さて次に何をするか思案中だが、
(1)DACのデジタル電源をより低ノイズ化したらどうなるか?
(2)2A3PPアンプの電源をよりグレードアップしたらどうなるか?
(1)については、安定化電源ユニットに追加で低ノイズ電源基板を多段接続したらどうなるか調べるため、写真の基板を2枚購入。
(2)については、昔作った外付け電源回路が見つかった(トランスが2個ついてるし、チョークもコンデンサーアレーもファインメットビーズも入っている。しめしめ鴨葱だ。。。)ので、それを使って初段の電源を左右別にして低ノイズ化する。
当面この路線で行こう!


- 2021/03/30(火) 22:58:12|
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最近、フェーダーなる物を初めて分解してみたが、
いきなりでは心もとないので、資料を探したらこんなのが有った。
フェーダークリーニング一つ大事な事は、綿棒に付けたアルコールでクリーニングするのは、摺動子が接触する二つの帯の部分のみで、それ以外の所には触れてはいけない。2枚目の写真の一番上のグレーの細い帯は抵抗値を調整する部分のようで、アルコールで拭くとカーボン?がとれてしまう。(取ってしまっても大勢に影響は無いようだが。。。)


- 2021/03/27(土) 21:56:17|
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フェーダー付きケーブル完成!
システムのアッテネーターは600Ωのフェーダー(CPA-503)で決まった。
しっとりしていて濃厚な美しい音色で、低音の分解能も申し分ない。前後の空間表現がさらに広がった感じだ。やはり600Ωでアッテネートするのが良い。CPA-503がベストかどうかはまだわからないが、かなり良いのは間違いない。
通過するコネクターを減らしたいので、フェーダーの入力側はケーブル(Belden 8412)を直接繋いだ。出力側はケーブルで音色調整する可能性も有るのでRCAコネクターにした。このRCAコネクターはたまたまアマゾンで実験用に買ったものだが、便利で何故かすごく音が良い。4連のXLRコネクター(銀色の端子)も試してみたが、それよりこのRCAの方が色付けが無くて良い。金メッキではないのだが不思議だ。コネクターは実際使ってみないと分からないねー。コネクタ一つで音が凄く変わるから大変だ。
まだ他の600Ωのフェーダー(アッテネーター)や多連のボリュームを探しているが、これぞというものが手に入らない。
これ以上改善するには、どなたかがコメント下さった様に、リレーで抵抗を切り替える様にするのが良いかもね。それならリモートフェーダーも出来るしなー。。。






- 2021/03/16(火) 21:17:28|
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東京光音電波の600Ω導電プラスチックフェーダー: CPA503 が来た。
売主さんの話では凄く良い物だからメンテして使ってほしいとのこと。古いものなので、最初に抵抗値を測ったら不安定で、分解クリーニングしなくてはならず、ちょっと苦労した。だが内部は確かに良さそうな感じ。無事にクリーニング(摺動部をアルコールで)完了してエージング中。
600Ωだが特に問題無く鳴っている。一言で言うなら濃厚になった感じ。低音もより歯切れ良くずっしり来るし、高音も滑らかな感じで好印象。音場感も増した。やっぱり600Ωが音的にも良さそう。しかもフェーダーはこうやって連結すれば、4連でも8連でも簡単に出来るから、便利な事に気がついた。
さて、RK40と較べると、さわやかさのRK40(10KΩ)に対して、しっとり濃厚なCPA503(600Ω) という感じだ。どっちも捨てがたいが、低音の力強さでCPA503を選ぶ感じかな。RK40の600Ω版があれば多分ベストだろうが、無いものは無い。。。
形態的にもこれが『フェーダー付きケーブル』実現のための本命だが、もう一つ気になるものがオークションに出ているから、それも入手したいなー。(残念ながら入手できず。)
さて、2日ほどエージングが進んで音が安定してきた。もともと低音は素晴らしかったが、最初少しバラバラな感じが有った中高音のフォーカスもどんどん合ってきて美しい音に変貌中。空間に楽器が綺麗に見えてきた感じ。低音から高音までバランスが良く、色気も有り奥行き方向の立体感も感じる音になってきた。文句無い感じだ。これで決まりだなー。
さてこれを使って『フェーダー付きケーブル』をどういう形態にするか考えないと。電気的にはアンプの近くに置きたいんだけど、すぐに触れる場所に無いと結構不便なんだよね。。。




- 2021/03/13(土) 12:23:42|
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海外では"Black Beauty "と呼ばれる RK40(10kΩ)が来た。
RK27より二回りくらい大きい。写真だと良く分からないが、黒い部分は板ではなく分厚い金属で、触ると冷たい。重さもずっしり重たい。良い感じだ。回転の中心付近で1.5kΩ位だったから、Aカーブで間違いない。
こんな記事もある。
RK40について 仕様 分解うーん、多分もう2度と新品を手にすることは無いだろうから、はんだ付けするのがはばかられたなー。。。早速繋いで鳴らしてみたが、一聴して音の明瞭度が上がったのが分かった。一言で言うなら1枚ベールが取れた感じだ。中高域も曇りが取れてメリハリのある音になり音場も広がった。低域はハッキリクッキリした歯切れのよい音に変貌。これはほんまもんじゃな。もうRK27(MVS-1)には戻れない。。。



- 2021/03/09(火) 17:38:56|
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アッテネーターの音質比較をする事にした。
とりあえず、手持ちのアルプスのRK27(50KΩ)、手配中のRK40、東京光音電波製の600Ωフェーダーを写真の様に繋いで比較する。アッテネーターをパワーアンプ近くに置いて比較。我が家では、四連(か、二連を二個)にしないとスピーカーが鳴らないから面倒臭いが仕方ない。
このボリューム: RK27 は50KΩなので、MVS-1の10KΩより不利だと思ったが、最初は少ししっとり感が失せる感じがしたが、エージングが進んだらそれも無くなり、余分な引き回しが無いせいか雑味が減って良い感じになってきた。よりフォーカスが合った感じ。比較の基準としてバッチリだ。
しかし、信号ケーブルを駆動するには、インピーダンスはなるべく低くして電流を流した方が良いんでしょうね。考えてみると、音楽業界標準の600Ω駆動が良さそうだねー。うちのシステムでは600Ωでも駆動力に全く問題は無い。600Ωのフェーダーが期待が出来そうだ。楽しみ!
最終的には、余計な物とコネクタを極力省いて、シンプルな 『 ボリューム付きケーブル 』 にするつもり。

- 2021/03/07(日) 22:42:57|
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再度心を落ち着けてパワーアンプの音の比較をしてみた。
我が家のパワーアンプ3台でホーンスピーカーを駆動した時の音質比較。
(低域は、KRELLのFPB-350Mで固定)
| 2A3PPアンプ | LUXKIT A3000 | YAMAHA MX-1 |
音場の広がり(空間的広がり) | 9 | 10 | 8 |
楽器の音の綺麗さ(美しさの度合い) | 10 | 8 | 8 |
フォーカスの良さ(滲みの無さ) | 10 | 8 | 8 |
楽器の音の立体感、透明感(繊細さ) | 9 | 10 | 8 |
魅力度(聞きたい度合) | 10 | 9 | 8 |
Dレンジ | 8 | 9 | 10 |
2A3 PP アンプがこんなに良くなるとは全く思っていなかった。A3000に少しでも近づけばと思っていたのだが、意外だった。
MX-1はそつが無く整った感じはするのだけれど、魅力に乏しい。トランジスタアンプはどれもこんな感じだと思う。MX-1はかなり良い部類。

- 2021/03/07(日) 21:59:02|
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我が家では、
DACユニットが改善されてジッターの無い音が楽しめる様になり、それにつれてスピーカーやアンプもどんどん改善されている。
で、ふと思うと今一番弱いのは、システムのボリュームだという事に気が付いた。YAMAHAの ”MVS-1” というのを使っているけど、内部のボリュームはALPSのRK27だからそこそこだよな。悪くはないが、そんなに良くもないと思う。
さてこれを改善するにはどうしたら良いのか?
(1)古いミキサーなどから外した Vintage フェーダー?(Eckmiller?)
(2)固定抵抗式のアッテネーター?(Seiden: L-PAD?)
(3)高級なボリューム?(東京光音電波?、ALPS:RK40?)




我が家は2WAYマルチだから、ボリュームは4連でないといけないので、めんどくさい。。。さらに欲を言うならバランスでやれたら一番良いけど、そうすると8連ボリュームが必要だ。。。そんな物は無い。。。
とりあえず音質の差を知るために、ALPSの最高級ボリューム: RK40の2連を2個手配中。
(これは評判はすごく良い【海外では Black Beauty と呼ばれているそうだ。】けど、廃番なのでなかなか手に入らない。。。)
RK50と言うシリーズも有って、まだ売っているようだけど2連で5万円とかする。とても買えない。。。
それよりは固定抵抗式の方が良いかな。
音量調整って結構厄介なものだという事に気が付いた。市販のプリアンプは論外(まともなものは高価すぎる)だし、DACとアンプの間にボリュームを入れるのって結構いやらしい。どこに配置するのかも悩ましい。(DACの近く?パワーアンプの近く?)ラインバッファーと組みで考えないといけないのかなー?それが正にプリアンプなんだけどね。。。
ボリュームって、雨傘と同じで昔から全く進化していないものの一つだな。昔からのテーマですね。:-)
- 2021/03/05(金) 15:23:24|
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