今までで最高のDACが出来たかも! (^∇^)ノ
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AK4495W基板にワードクロック同期を使う方法は無いかと考えた。
ふと、DAI基板を二枚使えば出来そうな気がして、考えてみた。そう言えば、ワードクロックジェネレーター(SOUND WARRIOR : SWD-CL10 )から、SPDIF信号が出ているのを思い出した。ワードクロックではないけれど、スタジオなどで機器間の同期を取るための基準に使うもの。(デジタルミキサーには、どのクロックに同期させるかの選択肢があり、ワードクロックやSPDIFなどが選べるようになっている)業務用機器には良く有る仕様。(DMX-R100を使ったので一通リ分かった。)
そのSPDIF信号をもう一枚のDAI基板に入れてやれば、それを元にして得たMCLKを発生してくれるだろう。無音・無変化のSPDIF信号からMCLKを得る事になるから、ジッターが少ないと思われる。要するに、ツインPLL。信号生成用PLLとMCLK生成用PLLを分ける事になる。
やってみたら、あっさり動いた。音も明らかに違う。遠くで鳴っている様なモヤっとした感じが取れて、眼前でクリアに鳴っている感じ。メチャメチャ良い感じの音になった。和風美人が一気に水着になったような感じ。ワードクロックジェネレーターとDAI基板を2枚持っていいる方にはぜひ試してもらいたい。
DMX-E3000 の音に近くなったのは間違いない。僕はこの方が好みだ。DMX-E3000とどっちが良いかは、じっくり聞いてから確かめよう。
手前のDAI基板がMCLK生成用。MCLK一本だけ繋いでいる。
昔にいろいろ調べたけど、やっぱりMCLKの質がDACの音質を左右する様に思えて来た。
XTALの精度を高めるだけではだめなんだよね。DAIチップがMCLKを作っている以上、DAIチップのPLLの質とその電源の質が音質に大きく影響するでしょう。そのPLLにいかにノイズを与えないようにするか考えないと。(昔のソニーはこの辺の設計が上手かったんじゃないのかなー。。。)


- 2020/11/29(日) 12:45:59|
- DAC
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AK4495W基板はかなり良い事が分かってきたので、公平を期すため我が家の最強安定化電源軍団(いつもはDMX-E3000に使っている。)を引っ張り出してきた。やっぱりこの安定化電源は最高の様だ。AK4495W基板が一段と良く聞こえる。(DAIはWM8804基板)
楽器が立体的に細部までしっかり聞こえるし、全帯域で癖が無く力強さもかなりのもの。空間表現も申し分ない。クラシックの弦の音もとてもきれいだし、ジャズの迫力も素晴らしい。
ワードクロックを入れないDACでは今までで一番、しかもダントツに良い。ただ、少し上品な感じであることは否めない。DMX-E3000のワイルドな感じとは対照的。
同じ電源でPCM1792基板(+同じDAI)も聞き比べてみたが、AK4495W基板に比べると音が2次元的に聞こえた。勝負あった。
さてでは、DMX-E3000とどちらが良いか?悩ましい。和風美人とドレス美人とどっちが好きかと聞かれている様な感じだ。
もう少し聞き比べてみないと甲乙付け難い(付けられない)が、AK4495W基板+WM8804基板の音は凄くお勧めだ。(ただし電源には十分気合いを入れないと良いDAC基板を使う意味が無くなる。。。)

- 2020/11/28(土) 23:30:08|
- DAC
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基板が来たので、エージング中。
数時間鳴らした感じでは、凄く繊細な音。分解能は凄く高いと思う。高域も綺麗だ。
ある意味、想像どうりの音。
滑らかさでは申し分ないのだが、、、エージングで力強さが出て欲しい。。。
明日ゆっくり聞いてみよう。


- 2020/11/27(金) 22:15:38|
- DAC
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エージングも進んだので、聞き比べてみた。
(1)メインシステム(DMX-E3000+ワードクロック)
(2)PCM1792 + WM8804
(3)PCM1792 + AK4137 + ワードクロック
(4)TDA1387T(NOS-DACx2パラレル駆動)
結論から言うと、DMX-E3000が圧勝だった。
音に曇り・濁りが無い。伸び伸びとした音。他のDACは楽器と楽器の間に曇った感じが有って、聞きたい音にならない。
やっぱり高電圧・低集積のシンプルなDACチップが良いのかなーと思わざるを得ない。
それと、DAIのクオリティーだろう。当時のソニーはそこが上手いのではないか。
オーディオは本来あるべき方向と逆の方向にどんどん行ってしまっているようだ。(音の良さよりスペック競争。。。)
(2)はまあまあだが、高域が荒い+若干曇りが有る感じ。
(3)は高域はきれいなのだが全体に大人しい感じ。いかにもSRCを入れましたという音。
(4)はかなり行けてる。高域も綺麗。バランスが良い音。だが、若干曇りが有る感じが惜しい。
AK4495W基板MITAKEさんが、AK4495を使ったDAC基板を売っているので、入手する予定。
(比較的評価が良いDACチップ。最近はDACチップがどんどん低電圧になっていくから、多分ダメだと思うんだけどね。)
ワードクロックを受け付けてくれる質の良いDAI基板が切実に欲しい。。。
それが無いと、何を比較しているのかわからない。。。
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- 2020/11/24(火) 22:47:59|
- DAC
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いろいろ評価する準備で、これまた昔使ったDIR基板を復活させた。
EMISUKE DIR3基板これの良い所は、ワードクロック入力が有るところ。AK4137搭載。
ワードクロックを入れれば、基板上にXTALが要らない。ワードクロックに同期した各種クロックを発生してくれる。よりシステム全体でのノイズ発生を抑えられる可能性があると考える。
実はこの基板は以前に使ったときはあまり良い印象ではなかった(大人しいベールのかかった音の様に感じた)のだが、今回は行けてる感じがする。ワードクロック同期なので無駄な音が少ないせいかも。当方がデジタル回路の電源やワードクロックの使いこなしがきちんと出来る様になったので、本来の能力を発揮するようになった可能性あり。(エージング中:どんどん良い感じになってきた。:-)
DIR3ブロック図DACチップは、PCM1792で鳴らしている。この組み合わせだとより繊細になった感じ(高域がきれい)がする。WM8804と較べて、それぞれ個性を感じるが、全体としてどちらがベターか。エージング後に評価したい。
このあたりの基板はもう手に入らないから困っちゃうねー。:-)


- 2020/11/22(日) 20:22:23|
- DAC
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DACユニットなどのデジタル回路の電源の質で大きく音が変わる事が分かったから、原点回帰してDACの実験を再開することにした。
ずっと以前に実験に使っていた、MITAKEさんのDAC関係の基板を引っ張り出してきて電源を改善すると音がどうなるか試した。(MITAKEさんの基板は、DACチップ、DAIチップなどが別基板になっているからこの手の実験には最高に便利だ。)
結果的に得られた音は驚きの音だった。ファインメット&コンデンサーアレーを使わない音は、2次元的に目の前に広がっているのだが、使った場合の音はそれが一気に3次元的に前後にも広がって聞こえる。各楽器が前後左右に立体的に聞こえるし、音場も3次元だ。目の前に3次元空間が現れた感じに聞こえる。空間が3次元的に広がったおかげで、いままで聞こえなかった楽器が聞こえてくる。曲のニュアンスが違って聞こえる。
デジタル回路の電源の質でこんなに音が変わるのかと驚くばかりだ。
ハッキリ言って、DAIやデジタル回路の電源による音の差に比べたら、DACチップやアナログ回路の音の差なんて微々たるものだという認識を持った。
今までいろいろDAC回路の実験していたつもりだったのだが、デジタル回路の電源を徹底的に改善してからでないと本当の実験は出来ていなかったことを初めて認識した。正直愕然としている。デジタル部の電源を改善すれば、PCM179Xからこんなすごい音が出るとは思いもしなかった。自身も恥ずかしい限りだが、世の中のメーカーのDACユニットでそこを追求しているものは無いとも言えるだろう。デジタルオーディオになってからメーカーはつまらないマーケッティングしかしなくなったのだと思う。(どうせ消費者は煙に巻いておけば何もわからないから。僕もずっと騙され続けていたんだな)そういう事だからオーディオが廃れてしまうのだ。。。
今後の課題は、安定化電源の差による音の差がどの程度か。簡易な物でも同等の音が出せるのかどうか。
以下は、その成り行き。
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まずはDACセットの復活。
DACキット(PCM1792)DAC基板セットはこれの3番の1792バージョン。まずはこのセットの状態で評価開始。
写真の様に電源を安定化電源から取り、ファインメット&コンデンサーアレーで低ノイズ化して音がどうか聞いてみた。
この段階でもファインメット&コンデンサーアレーの効果は確認できたのだけれど、どうも高域がシャンシャンいうし、なんだかピンとこない音で、PCM1792はこんなものなのかなー?(正直、メーカー製のPCM179Xを使ったDACユニットで良いと思ったものは無かった。)と思ったのだが、もしかしてDAI(DIX9211)が怪しいのかもと思って、以前に好印象だったWOLFSONのWM8804を使ったDAI基板に変えたら、驚くほど音が改善した。ワードクロックを使ったメインのDAC(DMX-E3000)と良い勝負のレベルまで来た。驚いた。
WM8804 DAIこの実験でも確信した。DACユニットの音質の多くの部分を占めているのが、DAI回路とデジタル部の電源のクオリティーなのだ。僕は初めてPCM179Xからまともな音が出るのを聞いた。
さらに、最初はDAIチップの5V電源もDACチップの5V電源も同じファインメット&コンデンサーアレーから繋いでいたのだが、それを2つの経路(写真参照)に分けたらこれまた驚くほど音質改善した。どうやら、チップごとにファインメット&コンデンサーアレーを入れるのが一番良いようだ。
こんな単純なセットからこんなすごい音が出るのだから、驚きとしか言いようがない。いったい今まで何をしていたのかと恥ずかしくなる。
この写真2枚は、ファインメット&コンデンサーアレー無し
この写真2枚は、ファインメット&コンデンサーアレー(2重化した)有り

- 2020/11/21(土) 21:55:59|
- DAC
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デジタル系の電源を改善してから数日、夜な夜な聞き続けているけれど、その音の改善度にびっくりしている。
いままでと全く次元の違う音だ。楽器の背景にある音まではっきり聞こえる感じ。クラシックのホールの空気感や、ピアノのペダルを踏む音も3次元的に聞こえる感じ。外を通る車の音まではっきり聞こえるし、3次元的にその場にいるような錯覚を覚える。
ボーカルもすごくリアルになって、子音がはっきり聞こえるので、英語が凄く聞き取りやすくなった。舌の形が見えるような感じだ。誰かがボーカルの舌が見える様になったらオーディオも本物だと言っていたが、やっとその意味が理解できた。
残りはHS-20の中身のスイッチング?電源をどうにかしたくなるなー。。。


- 2020/11/12(木) 13:11:02|
- システム解説
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電源命!MOTUの8Dをチャンネルデバイダーに使うようになってから、やっと満足のいく音になった。これだけやって、音は素晴らしく良くなった。余計な音が全くしないクリアな感じで、しかも深い音で空気感が素晴らしい。
音をクリアに明瞭にする改善と、うるさくなくて深みがあり空気感を良くする改善はなかなか両立が難しいのだけれど、今回それが上手くできた。ヘッドホンでもスピーカーでも良い音だ。
今回分かったのは、デジタル部の電源による差がこんなに大きいのだと言う事。
デジタル部の電源が悪質だと、低域はもたつき、中域はうるさくなり、高域はざらつき、すべて悪化するんだと言う事が良く分かった。(どこかの帯域だけが悪くなるという事ではない。)
DACなどデジタル回路の音の差は電源の差がほとんどなのではないかと思う。以前使っていたDAC基板なども、電源をこれくらい改善すれば同じように良くなるのではないかという感じがする。DACの音を聞いていたというよりは、電源の質を聞かされていたのだろう。今後、昔の基板を引っ張り出して色々試してみたい。
ファインメットアレー+コンデンサーアレーのノイズフィルターは、これが今後の基準になる。これ以上に良い構成の仕方があるのかどうかが今後の課題。
たまたま使っていたETAのAC電源コンディショナーだが、これをデジタル系全てに通すと非常に安定的な音になる事が分かった。普通、ラインフィルターとかを通すと音は悪化するのだが、これは悪化した感じはなく、音の雑味が減る感じがする。中を見ていないがかなり重いので、フィルターではなくトランスが入っているのではないか?
大事なのは、アナログ系の電源とデジタル系の電源は全く違う考え方をするべきだと言う事。さらに言うなら、音楽信号が通る回路とクロックなど定常的な回路の電源では考え方を変えないといけないと言う事。
今回分かったこと(1)デジタル系のDC電源全部のノイズフィルターを、ファインメットアレー+コンデンサーアレーにすると良かった。DACのデジタル電源(5V)にもファインメットアレー+コンデンサーアレーを入れた。これも効果大!
(2)デジタル系のAC電源全部にETAのAC電源コンディショナーを通すと良かった。
(3)MOTUのAVBシリーズは電源供給がACアダプタなので、電源の実験がやり易くて最高だ。
(4)安定化電源はTEXIOのPA-Bシリーズが最高だ。ファンもうなり音も無く静かで、ノイズが少なく、ヒートシンクが無いので良いACケーブルを使える。
(5)スピーカーのアッテネーターをTANGOのGA-300に変更。巻き線がLC-OFCだそうで、音がよりクリアになった。
(6)デジタル系のACケーブルを全て良い物(KRELL製)に変更。外皮が凄く硬くて音がぶれない。
AC電源ケーブルは、音を甘くするタイプとしっかりさせるタイプがある。






- 2020/11/08(日) 11:29:06|
- システム解説
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MOTUの8D用の電源の改善をあれこれやっている。
コンデンサーアレーは定着しているが、ファインメットのアレーを色々実験している。
前回、ノーマルモードのフィルターをファインメットで入れると、音が甘くなってどうしようもなかった。
今日、コモンモードのフィルターだけにしてやってみたが、なんだか賑やかな感じでダメだった。
最後の手段と思って、グランドラインだけにアレーを入れてみたら、これが大正解。
低域の歯切れよさも最高だし、音に深みが出た。高域も綺麗な音になり、今までなんだかモヤっとしてスッキリしない感じだったのが綺麗に無くなって、空気感申し分なし。
以前と比較はできないけど、DMX-R100の方が良かったのではと言う思いが今まで有ったのだが、この改善をすればDMX-R100より良くなったと感じる。
と言う事は、DAC(DMX-E3000)デジタル部にもこれを入れればもっと良くなるな。よしよし楽しみだ。
これで、MOTUの8Dの改善もひと段落だな。良かった!
これ以上何かやるなら、内部の基板を引きづり出して銅板にでも張り付けてやればもっとGndが安定するかもね。
また、いろいろ改善のネタが見つかった。 :-)
コモンモードのフィルター
グランドだけにファインメットアレーを入れた

- 2020/11/06(金) 15:28:08|
- 電源回路/アイソレーション
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件のACラインフィルターを写真の様に改造した。
アモルメットコアのコモンモードチョークのみ入れるようにした。
音は素晴らしく良くなった。音の甘さは無くなり、低域の歯切れも申し分ない。高域のざらつきも抑えられている。
そうかー。コモンモードなら良いのか。ノーマルモードのフィルターにL成分を持たせると音が甘くなるんだな。何となく理由が分かった気がする。負荷変動がL成分に作用して電源波形(サイン波)を乱すんでしょうね。
相変わらずAC電源ケーブルでの音の変化はある。本当に不思議だ。
デジタル回路用のファインメットアレーも、コモンモードフィルターだけなら良いのかもしれないね。
今度実験してみよう。
今日はここまで。

- 2020/11/03(火) 22:12:07|
- 電源回路/アイソレーション
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MOTU の8Dの電源にファインメットアレーをいれてみたけど、残念ながら甘い音になってしまった。
音楽信号を扱う回路(デジタル回路でも)にファインメットアレーを入れると、もやっとした音になってしまう事が分かった。
クロック回路の電源に入れた時は大成功だったが、変化する信号を扱う回路には、ファインメットアレーは入れてはいけない様だ。コンデンサーアレーだけが良い事がわかった。
写真のコンデンサーアレーは、3WAYで、グランドラインにだけファインメットが入っている。
今のところ、音楽信号が流れる回路に入れるにはこれが一番良い。
それにしても、電源は奥が深い。どうしてデジタル回路の電源にL分を入れると、アナログ回路の電源に入れた時と同じように音がモヤっとするのか、まったく理由がわからない。


- 2020/11/03(火) 14:47:17|
- DMX(デジタルミキサー)
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山ほどファインメットビーズを買って、ファインメットアレーを量産中。
この繋ぎ方だとコモンモードノイズにもノーマルモードノイズにも効くので一番良い様に感じる。
ノイズを取るには、コンデンサー(C)やファインメット(L)を電線上で適度な距離を取りながら、
アレーにするのが一番良いと思う。


- 2020/11/02(月) 21:33:13|
- 電源回路/アイソレーション
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そういえば、昔購入したAC電源用のラインフィルターが有る事を思い出した。
立派な構造で安心感は有る。
以前アンプの電源に入れたら音が甘くなって全く使えなかった物。
試しにMOTUやDACの電源に入れてみたが、高域のノイズ感は綺麗に無くなるが、やはり低域が甘くなる。我慢出来ないほどではないが。デジタル系の電源なのに同じ様に甘い音になるのが不思議だ。
中を見ると不思議なフィルター回路が入っている。これを改造すれば良い感じに出来そうだ。



- 2020/11/01(日) 11:30:07|
- 電源回路/アイソレーション
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