今年最後の大実験。
いろいろやってみてDACユニットで大事なのは、
(1)デジタル部の電源の質
(2)MCLKの質
(3)デジタル部のGndの質
特にGndが大事なんじゃないかと言う事が見えてきた。
と言う事で、そういえば家に分厚い銅板があるのを思い出した。
これを基板の下に置けばGndが安定しそうだな。
ということでやってみた。基板を乗せて1か所だけ基板からGnd線を銅板に繋いだ。
最初はDAC基板のGndを銅板に繋いでみた。まあ、良いような気もするが良くないような気もする。微妙な感じだった。また企画倒れかな?と思った。
しばらく聞いていてふと思いついた。デジタルGndはいくつかの基板に繋がっている。だからどこかを繋ぐのが一番良いはず。だとすると、一番ナイーブな部分を落とすべきだ。それならMCLKを作っているDAI基板のGndを落とすのが一番良いはず。
やってみたら大正解。アタック音がビシッと決まって滲みがみじんもないし、高域がキッチリと綺麗になった。スゲー音だ。
今回、とりあえず良くなったけど、Gndの取り方はまだいろいろ研究すべきだね。
ファインメット&コンデンサーアレーとどうやって共存させるのがベストか良く考えないと。
これはまだまだ実験できるネタだな。
今年の実験はこれでおしまい! :-)

- 2020/12/31(木) 22:20:35|
- DAC
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調子に乗って、DACのデジタル電源をさらに改良すべくあれこれやっている。
まずは、ファインメットアレーの作り方を工夫してみた。Gndラインに入れるビーズの1個あたりワイヤーを2回通す事で、ノイズ抑制効果を高められるのではないかと考え、それを10個並べてお花型に配置してみた。(受け狙いの意図も有り)
結果は、、、絶対に良くなると思ったら大外れ。ダメだった。。。なんでだろう?ワイヤーをループさせるとノイズを拾ってしまうのかな?とにかくダメだった。結局ビーズはただダラッとまっすぐに並べるのが良いと言う事が分かった。
さらにKIKUSUIの安定化電源: PMC18-5を入手して試している。これの良い所は、
① 重い。(トランスが大きい)
② 放熱器が後ろに出っ張っていないので、大きなインレットのACケーブルが使える。
③ オーバーボルテージプロテクションが有る
④ AC電源ONで出力が出る様に設定できる
なのだ。テクシオのPA-Bシリーズも同様。
早速試しているが、より良くなったのは間違いない。重厚感が出て中高域のノイズ感が減ったので、音がより綺麗になった。ACケーブルはKRELLのド太いこのケーブルが一番良い。太けりゃ良いというものではないが、このケーブルは音がしっかりして曖昧なところが無く、綺麗だ。
とにかくDACはデジタル電源が命だな。
それにしても、『菊水の電源にオーディオ用の電源ケーブルを挿して音が良い』なんて言ってるのは世界で僕だけかもね。。。




- 2020/12/30(水) 21:46:55|
- DAC
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さて、今年はDACユニットがあっと驚く改善(かかった費用は僅か2万円くらい)をしたので、それ以外の改善が凄く楽しくなってきた。
とりあえず、以前から気になっていたウーハーボックスの中の配線を交換して、これもあっと驚く大変身。ホーンとのつながりも良いし、軽量コーンの特徴であるさわやかな弾むような低音(ウッドベースが気持ち良い)も出せて、かつ今まで出なかったズンズンと響く重低音も出る様になった。これもほとんど手持ち部品で出来たから、かかった費用は圧着端子の数百円だけ。これでやっとKRELLのFPB-350Mの本領が発揮できた。(もっと良いケーブルも有るのかもしれないが、ケーブルの重要性を再確認)
また、パワーアンプのAC電源ケーブルを非メッキの物にすべて交換したので、音の濁りが減った。
こうなってくるともっといろいろやってみたくなる。年末年始にやってみたいことリスト。
(1)マスタークロックからの256倍クロックのDAC基板への直結が本当にダメなのか再実験。波形が汚い?
(2)DACユニットのデジタル電源改善を徹底的に。(ファインメットアレーをもっと改善できそう)
(3)ホーン、アッテネーター、スピーカーケーブル、真空管パワーアンプの組み合わせに関して、まだ何か改善出来そうな気がする。
(4)DMX-E3000が業務用なので、DACのアナログ出力のレベルが大きすぎて釣り合わない。
(5)マスタークロック周りの電源の改善の効果を再確認(ファインメットアレーの構成)
(7)アンプ(A3000)を載せるラックが欲しい
お正月の宿題は、こんなところかな。:-)



- 2020/12/29(火) 11:33:01|
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TWIN DAI AK4495WDACユニットの音は、電源ケーブルを変えるなどいろいろこまごま調整しているので、今ではDMX-E3000を完全に超える音になった。(正直ここまで良くなるとは思っていなかったのだが。)

デジタル部が納得のいくものになったので、色々とオーディオ道に励んでいる。
今日はずっと気になっていたウーハーボックスの中の細いワイヤーを取り換えた。
以前から気にはなっていたのだが、46cmウーハーを取り外すのはいささか覚悟がいるのだ。
KLIPSCH : KPT-684慎重に作業して、無事に交換出来た。
スピーカーの内部配線としては定番のベルデンの白黒ケーブル(8470)に入れ替えた。
ベルデンのケーブルは少し音を明るくしてくれる(JBL御用達)から、きっと良い効果が有ると踏んでいた。
ウーハーユニットから直に8470で引き出して、スピーカーケーブルにバナナ端子で繋いだ。これで接点数も最低に出来た。
ベルデン 8470やっぱりオリジナルの細いワイヤーは音を相当悪くしていた。
今までホーンとの繋がりがどうも悪くて気になっていたのだが、それがすっかり解消され、違和感なく繋がるようになったし、以前入れていた中低域のイコライザーが全く不要になった。低音の歯切れもより良くなった。

我が家のとてもちんけなリスニングルームでもホールの空気感を感じれるようになった。大進歩だ。感激した。
Like a Lover : エミリー・クレア・バーロウ のボーカルが死ぬほど美しい。聞きほれてしまった。

あー、すっきりした。
- 2020/12/26(土) 21:14:55|
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この件、早速やってみた。
スーパークロック(x256倍)を同軸ケーブルで引っ張って終端抵抗も入れてDAC基板のMCLKに入れてみた。
結果は意外だった。
SWD-CL10からスーパークロック(x256倍)を直に入れるより、DAI回路を経由したMCLKを入れた方が音が良かった。初めはスーパークロックのみ繋ぐようにしたのだが、どうも音が悪くなったような気がして、念のためスイッチで切り換えられるようにしてみた。
切り替えた結果もやっぱりDAI回路を経由してMCLKを入れた方が良かった。
理由は見当もつかないが、そっちの方が明らかに音が良いから仕方ない。。。
予定では、256倍クロックを直結した方が良いはずだったのだが、困ったものだ。
はー。 オーディオは難しい。。。

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なーんだ!
SWD-CL10からスーパークロック(x256倍)が出せるじゃないか。。。
それをMCLKとしてDACチップに入れてやれば良いんだ。。。
余計な事をしていた。。。週末にやってみよう!
SOUND WARRIER のコストパフォーマンス恐るべし!


- 2020/12/23(水) 22:27:49|
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DACユニットの改善が一段落して(10年かかったね)、やっとこれからオーディオ的な色々な改善に取り掛かれる。(今まではDACユニットの音質の悪さが気になって、他の事にまともに手が付かなかった感が有った。)
およそ30年以上前にデジタルオーディオの音の悪さに嫌気がさして(当時はジッターという概念さえ知らず、かといってアナログオーディオに戻る気にもなれず、何が何やらわからないまま、、、)、すべての機材を捨ててオーディオ自体をやめてしまってから、やっと納得のデジタル音源を手に入れることが出来た。長かったなー。。。
DACユニットなどのデジタル部の改善は、理論的な側面が多くてオーディオ的には面白くないことで、本来オーディオマニアのする事ではないとおもう。世の中にリーズナブルな値段で買えるまともなDACユニットが無いから、仕方なくずっとやっていた。色々な基板の組み合わせを試してもなかなか納得がいくものにならず、やっと納得のいくレベルになった。ずいぶん時間がかかったなー。。。
ハイレゾだのDSDだの、業界は本当の音質を無視して嘘のマーケッティングでユーザーを誤魔化し続けてきたから、オーディオが趣味として死んでしまったのだとおもう。音質的にはアナログオーディオでも十分良かったし、お金をかけた分きちんと音質が向上したから、趣味としてはアナログオーディオの方が優れていた。30年以上オーディオは音質的にもビジネスとしても全く進化していない(むしろ退化した)と言える。そんな業界他にあるだろうか?
10年かけてわかったのは、
(1)ジッターの無いデジタル音源の音は、音量を上げてもうるささが全くなく、各楽器や空間の立体感が凄い
(2)DACユニットのデジタル回路の改善には、デジタル電源の改善とMCLK(DACチップの基本クロック)の改善が最重要であること
(3)MCLKの改善には外部マスタークロック(ワードクロック)を使ったシステム全体の同期化が必須であること
これを乗り越えて初めてデジタルオーディオは本来のオーディオの世界(オーディオ道)の入り口に立てる。
さて、本来のオーディオ道に戻って、次に何をしたいか?
(1)パワーアンプ(ヘッドホンアンプ)の追及(今はLUXMANのA3000が最高のアンプだ)
(2)電源ケーブルやスピーカーケーブルの追及(AC電源ケーブルで音が変わる事の不思議)
(3)スピーカーの追及(2WAYホーンシステムでどこまでいけるか。今は繋がりがイマイチだと思う。)
(4)Gndの取り方がどう影響するのか?
など。。。

- 2020/12/20(日) 11:10:42|
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あれこれ細かい変更をし(例えば安定化電源のAC電源ケーブルを変えるなど)、今のシステムの音に慣れてくるにつけ、色々な事が分かってきた。音もどんどん深みを増している。
時間軸的な劣化(いわゆるジッターによる劣化)と電圧軸的な劣化(アナログ的な劣化)は音に与える影響が全く違っていて、特にデジタルオーディオでは前者(特にDACのデジタル回路部分で生じるもの)が楽器の立体感や音場の在り方に大きくかかわっている。
いままでいろいろなDACユニットを聞いてきたけど、どれもいまいち音場の広がりに曇った(霞んだ)感じが有ったのが、今回の一連の実験で得られたDACユニットからは全くその曇りを感じない。しかも各楽器がそれぞれ立体的に聞こえるから、大きな音の楽器も小さな音で遠くで鳴っている楽器も聞き分けることが出来る。
例えばドラムが皮をたたく場所が見えるような感じがし、ギターが大きな音の陰で出している小さな音も聞き取れる。いろんな楽器の音が出ている場所が違う感じなので聞き取れるのだ。
それが、デジタル部の電源のクオリティーとMCLKの質で決定づけられている。それは今回の一連の実験で改善できた。
一方で、このDACユニットの電圧軸的な劣化(アナログ的な劣化)はまだまだ改善できそうだ。例えば高域のクオリティーなど。OPアンプの選択もあるだろうし、回路構成もあるかもしれない。デジタル部の改善が出来た今、これからが本来のオーディオ道の始まりなのかもしれない。やっとスタートラインに立てた気がする。

- 2020/12/13(日) 23:10:24|
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もしかしてAK4495のMCLKは非同期でも良いのか?と思って調べてみた。
AK4495のデータシートを見ると、下記の様に書いてある。
AK4495データシート■ システムクロック
[1] PCM mode
AK4495S/95に必要なクロックは、MCLK, BICK, LRCKです。MCLKとLRCKは同期する必要はありますが位相を合わせる必要はありません。MCLKはインターポレーションフィルタとΔΣ変調器に使用されます。
やっぱり非同期ではだめで、今の回路で問題なさそうだね。
『MCLKはインターポレーションフィルタとΔΣ変調器に使用されます。』とのことだから、MCLKのジッターが最終的に音質に影響するのは明らかで、それの改善が音を良くするのは当然だな。本当はワードクロックから256倍のPLLでMCLKを得るのが一番良いのだろうけど、PLLのチップが簡単に手に入らないから、今の様なやり方になってしまう。。。

- 2020/12/12(土) 14:39:05|
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週末になったのでまた聞き比べしている。
まず、AK4495W基板のアナログ電源はこの写真の方が良かった。やっぱり電源の重さに比例する感じがあるなー。

今日もDMX-E3000(改)と比較したが、ほとんど差を感じない。どっちも良い音だ。わずかにDMX-E3000(改)の方が重厚感が有るが、アナログ電源やアナログ回路(OPアンプ)の差かも知れない。差は無いと言って良いレベル。
DACのデジタル電源を改良してからの音は、曇った感じが全く無く、とにかく明瞭で三次元的な立体的音で、各楽器がそれぞれ立体的に聞こえるから、今までと聞こえ方が全然違う。今までは二次元的な絵画の輪郭を見ている様な感じだったのが、輪郭の無い立体空間に頭を突っ込んだ感じだ。
だから、最初は音が良いのかどうか判断が難しかった。今までと判断基準を変えないといけないのだ。聞き比べる対象が、音の綺麗さでは無くて、いかに楽器が立体的にリアルに聞こえるかを楽しむ感じで聞かないといけない。
分かってきたのは音の綺麗さや音色はアナログ電源の質で変わること。それに対してデジタル電源の改良で得られる音の立体感はそれとは全く別物だ。聞き慣れてくると、各楽器の立体感に凄い差が有る事が分かってくる。だが、聞き慣れないと何を比較すべきなのかが分かりにくいかもしれない。輪郭の有る漫画的な絵しか見ていない人が、写実的な絵を見たら違和感を感じるような事だろう。とにかく、音場に頭を突っ込んで、リアルな楽器の音を聞く感じだから。
- 2020/12/12(土) 12:37:42|
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今回完成したDACユニットは、各種基板を組み合わせて組み上げたDACだが、その音は本当に驚きの音だ。(正直、MITAKEさんの基板を組み上げてこんな凄い音が出るとは思わなかった。)
楽曲が全然違って聞こえる。
各楽器が立体感をもって3次元的に聞こえるから、遠くで鳴っている小さな音の楽器も聞き分けることが出来る。えー、こんなに凝った演奏をしていたんだと驚くばかり。さらに、メインで鳴っているホーンや弦楽器などが自分の周りを取り囲むように聞こえる事も有り、楽器と楽器の間に入って包まれてしまったように感じる。一方でセンターで歌っているボーカルはビシッとセンターで聞こえるが、その口の形が見えるような錯覚を持つ。
聞けば聞くほど、今までと楽曲の聞こえ方が違う事に愕然とする。どの音が良いとか悪いとかではないのだ。音の出ている3次元空間が変わってしまったというのが正しいと思う。
今までDACチップを真に活かし切っていなかったんだな。DAIの質(MCLKの質)とデジタル電源の質がそれを阻害していたんだ。。。
一方で、アナログ的なクオリティー(音の美しさ)はまだまだ改善できそうな気がする。特に高域の綺麗さは改善できそう。

- 2020/12/09(水) 22:13:21|
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スゲーDACが組めてよかった!
DMX-E3000は古い機種だから手に入らなくなったらどうしようかと心配していたのだが、これで安心できた。
最近の一連の実験で分かったことを整理すると
(1)DACユニットのデジタル電源の質がジッターに大きく影響する
(2)それを改善するには、安定化電源の良い物を選ぶ事と、ファインメット+コンデンサーアレーが良く効く
(3)DACユニットのDAIの質がジッターに大きく影響する
(4)それを改善するには、良いDAI回路(PLL回路)を選ぶ事と、MCLKをクリーンにする必要がある
(5)MCLKをクリーンにするには、PLLをマスタークロックジェネレーターの発するワードクロックやSPDIF信号に同期させる必要がある
(6)さらに、BCLK、DATA、LRCKを発するPLL回路(DAI)とMCLKを発生するPLL回路(DAI)は分けるべき(PLLの安定化)
(7)DACユニットのアナログ回路の電源を改善するには、安定化電源の良い物を選ぶ事とコンデンサーアレーが良く効く
(8)音源からDACユニットまでについては、安定化電源や各ユニットのシャーシの電源は信号グランドと全て繋いで、グランドを大きく重くすべき(3PのACケーブルで各ユニットを繋ぐべき)
マスタークロックジェネレーターによる(ワードクロックやSPDIFによる)システム全体の同期は必須だな。それ以外にMCLKを綺麗にする方法は無いと思う。



- 2020/12/05(土) 22:27:16|
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週末になって時間が取れたので、『音の比較: AK4495W基板とDMX-E3000』をした。しばらく比較していなかったが、どちらも凄く良い印象を持っていたのが、とんでもなく違う音だったらどうしようかとも思っていた。(耳は聞く音に慣れてしまうからね。。。)
だが、実際聞いてみて驚いた。ほとんど同じ音で判別つかない。空間表現も、楽器の立体感も、高域の出方もほとんど同じ感じだ。音の曇った感じもどちらもまったく無い。電源が全く同じではないから、完全に同列な比較は出来ないけど、ここまで音が似ていれば同等だと言っても良いでしょう。
良かった。DMX-E3000は今までで一番良い音のDACだったから、それと同じになったと言う事は今回いろいろやった実験の方向性が間違っていなかったと言う事だ。特にMCLKの改善は大きな成果だった。それと共に当時のSONYのDAI(PLL)技術の高さを表しているのではないかなー。まあ、世界の最先端だったからね。
今回の一連の実験で、デジタル電源の質と、DAIによるMCLKの質がとても大事だと言う事がはっきりした。正直なところ、AK4495などの低電圧DACチップからはDMX-E3000と同等の音は出せないと思っていたのだが、良き誤算だった。低電圧になるほどクロックの質や電源の質の影響を受けやすいのではないかな。小さな電源トランスを使い、低電圧DACチップとDAIチップ1個を繋いで完成と言う様な単純なDACユニットからは良い音は絶対に出ないでしょう。
さて一段落して、次に何をするかなー。こういった高級な電源ユニットを使うのと同等な電源を自作できると良いんだけどね。結局トランスの大きさ・重さがかなり影響するようだから難しいかなー。コンデンサーアレーを付ければかなり改善されるとはいえ、やっぱり電源の大きさ・重さは重要な様だからねー。。。


- 2020/12/05(土) 14:19:28|
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アナログ回路の電源をあれこれ入れ替えて試しているが、やはり6227Bが最高だ。
コンデンサーアレーを入れてほとんど差が無くなったとはいえ、まだ差がある。
音に力強さが有り、しかも音が澄んでいる。HP社の真面目なエンジニアが設計したんだろうな。
巨大で質の良さそうな電源トランスと電解コンデンサー、パワートランジスタが物語っているようだ。




- 2020/12/04(金) 23:50:59|
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DACのMCLK問題を解決出来て、AK4495 DACのクオリティーが上がったのは良かったのだが、気になる事が有っていろいろ実験していた。
どうも音の質が日によって凄く変動するような気がして、良い日と良くない日の差が激しい様に感じていた。それに、アナログ電源による音の差もかなりあるし、それも日によって音が変わるように感じていた。
今まで気にしていなかったんだけど、音の良いアナログ回路用電源は信号のグランドとシャーシのグランドを繋いでいて、音の良くない電源は繋いでいなかった。
もう一つ不思議に思っていたのは、ETAのパワーコンディショナーを使うと音が良くなるように感じたこと。
これらを総合して考えると、
(1)電源のシャーシのグランドは信号グランドと繋がないといけない
(金属容量を増やしてグランドを安定化させるため)
(2)パワーコンディショナーを使うとさらにグランドが他の機器とも繋がりさらに安定する。
だから、ACコードは3Pでパワーコンディショナーに繋がないといけない。
(3)単体で音の良いアナログ電源は大きくて重い。
と言う事だと思いついた。実際やってみると、明らかに音のクオリティーが上がるし、日によって音が大きく変わる事が無くなった。今まで音がイマイチだと思っていた電源:HPのE3620Aを使っても良い空気感・立体感が出せるようになった。グランドが安定したのだろう。
ただ、この電源だと高域がきつい感じは治らなかった。そこで、アナログ電源にもコンデンサーアレーを繋いでやったところ、高域の荒さも取れて、良い電源との差は無くなった。この電源はノイズ成分が多いのでしょう。
だんだん見えてきたのは、音の空気感や立体感を阻害するのはグランドの質とクロックのジッターが主原因で、高域の荒さはコンデンサーアレーで改善できるノイズだと言う事。『ノイズとジッターは紙一重』だから当然と言えば当然だね。
その時の写真

- 2020/12/03(木) 23:28:20|
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