそこだよな。悪くはないが、そんなに良くもないと思う。

さてこれを改善するにはどうしたら良いのか?

(1)古いミキサーなどから外した Vintage フェーダー?(Eckmiller?)
(2)固定抵抗式のアッテネーター?(Seiden: L-PAD?)
(3)高級なボリューム?(東京光音電波?、ALPS:RK40?)

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我が家は2WAYマルチだから、ボリュームは4連でないといけないので、めんどくさい。。。さらに欲を言うならバランスでやれたら一番良いけど、そうすると8連ボリュームが必要だ。。。そんな物は無い。。。

とりあえず音質の差を知るために、ALPSの最高級ボリューム: RK40の2連を2個手配中。
(これは評判はすごく良い【海外では Black Beauty と呼ばれているそうだ。】けど、廃番なのでなかなか手に入らない。。。)
RK50と言うシリーズも有って、まだ売っているようだけど2連で5万円とかする。とても買えない。。。
それよりは固定抵抗式の方が良いかな。

音量調整って結構厄介なものだという事に気が付いた。市販のプリアンプは論外(まともなものは高価すぎる)だし、DACとアンプの間にボリュームを入れるのって結構いやらしい。どこに配置するのかも悩ましい。(DACの近く?パワーアンプの近く?)ラインバッファーと組みで考えないといけないのかなー?それが正にプリアンプなんだけどね。。。

ボリュームって、雨傘と同じで昔から全く進化していないものの一つだな。昔からのテーマですね。:-)

  1. 2021/03/05(金) 15:23:24|
  2. システム解説
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今のシステム図(低域側にライントランスをかませた)

低域側のDAC出力を下げるために、ライントランスをかませた。
手持ちのパッシブプリの中に入っている 『Plitron の PAT-4126 』

  Plitron PAT-4126

とても良いトランスで、音質劣化をさせずにゲインを下げる事が出来た。(当たり前だが)

さらにおまけでトランスを入れたことで、低域と中高域の繋がりが素晴らしく良くなってしまった。今までクラシックの弦の音など少しザラつく感じが有って、2A3 PP アンプの音が荒いのかなと思っていたのだが、実はそうではなく低域側の音がザラついていた影響だったんだね。まあ、低域側はトランジスタアンプだしね。

ボーカルやフリューゲルホーンなど中音の楽器がさらに一体感のある音になったし、全体の音場が綺麗に一つになった感じ。(今まで上手く繋がっていなかったと言う事が分かった。)クロスが500Hzとかなり低いのに、低域側の音色が中高域にまで影響するんだね。それもびっくり。低域側がしっとり滑らかになったので全体も滑らかな色っぽい音に変身した。

全く期待していなかったのだが思わぬ収穫だった。
理由はいくつか考えられる。

  (1)トランスを入れたので駆動力が上がり、音質的に滑らかになったため?
  (2)DMX-E3000でデジタルでゲインを落としていたのがあまり落とさなくてよくなったため?
  (3)トランスで絶縁されたため?

まあ、それらの合わせ技かなーと思われる。
これでシステムのゲイン配分は適正になったし、音も理想に一歩近づいた。大型2WAYスピーカーから出る音とは思えないリアル感たっぷりの繋がりの良い音になって来たよ。

うちのシステムは、考えたことと違う事が起きて改善されていくなー。:-)
中高域の透明感がさらに一歩前進すれば理想的だなーと思う。

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  1. 2021/02/28(日) 20:21:02|
  2. システム解説
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今のシステム図

2A3 PPがすっかりホーン駆動用アンプになってしまった。
『 ラジオの様に自然で、よく聞くとすごくHiFi 』 がかなり実現出来たのには驚いた。
とにかく音がにじんだ感じが全く無い。フォーカスが良くとても聞きやすい。

『ドカーン、バシーン、ズンズン』みたいな、これ見よがしな HiFi 感の音はどうも好きになれないのだ。
だいたいそういう音はにじみが激しい。

だがまだ100%満足しているわけではない。
やはり無帰還アンプの弱点の音の荒さは若干ある。A3000の方が繊細な感じはする。
このアンプでなんとかもう少し繊細感が出せれば最高なのだが。。。
電源をもう少し磨いてみるかなー。。。

ラインバッファーは6倍のゲインで落ち付いた。10倍では歪んでしまった。
これでボリュームはまあまあまともな位置で聞けるようになった。
次は低音用のDACのゲインを落としてあげないと。 さてどうやるかなー。。。

使用中の2A3の写真。 RCA製の軍仕様のほんまもん。
オークションで見るとペアで4万円くらいしてるね。びっくり。
2A3は300Bと比べると音が渋いという評判のようだけど、僕はその方が好みかも。
お酒に例えるなら、300Bは『越乃寒梅』、2A3は本格醸造って感じかな。

この2A3は、1956年製だから僕と同い年だね。。。何か縁を感じる。

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  1. 2021/02/25(木) 23:22:02|
  2. システム解説
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2A3 P.P. アンプの再改造開始!その4

信号線にこれだけの Western Electric のワイヤーが使われていた。

ご存知かと思うが、真空管マニアの間では有名なワイヤーで、ファンが多いようだ。表面の外皮が編んだ繊維なので触った感触は良いし、見た感じも悪くない。

中の導線は硬めのメッキ線だし、表面が繊維なので切りっぱなしだとほつれてきて取り扱い性はあまり良くない。こうやって末端をヒシチューブで処理すると良い感じだね。

他のアンプでも使った事があるが、音はメッキ線なのでキラキラした感じになる。アンプとの相性もあるようだ。好みの問題だろう。正直今まであまり良い印象は持っていなかった。

試しにこれだけの線を普通の銅線のワイヤーに変えてみた。変えてびっくり。音が何だかつまらなくなってしまった。色気が無いと言うか、覇気がないというか、なんだか味気ない。

結局、元に戻した。 この2A3のアンプとウェスタンの線材は相性が良いようだ。ウェスタンの線材の良さを感じた初めてのアンプだ。

色々な偶然?も有り、このアンプは良い音で鳴っているようだ。
ホーンスピーカーでも鳴らしてみたが、非常に自然な音で鳴る。ボーカルもホーンもピアノもすごく自然で美しい音だ。音場の再現性も抜群だ。そういった点でA3000を完全に超えてしまった。(正直意外だった。) 

   『良い部品+無帰還アンプ』

の良さが出ている。僕の目指している 『ラジオの様に自然で、よく聞くとすごくHiFi』 に一歩近づいた。

次の課題は、このアンプのゲイン不足を補うために、DACのラインバッファーのゲインを上げてやることだな。

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  1. 2021/02/22(月) 17:00:23|
  2. 真空管アンプ
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2A3 P.P. アンプの再改造開始!その3

インターステージトランスの2次側負荷抵抗用に手配した200KΩの抵抗が来たので付けてみたが、予想に反してつまらない音だった。どうもこのアンプ(トランス)に関しては2次側の負荷抵抗は付けてはいけないようだ。

その代わりと言っては何だが、少し気になっていた2A3のカソード抵抗の10ΩをRSN抵抗に交換した。これで信号経路の抵抗は全てRSN抵抗になった。(と言っても2種類しかないが)

音はあまり変わらないかと思っていた(たかが10Ωだし)のだが、さにあらず。音の変貌に驚いた。音のしっとり感がしっかり出るようになった。たかが10Ωの抵抗でこんなに音が変わるんだね。(こういう実験がしやすいのも部品数が極端に少ないおかげ)

ボーカルやピアノなどが少しざらつくような感じが有ったのだが、それが見事に無くなって滑らかな音に変貌。弦やシンバルなど高音も綺麗な音になった。中低音の量感も無帰還アンプとは思えないレベルで、FPB350MやMX-1と比較すれば歯切れの良さでは負けるが、不自然さは無く充分楽しめる。

この改造以前からフォーカスの良さと音場再現性は抜群だったので、これで我が家のNo.1アンプに変身した。正直、こんなシンプルなステレオアンプがここまで音が良くなるとは思ってもいなかった。一般に良いと言われているツインモノでもないし、整流管でもないし、NFBもかけてないし、凝った回路でもないし、高価な出力管でもない。全て常識に反しているように思われる。僕はこういうの好きだなー。

  『真空管アンプは、シンプルで理にかなった回路で、良い部品を選べば素晴らしい音で鳴る。』

は間違いないようだ。もっと改善する案が有るか考え中。
(影響ないとは思うが、信号線のワイヤーが何種類かあって気持ち悪いので、それと引き回しを整理したいな。。。) 

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  1. 2021/02/19(金) 10:04:59|
  2. 真空管アンプ
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2A3 P.P. アンプの再改造開始!その2

まだ納得のいく音になっていなかった『2A3 P.P. アンプ』を再度見直した。
初段の動作を改善することにフォーカスした。

考えられる改善点としては、

  (1)初段の動作点(動作ライン、負荷電流など)
  (2)使用している抵抗(カソード)の質
  (3)反転トランスの2次側の負荷抵抗値(今はオープンになっている)

だろうと当たりを付けて対策を考えた。真空管:76の特性表を入手して検討。

元の回路だと、初段の電流が各真空管当たりで3.3mAくらいと低めになっていた。そこで5mA程度まで増やす事にした。電流が増える事も音質向上の重要なファクターだが、それだけでなく、その値が一番良い動作点だろうと踏んでいた。それと同時にカソードのバイアスを決めている抵抗がオリジナルのカーボン抵抗と後から追加した金皮抵抗がパラになっていたので、気持ち悪いのできちんと一本にすることにした。新しい抵抗には、僕の知る限り最高の抵抗と考えている『RSN抵抗』に変更することに決定。

バイアスの増大に伴って電源のドロップ抵抗の値も変更する必要がある。
心配だったのはこの『RSN抵抗』は最近廃番になったと聞いたので、売っているか心配だった。だが、秋葉原の瀬田無線に行ったら無事に手に入れることが出来た。良かった。

変更自体は4本の抵抗を入れ替えただけのシンプルな改造だったが、その効果に驚いた。
バイアスを深くしたことで電流が多くなり、動作点も音質的にちょうど良い所になり、さらに抵抗も高品質なものにしたので、その合わせ技で良くなったのだろう。経験ではカソードの抵抗はかなり音質に影響する。この抵抗がバイアスを決定するし、入力電圧の変化をプレート電流に変化させる最重要な役目だ。一般的にはプレート抵抗も影響が大きいが、この回路ではトランスしかないので、それ以外で音に影響するのは電源の質とカソード抵抗のみだ。

一言で言うなら透明感のある海の様な音。荒い感じが有った高域が見事にきれいになり、今までで最高の音楽性のある音を奏でるアンプに変身。クラシックの弦のハーモニーも美しくなったし、弦のハーモニーの中の各楽器の音が分離して聞こえる感じ。無帰還アンプだから各楽器の音のフォーカスが良く、余分な濁った(滲んだ)音がしない。ドラムのアタック音もビシッと決まるから激しいがうるさくもない。空気感や自然な音場再生も素晴らしい。楽器の音の後の余韻が空間を3次元的に複雑に流れていくのがわかる。

今残っている4台のアンプはどれも個性が有って素晴らしい。高域の繊細さと低域の歯切れよさという点では、わずかにA3000の方が良い。透明感とエネルギー感ではMX-1、フォーカスの良さと音場再現性はこれが一番良い。このアンプは非常に自然な感じで鳴るのが凄く聞きやすい。耳が好む音だ。出来が悪かったら部品取りでオークションに出そうかと思っていたのだが、手放せなくなった。

さらに改良するとすれば、もう一息しっとり感(深み)が出ると最高だなー。
それを目指して、森さんからご指摘のあったインターステージトランスの2次側の負荷抵抗も試してみた。2次側に念のため買っておいた40KΩを付けてみたが、これだと音が抑え気味になり過ぎる。それよりは無い方が良かった。恐らく200KΩくらいが適切かと思われる。この抵抗の値でそういった調整が出来ることが判ったからうれしい。近々手配してやってみよう。

このアンプの音がこれからの基準になった。夜中なのに、ブレンデルのアルバムを丸々聞きこんでしまった。今まで聞こえなかった音(演奏者の吐息や楽器以外の音)がいろいろ聞こえるのだ。

今回の改造で分かったのは、

  (1)真空管アンプは各パーツと回路を徹底的にブラッシュアップする必要が有る。
     上手くやれば、パラメーターを変更して音質の調整が出来る。
  (2)動作点と部品を上手く選べば、シンプルな回路で十分に素晴らしい音が出る。
     余計な回路と音質悪化を招く余計な部品をいかに取り除くかがカギ。
  (3)負帰還はプラス面もあるが、マイナス効果も大きい。(必ずしも必要ない)
  (4)最大出力や定格入力値にこだわらなければ、楽しい回路が設計できる。
     (部品の特性を生かし、無理をしない回路設計!)
  (5)特性を計ったら大した数字は出てないでしょう。
     だが音質は今まで聞いたアンプの中で最高レベルだ。
     今までいかに数字に騙されていたかが理解できる。
  (6)ステレオアンプなのにセパレーションがすごく良い。不思議だ。
     左右のチャンネルが左右に完全に分かれているせいか?
 
ということと、ラインバッファー付きツインDAIのAK4495 DACユニットの素晴らしさも再認識。こんなに細部まで美しい音が聞こえたのは初めてだ。 

さて、このアンプのゲインの低さを補うため、DACのラインバッファーのゲインをさらに2倍上げてあげよう。そもそも家庭用と業務用のDACの出力は約4倍違うんだよね。業務用のラインレベルにすればちょうど良い感じ。

kairo2A3.gif

おまけの情報。
瀬田無線(秋葉原:ラジオデパート)の方に伺ったのだが、実はこの『RSN抵抗』はイーグローバレッジ社が販売していて最近廃番になったのだが、元の製造メーカーはタクマンだそうで、タクマンでの型名はRLCs抵抗というそうだ。瀬田無線はタクマンから買っているとのこと。だから、無くなる心配は全くないそうだ。良かった! 安いし音が良いと認識している人が結構多いそうで、おじさんと話が盛り上がってしまった。下記参照。

  rsn_120.jpg

  瀬田無線

  タクマン RLCs抵抗

  1. 2021/02/16(火) 14:15:12|
  2. 真空管アンプ
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2A3 P.P. アンプの再改造開始!

いままで中途半端にしていた、2A3 P.P. アンプの再改造を開始した。
DACユニットの音が良くなってから、オーディオが楽しいので、色々な事に手を出している。

『初段:3極管の2パラ+中間(反転)トランス+固定バイアス3極管プッシュプル出力回路+NFB無帰還』

という最小構成のPPアンプ。最もシンプルな回路構成と優秀な部品でパワーアンプを製作したらどんな音になるのか知りたくて製作。わずか2段でアンプを構成。信号経路にコンデンサーが入っていない。

回路構成を極限までシンプルにしたので、ゲインは一般のアンプより10dBくらい低い。感覚的には、今までプリアンプのボリュームが1/3くらいで聞けていたのが、2/3くらいまで上げないと同じ音量にならない。一般的には問題ないかとは思うが。

写真の様にUTC製の希少な出力トランス: LS-55が使われている。
固定バイアスのトランス反転型の回路方式。真空管は、76(United Electron) - 2A3(RCA製軍用JAN球 CRC 2A3)。LS-55は2次側を1.2Ωから500Ωまで変更できる優れもの。電源回路にも工夫し、シリコンカーバイドショットキーダイオード(ROHM : SCS105KG)や大容量コンデンサー(220μF x 4)を適切な場所に実装。

LUXKITのA3000が今まで聞いたアンプの中で最高だと思っているが、音の繊細さでは高帰還率のA3000にかなわないが、フォーカスの良さ、伸び伸び鳴る感じや自然な音場再生&空気感ではこちらの方が良い。無帰還なので位相の狂いが無いせいだろうが、ドラムのアタック音がにじまないので、強烈であってもうるさく無く聞ける。無帰還アンプの特徴が良く出ている。改善のお陰でハムノイズも入力オープンでも特に感じない。

前オーナーさんからオークションで入手後、真空管アンプのメンテをしている方に希望の回路方式をお伝えして改造していただき、その後、自身でさらに改善。

今回の改善内容は、

(1)ハム音がまだ有ったので、引き回しを変更。ヒーター用の配線などAC線とその他の信号線を分離。
   どうしてもAC線と信号線の交差が必要なところはなるべく直角にするか、空間的に離した。
(2)”電力を消費するところ: トランスの近く” に電解コンデンサ(220μF)とフィルムコンをパラで4組配置
(3)バイアス回路の平滑コンデンサーにもフィルムコンデンサーをパラで配置

これらにより、ハム音はほぼなくなり、低音の力強さやしっとり感、音場再現性が抜群に良くなった。
無帰還のアンプとは思えない滑らかで深い音場再現が出来ている。

ただ、今の段階では高域の荒さが気になる。低音の締まり具合も負けてはいるが、量感も十分あり気にするほどではない。高域の荒さ、その点でのみA3000にまったく敵わない。もしかしたら長期間エージングで改善するかも。うーん、もう一工夫だな。ガンバロー!

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  1. 2021/02/12(金) 22:18:44|
  2. 真空管アンプ
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ラインバッファ その3

DACユニットにラインバッファーを入れてから初めてMX- 1とパッシブプリとヘッドホンで聞いてみた。ラインケーブルが短いからあまり変わらないのではないかと思ったのだが、さにあらず。その違いに驚いた。

空気感、立体感がめちゃくちゃ高まった。特にベースの音が空間全体に響いていて今までと全然違う感じに聞こえ、音場の隅々までいろんな音が聞こえる。ついついボリュームを上げて細部に聞き入ってしまう。しかもドラムなどのアタック音もリミット無く出てくる感じだから、耳を壊しそうだ。気をつけないと危ない。

HS-20 のDAC出力と切り替えて聴き比べるのだが、その差にビックリする。HS-20 のDAC出力もまあまあ良いかと思っていたのだが、聴き比べると切り替えた瞬間に音が平面的になりガッカリする。

LME49600のラインバッファも凄いと思うが、MX- 1も凄い。音場の再現性ではA3000を超えてN o.1だな。手放せなくなった。ヘッドホンで聞くときはMX-1確定だな。(スピーカーはA3000の方が良い。)

いやー、最近驚く事ばかりだ。

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  1. 2021/02/07(日) 12:44:08|
  2. 未分類
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ラインバッファー その2

ラインバッファー その2

この基板はDCサーボ機能がついていて、直流が出る心配がないのが良い点ではあるが、
残念ながらその機能は外した方が、がぜん音が良い事が判明。

2個目のOPアンプがその機能なのだが、単純に取ってしまえばよい。

DCサーボを取ってしまったら、がぜん音が良くなった。
初段のOPアンプは、LME49860。他のOPアンプ(OPA627とか)も挿してみたが、これが一番相性が良い。(昔調べたところでは、LME49990が最良のOPアンプだったが、今買おうとすると1個5000円くらいするね。)

ラインバッファーなので音がどっしりするし、かつすごく滑らかで色気のある音に変身。
2WAYスピーカーの音のつながりが一段と良くなった感じ。ピアノ、ボーカルや管楽器などの中域が色気が有って美しい。

LME49600はとても良いバッファーのようだ。気に入った。ラインバッファーも奥が深いのかもね。
まあ、長いケーブルを駆動して良い音で伝えるってよく考えると凄い事だよね。

スピーカーがきれいな音で鳴るので、最近ヘッドホンの出番が凄く減った。

LME49600-3.jpg

  1. 2021/02/03(水) 13:14:27|
  2. DAC
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ラインバッファーを入れてみた

DAコンバーターが良くなってから、スピーカーの音が凄く良くなったので、スピーカーを鳴らすことが凄く多くなった。ヘッドホンをあまり使わなくなった。より良くなるようにいろいろ実験中。

我が家では、デジタル部とアナログ部が2Mほど離れているので、アナログラインが結構長い。
ツインDAI AK4495W DACユニットのラインバッファー(3枚目の写真のMUSE)では力不足かもと思って、ラインバッファーを入れてみた。

LME49600を使ったラインバッファーを2枚使用。LME49600はラインバッファーやヘッドホンアンプ用のICで、

  LME49600

  Low THD+N (VOUT = 3VRMS, f = 1kHz, ): 0.00003% (typ)
  Slew Rate: 2000V/μs (typ)
  High Output Current: 250mA (typ)
  Bandwidth
   BW Pin Floating: 110MHz (typ)
   BW Connected to VEE: 180MHz (typ)
  Supply Voltage Range: ±2.25V ≤ VS ≤ ±18V

と、高スペック。 音はどうか?

エージングが短い段階で昼間聞いた時はどっちが良いか悩んだのだが、エージングが進んで夜に聞いたらバッファーを入れた方が圧倒的に良かった。スピーカーから出る音場が圧倒的に綺麗になった。各楽器の定位が良くなったし、空間がより前後にも広がった感じで、ボーカルもよりリアルになった。そこに人が居るような感じがより強くなった。

やっぱり駆動力が足りていなかったんだな。ジャズもクラシックも良い感じ。小さい音でも大きい音でもきれいな音が楽しめる。悪い所はなさそうだ。良かった。

これでますますヘッドホンの出番が少なくなるな。

Buffer1.jpg

Buffer2.jpg

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  1. 2021/01/31(日) 20:17:28|
  2. DAC
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チャンネルデバイダー

チャンネルデバイダーのクロスオーバーについていろいろ実験してみた。

400Hzクロスもやってみたけど、やっぱり500Hzが良いな。
400Hzだとホーンから雑味が出る感じで音が汚れる。

クロスでの減衰率も変えてみた。うちのシステムではなるべく急峻にカットオフする方が良い。お互いのスピーカーユニットの音が混ざらない方が良いようだ。特にホーンは急峻にカットした方が音の雑味が減る。

クロスポイントは-3dB、 -4.5dB、 -6dB と変えてやってみたが、-4.5dB が丁度良い感じだ。クラシックなら-6dB でも良い感じ。

MOTUの8Dは、色々な設定値を名前を変えて保存できるし、WiFiに繋がったスマホから切り替えられるから便利だ。スマホだと画面が小さいので設定値を変えるのはいささか難儀なので、PCで設定値をいくつか保存しておいて、スマホで切り替えるのが良い。

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equalizer1.gif
  1. 2021/01/30(土) 14:29:38|
  2. システム解説
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オーディオをつまらなくしたのは何か?

僕はハイレゾなどの技術競争がオーディオをつまらなくし、音質も悪くしたと思っている。そういう難しい屁理屈が優先されてしまって、音質にとって大事な技術が蔑ろにされているから。

昔のオーディオは、物を見れば大体どんな音が出そうか想像が付いた。だが、デジタルになってから、ユーザーはサッパリ中身が分からないし、どんな音かも分からない。

崖から飛び降りた気持ちで、30万円出してDAコンバーターを買ってもガッカリするばかりだ。
30万円出して進歩が感じられないなら、そんな趣味は成り立たない。そう言う意味でオーディオは趣味として終わっているのだ。

最近、スピーカーの分野では自作派をサポートする事で、着実にユーザーを獲得していらっしゃる会社さんがある。音質レベルもユーザーと共にどんどん上がっている様だ。尊敬すべきやり方だと思う。それに比べて、電気系は全然ダメだ。

最近いろいろ実験してみて確信した。本当に心動かされる音が出る機材は、屁理屈で武装した機材ではなく、地道に改善を重ねた機材だ。電源ノイズをへらしたり、グランドの取り方を工夫したり、クロックを改善したり、電源トランスは大きい方が良い。DACチップの音質なんて、この30年全く進歩していない。問題はそれの使い方だ。

昔のオーディオは、例えばプレーヤーのトーンアームだって、カートリッジだって、昇圧トランスだって、大体五万円出せばかなりの高級品が買えたよ。それに比べて、今は五万円では音質的にはクズの様な機材しか買えない。(機能は良くても)DAコンバーターの良い物が欲しいなら100万円くらい必要ではないか?

そんなのリスク高すぎてやる気にならないよ。
だからDAコンバーターを売るのではなくて、それを構成する部品を売るべきなんだと思う。
DAコンバーターの重要な要素は、電源、グランド、クロックなのは明確だから、そこをしっかり押さえた上で、DACチップやアナログ回路などは好みで変えられる様になっていたら、どんなに嬉しいか。そういう機材があれば30万円出して進歩が無いなんて事はないでしょう。

そういう意味では、MiTake さんの基板ビジネスは一番それに近いやり方だ。僕も愛用している。願わくばもっとハイレベルな音質を目指して回路を考えていただけると嬉しいのだが。

DAコンバーターの中身を規格化して、いろいろな部品(基板)を交換して楽しめる様なキットがあったら嬉しい。それが本来のオーディオの楽しみ方だ。お金が出来た時にちょっとずつ高級部品に変えていける様なDACキット。そんなのがあったら楽しいなー。

もういい加減、音質からかけ離れたオーディオビジネスはやめようよ。一回五万円で必ず改善出来るオーディオでなかったら、オーディオに未来はないよ。

(そんなオーディオに愛想をつかして、昨今のオーディオはむしろ音楽を作る方にシフトしているし、それは創造的な良い事だと思うけど、『聞く』オーディオも残って欲しいな。)
  1. 2021/01/24(日) 12:43:03|
  2. システム解説
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プロのレコーディングや機材とは?(その2)

プロのレコーディングや機材についての調査の続き。

こんな情報もある。

  ワーナーミュージック・マスタリングが採用した「エンジニア オーディション方式」とは?

どうも、音楽制作業界ではマスタリングという作業がとても大事な作業であるという事は分かってきた。この資料にもあるように、その工程の中で一旦アナログに戻して作業する事もあるのだね。(デジタルのみで完結する場合も有るらしい)

そのためのAD/DAコンバーターとしてよく出てくるのが、Apogee の Rosetta 200 という機器。15年くらい前の発売のようだが、今でも現役で、長くこの用途では定番のようだ。当然ワードクロックの入力があるし、調べるとこの頃からDAではデジタル電源の質が大事だと言っている人もいるね。

  Apogee の Rosetta 200

昨今のオーディオインターフェースが多チャンネル化してPCやネットワークに繋がって便利になっているのに比べると、2chの単なるAD/DAコンバーターでPCに繋がるIFも持たないというから驚きだ。よっぽど当時としては出来が良かったのだろう。

僕自身は、多チャンネル化されたオーディオインターフェースをいろいろ聞いてみた(RMEやMOTUなど結構評判の良い物)が、正直そのDAコンバーターを我が家でオーディオに使う気にはなれなかった。RMEなどオーディオ用でも評判良いけど、僕的には全然だめだと思う。まだMOTUのほうが良かったかも。

一方、それら業務用オーディオインターフェースのソフトウェアの技術(ミキサーの機能など)は素晴らしいと思った。非常に惹き付けられた。

で、そこから少し外れて業務用のデジタルミキサー(DMX-R100など、当時250万円くらい)をいじくってみた。機能は素晴らしいと思ったが、それのDAコンバーターを自宅のオーディオには使う気にはなれなかった。プロ用だから良いという事ではないという事が良く分かった。それよりもずっと昔のDMX-E3000の電源を改良したモノの方が音はよほどよかった。(44.1KHzと48KHzしか扱えないけど)それはいまだに我が家のDACとして存在している。

だから僕は今、DAコンバーターの無い MOTUの8D をオーディオインターフェースとして使い、チャンネルデバイダーとして使って、DAコンバーターは気に入った物を別途用意して使っている。

DAのチャンネルを沢山持った機材は、業務用と言えどもよっぽど高価(100万円くらい)なものでなければDAの質に期待はできないと思う。(音の質より機能優先の商品価値なのでしょう。)

気になる物としては、

  Antelope Audio / アンテロープ Eclipse384

ぐらいか? これは先日オークションに出ていたのだが、買い損ねた。。。

『 Apogee の Rosetta 200 』  2ch しかない業務用 AD/DAコンバーター。ぜひ試しに聞いてみたいものだ。恐らく家庭用オーディオでも使える業務用DAコンバーターでは最高レベルなのではなかろうか。我が家のリファレンスにぜひ欲しい。

この機材はオーディオマニアでも使っている人がいる。

  オーディオみじんこ

この方、真空管アンプに音源は TASCAMのDV-RA1000HD かなり僕の好みに近い。:-)
秋葉原にデモルームがあるんだね。。。

B_APOGEE_rosetta200.jpg
  1. 2021/01/19(火) 15:00:19|
  2. システム解説
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プロのレコーディングとは?

最近、業務用の機材(デジタル)を使うことが多いので、『プロのレコーディングや機材』とはどういうものなのか気になって見ているのだけれど、正直良く分からない。でっかいミキサーのあるレコーディングスタジオが有るのは知っているけど、それ以外にもマスタリングという作業も有るらしい。

こんなサイトが役に立つ。

  続・マスタリングのお話し2(前フリ) | ギター兄ちゃんの独り言…

  ADコンバーターのお話し。 | ギター兄ちゃんの独り言…

これを見ると、いわゆる市販される音楽データは、デジタルで録音して一回アナログにして色付けし、再度デジタルにしているんですね。それをマスタリングと呼ぶらしい。そのためのAD/DAコンバーターがあるとのこと。

人が音楽を聴く環境(オーディオルーム、ラジオ、車の中とか)を考慮して音作りをするという事なんでしょうが、オーディオマニアの私としては驚くしかない。。。

『そこがアナログなんだ。。。』

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マスタリング時の一般的な信号の流れの例は↓以下の流れです。あくまで一例ですが。

 1.再生装置(DAWソフトやプレイヤーなど)
  ↓
 2.DAコンバーター
  ↓
 3.アウトボード(EQやコンプレッサーなど)
  ↓
 4.ADコンバーター
  ↓
 5.DAWソフト/マスターレコーダー

  1. 2021/01/18(月) 14:53:42|
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色々な実験: 抵抗でアッテネーターを作った。

DACが良くなって、ホーンがとてもきれいな音で鳴っているので、スピーカーを鳴らすことが格段に増えた。なんとも言えずリアルな音場表現で、色々な楽器の音がクッキリ分離して聞こえる。驚きだ。

なので、色々なオーディオ的実験を繰り返している。

その一つがホーンやヘッドホン用のアッテネータ(1/4に分圧)。
今まではトランス式のアッテネーターを常用していたが、抵抗分圧とどっちが良いのか。

何とも言えず不思議な結果だった。写真の様な抵抗式のアッテネーターを作って、MX-1とA3000で使ってどっちが良いのか試した。
結果は、A3000(真空管アンプ)にはトランス式アッテネーター、MX-1(トランジスタアンプ)には抵抗式アッテネーターだった。

ホーンやヘッドホンを美しい音で鳴らすにはA3000+トランス式アッテネーターが深みのある色気のある音でとても良い。クラシックの弦の音が艶めかしい。

一方、MX-1でヘッドホンを鳴らすには抵抗式の方がハッキリクッキリしていてマッチしていた。恐ろしく明瞭なハッキリクッキリした音で、空気感も有りジャズがリアルだ。前者とは対極な感じだがこれも有りだなと思う。ただ、ホーンを鳴らすと色気のない音になってしまうのが残念ではあった。特にクラシックが。。。

今、ホーンが美しい音で鳴っているのは色々な選定(過去の経験則)が積み重なっての事なんだなと再認識。

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MX-1用のヘッドホン分圧抵抗を作った。
トランス式のアッテネーターとどっちが良いのか再確認する意味もある。
抵抗は最高の抵抗:RSN2S。 もうディスコンかもしれないが。。。

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  1. 2021/01/17(日) 23:05:29|
  2. ヘッドホン
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念願のYAMAHA MX-1を手に入れた

念願のYAMAHA MX-1を手に入れた。
YAMAHA最後のピュアオーディオパワーアンプ。当時10万円。

オークションに状態の良さそうなのが出ていたので落札。
状態はすこぶるよかった。外装もほとんど新品状態。中もとても綺麗でコンデンサーもとても良い状態。大事に使われて使用頻度は少なかったようだ。

ツインモノ構成だし、トランスもでかいし、防振にも凄く気を使ってる。すべて丁寧に設計してあるようだ。
しばらく聞いてみたが、少し音がかさついている様だったのでバイアスが低くなっていると思われたので、サービスマニュアルを手に入れて調整した。思ったとうり、14mV~15mVの規定のポイントが9mVになっていた。どの古いアンプもバイアスが浅くなる傾向がある。

バイアスを調整したら、音がしっとりして良い感じになった。
かなりいけてる。今まで聞いたトランジスタアンプの中で一二を争う。FPB-350M とどっちが良いか悩む感じだ。
楽器の立体感も素晴らしいし、濁った感じはみじんも無く、低域から中高域までの空気感が良い感じ。

ただ、クラシックを聞くとやっぱり真空管のA3000の方が良いなー。。。真空管アンプの弦の艶っぽさは無い。なのでホーンの駆動はちょっと難しいみたいだ。

3万2千円は超安。状態が凄く良いので、残留決定!ヘッドホンアンプとして使う予定。
こういう良い物はもう二度と製品化されないでしょうね。趣味のオーディオはどうなってしまうのでしょうね。。。

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  1. 2021/01/11(月) 15:18:52|
  2. アンプ
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TWIN DAI AK4495W DAC UNIT と DMX-E3000の音の違いについて

TWIN DAI AK4495W DAC UNIT と DMX-E3000の音を比較し続けていると、どちらもハイレベルだと思うけど、音の出方がかなり違う事に気づいてくる。

その差をどう説明したら良いのか悩んでいたのだけれど、大分頭の整理がついてきた。

その差は例えるなら、輪郭を描かない絵画と描いた絵画の差と言える。

TWIN DAI AK4495W DAC UNITの音はパッと聞くと輪郭の無い(強さの無い)音に聞こえるのだけれど、ボリュームを上げるとその聞こえ方は一変する。まるでステージの上に体を突っ込んだかのように楽器のディテールが聞こえてくる。細部まで分解して聞こえるのだ。

一方、DMX-E3000の音は比較的小音量でもしっかりどっしりと音楽の輪郭を伝えてくれる。輪郭が分かるから、ステージの上の奏者の音をステージの前方で聞いている様に音が聞こえる。凄く良い音なのだが、音量を上げても全体の音が大きく聞こえるだけで、細部までは聞こえて来ない。

今まで僕はDMX-E3000の様な音が普通なんだと思っていたので、AK4495W DAC UNITの音を最初に聞いた時は大人しい感じの音だなと思ったのだが、その差が輪郭を描かない絵画と描いた絵画との差なんだと気づくのに少し時間がかかった。

TWIN DAI AK4495W DAC UNITは、時間軸的にはマスタークロックを使い極限までジッターを減らし、電圧軸的にも極限の分解能を持っているから、輪郭を描かない絵画を見せてくれることが可能なのだろう。音が3次元的に部屋中に広がっている感じだ。音量をどんどん上げても全くうるささを感じずどんどん細部が聞こえてくる。逆に言うと音量を上げないとその真価は発揮されない。(気を付けないと耳を壊しそうだ)

この差は聞き方を変えて耳を慣らさないと分からないと思う。同列に比較してはいけないのだ。

さてどっちが音が良いのか?好みの問題ともいえるかもしれないが、僕はより多くの楽器の音が立体的に聞こえるという意味で、TWIN DAI AK4495W DAC UNITの音の方に未来を感じる。

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  1. 2021/01/04(月) 23:24:49|
  2. DAC
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新年の実験シリーズ

DACユニットの音が良くなったのは間違いないが、いろいろやっているので何が実際に効いているのか、思い込みが無いかどうか確かめる必要があるなと思って、裏どりをしている。

まず、マスタークロックの原発振に10MHzのOCXOを使っているが、これが本当に必要なのかどうか?実は内臓のXTALで十分なのではないか?単純にOCXOの出力を外せばよいから簡単に確かめられる。

だが外してみて驚いた。やっぱりOCXOは凄く効果が有るのだ。外すと空気感や楽器の立体感がなくなる。特にベースの音の空気感が無くなるのに驚いた。こんな違いがあるんだね。

その次に、マスタークロックが出す256倍クロックをMCLKとして使うと音が悪くなったが、波形が汚いのかと思って波形をオシロで確かめた。これはそれほど汚くないね。音が悪くなる原因はGndレベルの違いだと思う。マスタークロックのGndが他から浮いてしまっているからだろう。Gndをきちんと取れば改善する気がする。

今とにかく大事な事は、DACのデジタル回路のGndの安定化だな。特にクロック周りの。。。

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  1. 2021/01/02(土) 16:12:07|
  2. システム解説
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DACユニットがメチャクチャよくなったので、スピーカーを調整中

DACユニットに銅板のGndを敷いてから、一段と音が良くなった。
それまででもジッターレスな感じで、空間表現や楽器の立体感が凄く改善できていたのだけれど、それにプラスアルファで高域の綺麗さ、滑らかさが加わり、さらに音が深みを増した。背景の静寂感が増した感じと言えばよいか。(TVで言うなら液晶TVが有機ELTVになった感じ) 

CDの出現後、ジッターのある音が我慢できずにオーディオをやめてから、ジッターの無い音を得るのに30年かかったね。アナログオーディオはちゃんとお金をかければ音が良くなったのに、ウソだらけのデジタルオーディオ業界は何をやってるんでしょうね。。。

ウーハーボックスの配線交換で低域も凄く良くなったし、あまり今まで本格的に調整していなかったスピーカーのパラメーターをいじくれるようになった。

ホーンスピーカーはジッターのある音だと凄くうるさくなってしまうので、DACにジッターが有るとどうも聞く気になれなかったのだけど、最近は頻繁にスピーカーを鳴らしている。やっと深みのある中高域が得られたという感じ。(ドームスピーカーはそれの真逆でジッターをあまり感じさせない音だと思う。)ホーンスピーカーはトランジェントは抜群なので、うるささ(ジッター)が無くなれば最高のスピーカーだと思うが、かなり扱いが難しいからあまり流行らないのだろう。ホーンスピーカーから出るサックスなど最高だ。

クロスオーバーの仕方でもかなり音の感じが変わってくるのが判ってきた。
クロスオーバー周波数は500Hzで変えていないのだけれど、ホーンはなるべく急峻に(-24dB/Oct)カットオフしてしまった方が良いようだ。その方が、全体の音の透明さが増す感じ。ホーンに低音が入ると音が滲んでしまうのだろう。その分、ウーハーはなだらかにカットオフしてカバーする様にしている。

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  1. 2021/01/01(金) 22:32:50|
  2. システム解説
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今年最後の実験(DACに銅板)

今年最後の大実験。

いろいろやってみてDACユニットで大事なのは、

(1)デジタル部の電源の質
(2)MCLKの質
(3)デジタル部のGndの質

特にGndが大事なんじゃないかと言う事が見えてきた。
と言う事で、そういえば家に分厚い銅板があるのを思い出した。
これを基板の下に置けばGndが安定しそうだな。

ということでやってみた。基板を乗せて1か所だけ基板からGnd線を銅板に繋いだ。

最初はDAC基板のGndを銅板に繋いでみた。まあ、良いような気もするが良くないような気もする。微妙な感じだった。また企画倒れかな?と思った。

しばらく聞いていてふと思いついた。デジタルGndはいくつかの基板に繋がっている。だからどこかを繋ぐのが一番良いはず。だとすると、一番ナイーブな部分を落とすべきだ。それならMCLKを作っているDAI基板のGndを落とすのが一番良いはず。

やってみたら大正解。アタック音がビシッと決まって滲みがみじんもないし、高域がキッチリと綺麗になった。スゲー音だ。

今回、とりあえず良くなったけど、Gndの取り方はまだいろいろ研究すべきだね。
ファインメット&コンデンサーアレーとどうやって共存させるのがベストか良く考えないと。
これはまだまだ実験できるネタだな。

今年の実験はこれでおしまい! :-)

cupper100.jpg
  1. 2020/12/31(木) 22:20:35|
  2. DAC
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DACのデジタル電源の改良

調子に乗って、DACのデジタル電源をさらに改良すべくあれこれやっている。

まずは、ファインメットアレーの作り方を工夫してみた。Gndラインに入れるビーズの1個あたりワイヤーを2回通す事で、ノイズ抑制効果を高められるのではないかと考え、それを10個並べてお花型に配置してみた。(受け狙いの意図も有り)

結果は、、、絶対に良くなると思ったら大外れ。ダメだった。。。なんでだろう?ワイヤーをループさせるとノイズを拾ってしまうのかな?とにかくダメだった。結局ビーズはただダラッとまっすぐに並べるのが良いと言う事が分かった。

さらにKIKUSUIの安定化電源: PMC18-5を入手して試している。これの良い所は、

  ① 重い。(トランスが大きい)
  ② 放熱器が後ろに出っ張っていないので、大きなインレットのACケーブルが使える。
  ③ オーバーボルテージプロテクションが有る
  ④ AC電源ONで出力が出る様に設定できる

なのだ。テクシオのPA-Bシリーズも同様。
早速試しているが、より良くなったのは間違いない。重厚感が出て中高域のノイズ感が減ったので、音がより綺麗になった。ACケーブルはKRELLのド太いこのケーブルが一番良い。太けりゃ良いというものではないが、このケーブルは音がしっかりして曖昧なところが無く、綺麗だ。

とにかくDACはデジタル電源が命だな。

それにしても、『菊水の電源にオーディオ用の電源ケーブルを挿して音が良い』なんて言ってるのは世界で僕だけかもね。。。

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  1. 2020/12/30(水) 21:46:55|
  2. DAC
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年の暮れ:今後の改善案

さて、今年はDACユニットがあっと驚く改善(かかった費用は僅か2万円くらい)をしたので、それ以外の改善が凄く楽しくなってきた。

とりあえず、以前から気になっていたウーハーボックスの中の配線を交換して、これもあっと驚く大変身。ホーンとのつながりも良いし、軽量コーンの特徴であるさわやかな弾むような低音(ウッドベースが気持ち良い)も出せて、かつ今まで出なかったズンズンと響く重低音も出る様になった。これもほとんど手持ち部品で出来たから、かかった費用は圧着端子の数百円だけ。これでやっとKRELLのFPB-350Mの本領が発揮できた。(もっと良いケーブルも有るのかもしれないが、ケーブルの重要性を再確認)

また、パワーアンプのAC電源ケーブルを非メッキの物にすべて交換したので、音の濁りが減った。

こうなってくるともっといろいろやってみたくなる。年末年始にやってみたいことリスト。

(1)マスタークロックからの256倍クロックのDAC基板への直結が本当にダメなのか再実験。波形が汚い?
(2)DACユニットのデジタル電源改善を徹底的に。(ファインメットアレーをもっと改善できそう)
(3)ホーン、アッテネーター、スピーカーケーブル、真空管パワーアンプの組み合わせに関して、まだ何か改善出来そうな気がする。
(4)DMX-E3000が業務用なので、DACのアナログ出力のレベルが大きすぎて釣り合わない。
(5)マスタークロック周りの電源の改善の効果を再確認(ファインメットアレーの構成)
(7)アンプ(A3000)を載せるラックが欲しい

お正月の宿題は、こんなところかな。:-)


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  1. 2020/12/29(火) 11:33:01|
  2. システム解説
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TWIN DAI AK4495WDACユニット が素晴らしく良くなったので、色々挑戦中。

TWIN DAI AK4495WDACユニットの音は、電源ケーブルを変えるなどいろいろこまごま調整しているので、今ではDMX-E3000を完全に超える音になった。(正直ここまで良くなるとは思っていなかったのだが。)

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デジタル部が納得のいくものになったので、色々とオーディオ道に励んでいる。
今日はずっと気になっていたウーハーボックスの中の細いワイヤーを取り換えた。
以前から気にはなっていたのだが、46cmウーハーを取り外すのはいささか覚悟がいるのだ。

  KLIPSCH : KPT-684

慎重に作業して、無事に交換出来た。
スピーカーの内部配線としては定番のベルデンの白黒ケーブル(8470)に入れ替えた。
ベルデンのケーブルは少し音を明るくしてくれる(JBL御用達)から、きっと良い効果が有ると踏んでいた。
ウーハーユニットから直に8470で引き出して、スピーカーケーブルにバナナ端子で繋いだ。これで接点数も最低に出来た。

  ベルデン 8470

やっぱりオリジナルの細いワイヤーは音を相当悪くしていた。
今までホーンとの繋がりがどうも悪くて気になっていたのだが、それがすっかり解消され、違和感なく繋がるようになったし、以前入れていた中低域のイコライザーが全く不要になった。低音の歯切れもより良くなった。

MOTU-8D-XXX.gif

我が家のとてもちんけなリスニングルームでもホールの空気感を感じれるようになった。大進歩だ。感激した。

Like a Lover : エミリー・クレア・バーロウ のボーカルが死ぬほど美しい。聞きほれてしまった。

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あー、すっきりした。


  1. 2020/12/26(土) 21:14:55|
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なーんだ!(x256倍クロック生成)

この件、早速やってみた。
スーパークロック(x256倍)を同軸ケーブルで引っ張って終端抵抗も入れてDAC基板のMCLKに入れてみた。

結果は意外だった。
SWD-CL10からスーパークロック(x256倍)を直に入れるより、DAI回路を経由したMCLKを入れた方が音が良かった。初めはスーパークロックのみ繋ぐようにしたのだが、どうも音が悪くなったような気がして、念のためスイッチで切り換えられるようにしてみた。

切り替えた結果もやっぱりDAI回路を経由してMCLKを入れた方が良かった。
理由は見当もつかないが、そっちの方が明らかに音が良いから仕方ない。。。
予定では、256倍クロックを直結した方が良いはずだったのだが、困ったものだ。

はー。 オーディオは難しい。。。

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なーんだ!
SWD-CL10からスーパークロック(x256倍)が出せるじゃないか。。。

それをMCLKとしてDACチップに入れてやれば良いんだ。。。
余計な事をしていた。。。週末にやってみよう!

SOUND WARRIER のコストパフォーマンス恐るべし!

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  1. 2020/12/23(水) 22:27:49|
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やっと本来のオーディオ道を追求出来る。(今のシステム図)

DACユニットの改善が一段落して(10年かかったね)、やっとこれからオーディオ的な色々な改善に取り掛かれる。(今まではDACユニットの音質の悪さが気になって、他の事にまともに手が付かなかった感が有った。)

およそ30年以上前にデジタルオーディオの音の悪さに嫌気がさして(当時はジッターという概念さえ知らず、かといってアナログオーディオに戻る気にもなれず、何が何やらわからないまま、、、)、すべての機材を捨ててオーディオ自体をやめてしまってから、やっと納得のデジタル音源を手に入れることが出来た。長かったなー。。。

DACユニットなどのデジタル部の改善は、理論的な側面が多くてオーディオ的には面白くないことで、本来オーディオマニアのする事ではないとおもう。世の中にリーズナブルな値段で買えるまともなDACユニットが無いから、仕方なくずっとやっていた。色々な基板の組み合わせを試してもなかなか納得がいくものにならず、やっと納得のいくレベルになった。ずいぶん時間がかかったなー。。。

ハイレゾだのDSDだの、業界は本当の音質を無視して嘘のマーケッティングでユーザーを誤魔化し続けてきたから、オーディオが趣味として死んでしまったのだとおもう。音質的にはアナログオーディオでも十分良かったし、お金をかけた分きちんと音質が向上したから、趣味としてはアナログオーディオの方が優れていた。30年以上オーディオは音質的にもビジネスとしても全く進化していない(むしろ退化した)と言える。そんな業界他にあるだろうか?

10年かけてわかったのは、

(1)ジッターの無いデジタル音源の音は、音量を上げてもうるささが全くなく、各楽器や空間の立体感が凄い
(2)DACユニットのデジタル回路の改善には、デジタル電源の改善とMCLK(DACチップの基本クロック)の改善が最重要であること
(3)MCLKの改善には外部マスタークロック(ワードクロック)を使ったシステム全体の同期化が必須であること

これを乗り越えて初めてデジタルオーディオは本来のオーディオの世界(オーディオ道)の入り口に立てる。

さて、本来のオーディオ道に戻って、次に何をしたいか?

(1)パワーアンプ(ヘッドホンアンプ)の追及(今はLUXMANのA3000が最高のアンプだ)
(2)電源ケーブルやスピーカーケーブルの追及(AC電源ケーブルで音が変わる事の不思議)
(3)スピーカーの追及(2WAYホーンシステムでどこまでいけるか。今は繋がりがイマイチだと思う。)
(4)Gndの取り方がどう影響するのか?

など。。。

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  1. 2020/12/20(日) 11:10:42|
  2. システム解説
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時間軸的な劣化(いわゆるジッターによる劣化)と電圧軸的な劣化(アナログ的な劣化)

あれこれ細かい変更をし(例えば安定化電源のAC電源ケーブルを変えるなど)、今のシステムの音に慣れてくるにつけ、色々な事が分かってきた。音もどんどん深みを増している。

時間軸的な劣化(いわゆるジッターによる劣化)と電圧軸的な劣化(アナログ的な劣化)は音に与える影響が全く違っていて、特にデジタルオーディオでは前者(特にDACのデジタル回路部分で生じるもの)が楽器の立体感や音場の在り方に大きくかかわっている。

いままでいろいろなDACユニットを聞いてきたけど、どれもいまいち音場の広がりに曇った(霞んだ)感じが有ったのが、今回の一連の実験で得られたDACユニットからは全くその曇りを感じない。しかも各楽器がそれぞれ立体的に聞こえるから、大きな音の楽器も小さな音で遠くで鳴っている楽器も聞き分けることが出来る。

例えばドラムが皮をたたく場所が見えるような感じがし、ギターが大きな音の陰で出している小さな音も聞き取れる。いろんな楽器の音が出ている場所が違う感じなので聞き取れるのだ。

それが、デジタル部の電源のクオリティーとMCLKの質で決定づけられている。それは今回の一連の実験で改善できた。

一方で、このDACユニットの電圧軸的な劣化(アナログ的な劣化)はまだまだ改善できそうだ。例えば高域のクオリティーなど。OPアンプの選択もあるだろうし、回路構成もあるかもしれない。デジタル部の改善が出来た今、これからが本来のオーディオ道の始まりなのかもしれない。やっとスタートラインに立てた気がする。

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  1. 2020/12/13(日) 23:10:24|
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TWIN DAI AK4495のMCLKの回路が今ので良いのか検証した

もしかしてAK4495のMCLKは非同期でも良いのか?と思って調べてみた。

AK4495のデータシートを見ると、下記の様に書いてある。

  AK4495データシート

■ システムクロック

[1] PCM mode
AK4495S/95に必要なクロックは、MCLK, BICK, LRCKです。MCLKとLRCKは同期する必要はありますが位相を合わせる必要はありません。MCLKはインターポレーションフィルタとΔΣ変調器に使用されます。

やっぱり非同期ではだめで、今の回路で問題なさそうだね。
『MCLKはインターポレーションフィルタとΔΣ変調器に使用されます。』とのことだから、MCLKのジッターが最終的に音質に影響するのは明らかで、それの改善が音を良くするのは当然だな。本当はワードクロックから256倍のPLLでMCLKを得るのが一番良いのだろうけど、PLLのチップが簡単に手に入らないから、今の様なやり方になってしまう。。。

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  1. 2020/12/12(土) 14:39:05|
  2. DAC
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TWIN DAI AK4495W基板とDMX-E3000(改)との比較の続き

週末になったのでまた聞き比べしている。

まず、AK4495W基板のアナログ電源はこの写真の方が良かった。やっぱり電源の重さに比例する感じがあるなー。

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今日もDMX-E3000(改)と比較したが、ほとんど差を感じない。どっちも良い音だ。わずかにDMX-E3000(改)の方が重厚感が有るが、アナログ電源やアナログ回路(OPアンプ)の差かも知れない。差は無いと言って良いレベル。

DACのデジタル電源を改良してからの音は、曇った感じが全く無く、とにかく明瞭で三次元的な立体的音で、各楽器がそれぞれ立体的に聞こえるから、今までと聞こえ方が全然違う。今までは二次元的な絵画の輪郭を見ている様な感じだったのが、輪郭の無い立体空間に頭を突っ込んだ感じだ。

だから、最初は音が良いのかどうか判断が難しかった。今までと判断基準を変えないといけないのだ。聞き比べる対象が、音の綺麗さでは無くて、いかに楽器が立体的にリアルに聞こえるかを楽しむ感じで聞かないといけない。

分かってきたのは音の綺麗さや音色はアナログ電源の質で変わること。それに対してデジタル電源の改良で得られる音の立体感はそれとは全く別物だ。聞き慣れてくると、各楽器の立体感に凄い差が有る事が分かってくる。だが、聞き慣れないと何を比較すべきなのかが分かりにくいかもしれない。輪郭の有る漫画的な絵しか見ていない人が、写実的な絵を見たら違和感を感じるような事だろう。とにかく、音場に頭を突っ込んで、リアルな楽器の音を聞く感じだから。



  1. 2020/12/12(土) 12:37:42|
  2. DAC
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今回完成したDACユニットスゲーよ!

今回完成したDACユニットは、各種基板を組み合わせて組み上げたDACだが、その音は本当に驚きの音だ。(正直、MITAKEさんの基板を組み上げてこんな凄い音が出るとは思わなかった。)

楽曲が全然違って聞こえる。
各楽器が立体感をもって3次元的に聞こえるから、遠くで鳴っている小さな音の楽器も聞き分けることが出来る。えー、こんなに凝った演奏をしていたんだと驚くばかり。さらに、メインで鳴っているホーンや弦楽器などが自分の周りを取り囲むように聞こえる事も有り、楽器と楽器の間に入って包まれてしまったように感じる。一方でセンターで歌っているボーカルはビシッとセンターで聞こえるが、その口の形が見えるような錯覚を持つ。

聞けば聞くほど、今までと楽曲の聞こえ方が違う事に愕然とする。どの音が良いとか悪いとかではないのだ。音の出ている3次元空間が変わってしまったというのが正しいと思う。

今までDACチップを真に活かし切っていなかったんだな。DAIの質(MCLKの質)とデジタル電源の質がそれを阻害していたんだ。。。

一方で、アナログ的なクオリティー(音の美しさ)はまだまだ改善できそうな気がする。特に高域の綺麗さは改善できそう。

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  1. 2020/12/09(水) 22:13:21|
  2. DAC
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スゲーDACが組めてよかった!(最近の実験で分かったことの整理)

スゲーDACが組めてよかった!
DMX-E3000は古い機種だから手に入らなくなったらどうしようかと心配していたのだが、これで安心できた。

最近の一連の実験で分かったことを整理すると

(1)DACユニットのデジタル電源の質がジッターに大きく影響する
(2)それを改善するには、安定化電源の良い物を選ぶ事と、ファインメット+コンデンサーアレーが良く効く
(3)DACユニットのDAIの質がジッターに大きく影響する
(4)それを改善するには、良いDAI回路(PLL回路)を選ぶ事と、MCLKをクリーンにする必要がある
(5)MCLKをクリーンにするには、PLLをマスタークロックジェネレーターの発するワードクロックやSPDIF信号に同期させる必要がある
(6)さらに、BCLK、DATA、LRCKを発するPLL回路(DAI)とMCLKを発生するPLL回路(DAI)は分けるべき(PLLの安定化)
(7)DACユニットのアナログ回路の電源を改善するには、安定化電源の良い物を選ぶ事とコンデンサーアレーが良く効く
(8)音源からDACユニットまでについては、安定化電源や各ユニットのシャーシの電源は信号グランドと全て繋いで、グランドを大きく重くすべき(3PのACケーブルで各ユニットを繋ぐべき)

マスタークロックジェネレーターによる(ワードクロックやSPDIFによる)システム全体の同期は必須だな。それ以外にMCLKを綺麗にする方法は無いと思う。

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  1. 2020/12/05(土) 22:27:16|
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音の比較: AK4495W基板とDMX-E3000

週末になって時間が取れたので、『音の比較: AK4495W基板とDMX-E3000』をした。しばらく比較していなかったが、どちらも凄く良い印象を持っていたのが、とんでもなく違う音だったらどうしようかとも思っていた。(耳は聞く音に慣れてしまうからね。。。)

だが、実際聞いてみて驚いた。ほとんど同じ音で判別つかない。空間表現も、楽器の立体感も、高域の出方もほとんど同じ感じだ。音の曇った感じもどちらもまったく無い。電源が全く同じではないから、完全に同列な比較は出来ないけど、ここまで音が似ていれば同等だと言っても良いでしょう。

良かった。DMX-E3000は今までで一番良い音のDACだったから、それと同じになったと言う事は今回いろいろやった実験の方向性が間違っていなかったと言う事だ。特にMCLKの改善は大きな成果だった。それと共に当時のSONYのDAI(PLL)技術の高さを表しているのではないかなー。まあ、世界の最先端だったからね。

今回の一連の実験で、デジタル電源の質と、DAIによるMCLKの質がとても大事だと言う事がはっきりした。正直なところ、AK4495などの低電圧DACチップからはDMX-E3000と同等の音は出せないと思っていたのだが、良き誤算だった。低電圧になるほどクロックの質や電源の質の影響を受けやすいのではないかな。小さな電源トランスを使い、低電圧DACチップとDAIチップ1個を繋いで完成と言う様な単純なDACユニットからは良い音は絶対に出ないでしょう。

さて一段落して、次に何をするかなー。こういった高級な電源ユニットを使うのと同等な電源を自作できると良いんだけどね。結局トランスの大きさ・重さがかなり影響するようだから難しいかなー。コンデンサーアレーを付ければかなり改善されるとはいえ、やっぱり電源の大きさ・重さは重要な様だからねー。。。

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  1. 2020/12/05(土) 14:19:28|
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最強の電源: 6227B

アナログ回路の電源をあれこれ入れ替えて試しているが、やはり6227Bが最高だ。
コンデンサーアレーを入れてほとんど差が無くなったとはいえ、まだ差がある。
音に力強さが有り、しかも音が澄んでいる。HP社の真面目なエンジニアが設計したんだろうな。
巨大で質の良さそうな電源トランスと電解コンデンサー、パワートランジスタが物語っているようだ。

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  1. 2020/12/04(金) 23:50:59|
  2. DAC
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アナログ電源: グランドの取り方、コンデンサーアレー

DACのMCLK問題を解決出来て、AK4495 DACのクオリティーが上がったのは良かったのだが、気になる事が有っていろいろ実験していた。

どうも音の質が日によって凄く変動するような気がして、良い日と良くない日の差が激しい様に感じていた。それに、アナログ電源による音の差もかなりあるし、それも日によって音が変わるように感じていた。

今まで気にしていなかったんだけど、音の良いアナログ回路用電源は信号のグランドとシャーシのグランドを繋いでいて、音の良くない電源は繋いでいなかった。

もう一つ不思議に思っていたのは、ETAのパワーコンディショナーを使うと音が良くなるように感じたこと。

これらを総合して考えると、

  (1)電源のシャーシのグランドは信号グランドと繋がないといけない
     (金属容量を増やしてグランドを安定化させるため)
  (2)パワーコンディショナーを使うとさらにグランドが他の機器とも繋がりさらに安定する。
     だから、ACコードは3Pでパワーコンディショナーに繋がないといけない。
  (3)単体で音の良いアナログ電源は大きくて重い。

と言う事だと思いついた。実際やってみると、明らかに音のクオリティーが上がるし、日によって音が大きく変わる事が無くなった。今まで音がイマイチだと思っていた電源:HPのE3620Aを使っても良い空気感・立体感が出せるようになった。グランドが安定したのだろう。

ただ、この電源だと高域がきつい感じは治らなかった。そこで、アナログ電源にもコンデンサーアレーを繋いでやったところ、高域の荒さも取れて、良い電源との差は無くなった。この電源はノイズ成分が多いのでしょう。

だんだん見えてきたのは、音の空気感や立体感を阻害するのはグランドの質とクロックのジッターが主原因で、高域の荒さはコンデンサーアレーで改善できるノイズだと言う事。『ノイズとジッターは紙一重』だから当然と言えば当然だね。

その時の写真
AK4495-5.jpg
  1. 2020/12/03(木) 23:28:20|
  2. DAC
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AK4495W基板でワードクロック同期を使う方法は無いか?

今までで最高のDACが出来たかも! (^∇^)ノ

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AK4495W基板にワードクロック同期を使う方法は無いかと考えた。

ふと、DAI基板を二枚使えば出来そうな気がして、考えてみた。そう言えば、ワードクロックジェネレーター(SOUND WARRIOR : SWD-CL10 )から、SPDIF信号が出ているのを思い出した。ワードクロックではないけれど、スタジオなどで機器間の同期を取るための基準に使うもの。(デジタルミキサーには、どのクロックに同期させるかの選択肢があり、ワードクロックやSPDIFなどが選べるようになっている)業務用機器には良く有る仕様。(DMX-R100を使ったので一通リ分かった。)

そのSPDIF信号をもう一枚のDAI基板に入れてやれば、それを元にして得たMCLKを発生してくれるだろう。無音・無変化のSPDIF信号からMCLKを得る事になるから、ジッターが少ないと思われる。要するに、ツインPLL。信号生成用PLLとMCLK生成用PLLを分ける事になる。

やってみたら、あっさり動いた。音も明らかに違う。遠くで鳴っている様なモヤっとした感じが取れて、眼前でクリアに鳴っている感じ。メチャメチャ良い感じの音になった。和風美人が一気に水着になったような感じ。ワードクロックジェネレーターとDAI基板を2枚持っていいる方にはぜひ試してもらいたい。

DMX-E3000 の音に近くなったのは間違いない。僕はこの方が好みだ。DMX-E3000とどっちが良いかは、じっくり聞いてから確かめよう。

手前のDAI基板がMCLK生成用。MCLK一本だけ繋いでいる。
昔にいろいろ調べたけど、やっぱりMCLKの質がDACの音質を左右する様に思えて来た。
XTALの精度を高めるだけではだめなんだよね。DAIチップがMCLKを作っている以上、DAIチップのPLLの質とその電源の質が音質に大きく影響するでしょう。そのPLLにいかにノイズを与えないようにするか考えないと。(昔のソニーはこの辺の設計が上手かったんじゃないのかなー。。。)

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AK4495-4.jpg
  1. 2020/11/29(日) 12:45:59|
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我が家の最強安定化電源で聞いてみた。(AK4495W基板)

AK4495W基板はかなり良い事が分かってきたので、公平を期すため我が家の最強安定化電源軍団(いつもはDMX-E3000に使っている。)を引っ張り出してきた。やっぱりこの安定化電源は最高の様だ。AK4495W基板が一段と良く聞こえる。(DAIはWM8804基板)

楽器が立体的に細部までしっかり聞こえるし、全帯域で癖が無く力強さもかなりのもの。空間表現も申し分ない。クラシックの弦の音もとてもきれいだし、ジャズの迫力も素晴らしい。
ワードクロックを入れないDACでは今までで一番、しかもダントツに良い。ただ、少し上品な感じであることは否めない。DMX-E3000のワイルドな感じとは対照的。

同じ電源でPCM1792基板(+同じDAI)も聞き比べてみたが、AK4495W基板に比べると音が2次元的に聞こえた。勝負あった。

さてでは、DMX-E3000とどちらが良いか?悩ましい。和風美人とドレス美人とどっちが好きかと聞かれている様な感じだ。
もう少し聞き比べてみないと甲乙付け難い(付けられない)が、AK4495W基板+WM8804基板の音は凄くお勧めだ。(ただし電源には十分気合いを入れないと良いDAC基板を使う意味が無くなる。。。)

AK4495W-3.png

  1. 2020/11/28(土) 23:30:08|
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AK4495W基板

基板が来たので、エージング中。
数時間鳴らした感じでは、凄く繊細な音。分解能は凄く高いと思う。高域も綺麗だ。
ある意味、想像どうりの音。

滑らかさでは申し分ないのだが、、、エージングで力強さが出て欲しい。。。
明日ゆっくり聞いてみよう。






  1. 2020/11/27(金) 22:15:38|
  2. DAC
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DACの聞き比べ

エージングも進んだので、聞き比べてみた。

(1)メインシステム(DMX-E3000+ワードクロック)
(2)PCM1792 + WM8804
(3)PCM1792 + AK4137 + ワードクロック
(4)TDA1387T(NOS-DACx2パラレル駆動)

結論から言うと、DMX-E3000が圧勝だった。
音に曇り・濁りが無い。伸び伸びとした音。他のDACは楽器と楽器の間に曇った感じが有って、聞きたい音にならない。

やっぱり高電圧・低集積のシンプルなDACチップが良いのかなーと思わざるを得ない。
それと、DAIのクオリティーだろう。当時のソニーはそこが上手いのではないか。
オーディオは本来あるべき方向と逆の方向にどんどん行ってしまっているようだ。(音の良さよりスペック競争。。。)

(2)はまあまあだが、高域が荒い+若干曇りが有る感じ。
(3)は高域はきれいなのだが全体に大人しい感じ。いかにもSRCを入れましたという音。
(4)はかなり行けてる。高域も綺麗。バランスが良い音。だが、若干曇りが有る感じが惜しい。

  AK4495W基板

MITAKEさんが、AK4495を使ったDAC基板を売っているので、入手する予定。
(比較的評価が良いDACチップ。最近はDACチップがどんどん低電圧になっていくから、多分ダメだと思うんだけどね。)

ワードクロックを受け付けてくれる質の良いDAI基板が切実に欲しい。。。
それが無いと、何を比較しているのかわからない。。。

-
  1. 2020/11/24(火) 22:47:59|
  2. DAC
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プロフィール

cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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