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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

Ashly

Ashlyのパワーアンプ:FTX-2001 Series3 を手に入れた。
プロ音響用アンプでありながら、大変きれいでクリアなディテールを聞かせてくれるすばらしいアンプ。CROWNともPEAVYともQSCともHAFLERとも違う素晴らしい鳴りっぷり。音がきれいでありながらディテールをはっきり聴かせてくれる。PEAVYの熱い感じの明瞭さやQSCのぶ厚い感じのきれいさとは正反対な、クールで知的に鳴る素敵なプロ用アンプは初めての経験。不思議なことにこのアンプで音楽を聴くと音楽以外のいろいろな音(ミュージシャンのうなり声とか、楽器を叩く音など)がはっきり聞こえてくる。びっくりだ。QSCやPEAVEYのアンプの音を聞いたときもたまげたが、このアンプの音にもびっくりだ。傾向の違いはあれ、トップクラスの音であることは間違いない。


ashly-front

ashly

ただ、我が家のようなマルチ化したJBLのホーンシステムとは相性がどうかなー? スピーカー自体の音がクールだからアンプは少し暖かめの音のほうが良い感じがする。だからJBLのアンプはQSCやUREIのOEMなんだよね。。。Ashlyのアンプは質の良いソフトドームシステムとかを鳴らしたらすごくきれいな音が出そうな気がする。

このクラスの音をオーディオアンプに求めたら50万円では効かないだろう。。。CROWNの様にあまり知られていないけれど(私もつい最近知りましたが)、同クラスのクラウンのアンプよりははるかに良いと思う。CROWNで相手になるのはMacroTechかStudioReferenceクラスでしょう。やはり業務用アンプのコストパフォーマンスはすごい。いろいろなアンプがあるけれど、それぞれ個性があるのがまたすごい事だと思う。

当面は我が家のヘッドホンアンプ兼予備機として利用予定。JBLのMPA600(QSC社のEX1600)とその座を争う事になるなー。QSCのぶ厚いきれいな音をとるか、Ashlyのクールできれいな音をとるか、、、素敵な悩みだ。。。

  1. 2010/02/28(日) 23:12:48|
  2. アンプ
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私を感動させてくれたアンプたち

評価の高かった上位のアンプをさらに詳しく評価した。D?45以外は、再度ひととうり聴きなおした。上位のアンプにASHLY FTX?2001 Series3 が加わった。傾向としてはKSA?80Bに非常に近い音で、コストパフォーマンスは非常に高い。

amp-jyoui

こちらもご参考に、

  全アンプの比較表 

我が家のスピーカーは超高能率のホーンシステムで、特に中音ホーンはたっぷりホーンロードのかかったドライバーなので、アンプにとってはものすごく厳しい条件になっていると思う。アンプの比較がしやすいとも言えるが、一般的なスピーカーを駆動するのならそれほど差が出ないかもしれない。

私は音を聞き比べるときは、セレクターで切り替えて聞き比べたりはしていない。そういった機械的なやり方をしてもすぐに疲れて判らなくなってしまう。アンプなどを入れ変えてはいろいろな聴き方をし、”どちらが心地よいか、音楽を聴きたくなるか”で決めている。ヘッドホンで聴いたり、スピーカーを鳴らしたり、隣の部屋でパソコンをしながら聞いたり、昼間聞いたり夜に聞いたり、いろいろやって最終的にどっちが良いか決めるのは、”もう一度聴きたい音かどうか”で判断している。上の表の点は再度聴きたくなる度合いになっている。

  1. 2010/02/27(土) 22:07:01|
  2. アンプ
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楽器の大きさ

USBオーディオ(D/Aコンバータ)用にASIOのドライバーを入れたら本当に音が激変した。歌手や楽器の大きさを感じるような音になった。今まで2次元的に左右に平らに定位している感じの音だったのが、3次元的に奥行き感のある音になり、楽器の大きさを感じるようになった。この差はすごく大きかった。音質そのものが変わった感じではないのだけれど、この臨場感の差はどこから来るのだろう。。。

こうやってひとつずつ音が良くなっていくと、別のところの問題や対策が見えてくる事がよくある。今回は中音のドライバーの極性が逆の方が良い事がはっきり聞き取れた。いままではどっちの極性でも大差なかったんだけれども、ASIOを入れたとたんに中音だけは逆極性が良い事がわかる様になった。(中音ホーンのドライバーのダイアフラムはプラス信号で引っ込む動作をするらしいですね。)逆極性のほうが楽器の定位がコンパクトになり、楽器の大きさがより聞き取れるようになった。お蔭でさらに音がよくなり、クラシックがより気持ちよく聴けるようになってきた。ピアノのペダルを踏む音と位置やドラムの叩く位置がはっきり聴き取れる。

写真はラックの後ろ側の写真。デジタル系とアナログ系で分けた。私の経験ではあまりきれいに束ねるとお互い干渉して音が悪くなるので、ほどほどに雑然としていた方が良い様に思います。

rear
  1. 2010/02/22(月) 23:45:43|
  2. スピーカー
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ASIO オーディオドライバ

MHDT社のD/AコンバータをUSB接続すると音がいまいちだなと思っていたのですが、ASIOのドライバーを入れていないからでした。ASIOのドライバーを入れたら音が激変。2次元的な立体感の無い音だったのが、ボーカルなども3次元的な人の大きさを感じる臨場感の豊かな音に変わりました。ASIOを入れたUSB接続のMHDTのD/Aが今のところのベストサウンドになりました。USB接続なので、PCのグランドとアンプ系のグランドがつながってしまうのだけれど、それでもこちらの方が音が良いです。不思議。。。

MHDT-night

                           夜のHavana

ONKYOのサウンドカードは専用のドライバーを入れているので、ASIOが入っていたけれど、MHDTの様な一般USBサウンドデバイスを繋いだ時は、ASIOを別途入れてやる必要があるのですね。

   " ASIO4ALL is a hardware independent low latency ASIO driver
    for WDM audio devices. It uses WDM Kernel-Streaming and
    sometimes even more sophisticated methods to achieve
    its objectives. "

わからない事が多くて悩むねー。

   ASIOの解説記事

   ASIOのダウンロード

  1. 2010/02/21(日) 23:03:00|
  2. 再生ソフトなど
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チャンネルデバイダー

今後使ってみたいチャンネルデバイダーは、A/D、D/A を内蔵したデジタル処理のタイプ。
デジタルでクロスの周波数やレベルなど変えられるし、イコライザーまで入っている万能タイプ。
業務用のこの手の機材はすごい!の一言。。。


   BEHRINGER DCX2496  dcx

   DBX DRIVERACK260  dbx260



この手の業務用機器を入手するなら、サウンドハウスさんがお勧めです。

   サウンドハウス

通販系では最安値の部類ですし、対応も良いです。
  1. 2010/02/19(金) 23:55:17|
  2. システム解説
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スピーカーケーブル

スピーカーケーブルを変えるとやっぱりかなり音が変わる。感覚的には太くて重いケーブルの方がよさそうな感じがしてきた。どこかの記事にスピーカーケーブルの設計は構造設計が肝心だと書いてあった。ケーブル自体に外からの振動や電磁界的な影響からくる振動に対抗できるような耐震構造が大事なのでしょうね。

手に入れたケーブルはオークションで手に入れているので本物かはどうかわからない。

  中音用  CARDAS CROSS
  高音用  TRANSPARENT MUSICWAVE PLUS

どちらも新品の正規品なら10万円以上で、いくら中古でもちょっと怪しい。でも音を聞く限りケーブル自体は本物のようだ。ケーブル自体を怪しい方法で安く仕入れて、自分たちで加工して売っているのではないだろうか? 特にTRANSPARENTのケーブルは、本物なら中央にネットワークが入っているはずなのだが、それが無い構造だ(ますます怪しい)。。。 だが、このケーブルを高音に使うとバイオリンの音がすばらしくきれいになった。この音はほかのケーブルでは出なかった。CARDASの方は中音の質感や響きが美しく、臨場感がすばらしい。これもほかのケーブルでは出ない音だ。この2本を入れ替えるとあまり良い感じではなかった。ケーブルにも得意な帯域があるのか。。。マルチシステムというのは、スピーカーの得意な帯域を生かすだけでなく、アンプやケーブルの得意な帯域を生かすことなのだと認識した。

私としては、本物でも偽物でも安くて音がよければOKよ!!

今度は、CARDAS GOLDEN CROSS を手に入れたい。(2万円くらいで手に入るようだ)

cable

  1. 2010/02/18(木) 22:20:24|
  2. スピーカー
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業務用アンプにはまったわけ

私が主に業務用アンプにはまったわけは、D?45で有名な某ウェブサイトに影響されたのは確かです。今思うとおかしなことも多々書いてあるサイトだと思いますが、今のオーディオ界を別の視点で見ているという点では存在価値が有る様には思います。わざわざ大阪の視聴室まで行って音を聞かせてもらいましたが、まったく期待はずれでした。それまで結構気に入って読んでいた記事がまったくつまらないものに見える様になってしまいました。おそらく彼らはPA機器の鳴らし方とオーディオ機器の鳴らし方が根本的に違うという事に気がついていないのでしょう。(わかっていてわざと商売として書いているのかも知れませんが)

ですが、今のオーディオ界が画一的な方向にばかり行こうとしているのにはつまらなさを感じます。スピーカーを考えてみればわかりやすいと思いますが、みんな似たような形になってきてしまってますよね。それに対するアンチテーゼとしては面白いとは思いますが、あまり本気で読むとおかしな方向へ行ってしまうように思いますね。

業務用アンプや業務用スピーカーは全体としてみれば音を遠くまでハッキリクッキリ伝えるのに注力して作っているので、やはりそういう感じの音になります。家庭用のオーディオは音を気持ちよく綺麗に聞かせる事に注力して作っているでしょうから、それを同列に比較するのはそもそも意味が無いと思います。”これが一番正しい。これしかない。” といった言い方をすること自体がそもそも間違いですよね。

自分の好みの音を求める中で、この部分には業務用機器を、この部分にはオーディオ用機器を使い分けるというのが正しい選択だと思います。

オーディオ業界の画一性から抜け出すために、それに気づかせてくれるためのウェブサイトとしては某サイトも存在価値があると思いますが、あまりにも強引な決め付けをするのではなく、もう少し表現を変えればもっと信頼されるサイトになるのに、かえって存在価値を下げてしまっているのが残念でなりません。。。

誤解の無いように付け加えさせていただくと某サイトの方々は商売としては大変きちんとされていますし、発送もスムーズですしトラブル対応もきちんとしてくださいました。私が購入したケーブル類も一番に信頼できる物でした。

私が記事内容として全面的に信頼できるサイトはやはり、”かないまる”のウェブページですね。

  1. 2010/02/18(木) 14:20:40|
  2. アンプ
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音の追い込み方について

オーディオという趣味は面白くって、たとえば同じ500万円でオーディオ機器を買ったとしても、素人の人が選択したのと良く知っている人が選択したのでは出てくる音がウンと違うでしょう。良いといわれるものをただ買ったのではほとんど良い音は出ず、買った後の音の追い込みが大変重要だと思います。これがもし車の趣味だったらお金持ちは間違いなく良い車を買えますが、オーディオの場合お金を出しても良いものが買えるかどうかわからないところが面白いですね。

皆さんがどうやってよい音を得る様に”音の追い込み”をしているのかわかりませんが、私は下記のようにしています。ノウハウについて意見交換できたら楽しいですね。

(1)前のシステムの音と比較しながら少しずつ良くして(変えて)いく
(2)一度に多くの(2つ以上の)ものを変えない
(3)何度も聞きたくなる気持ちの良い音になったら、良い音になったと判断する
   日を変えて何度か聞いて、平均的に良くなったかを判断する
(4)うるさい音は悪い音。まずはうるさくない方向へどんどん追い込む。
(5)おとなしくなりすぎたら、きれいさを感じる様になるまで戻して調整する
(6)構成、配置や固定方法がごちゃごちゃしているときは、音もごちゃごちゃな事が多い
   システムがピュアになってくると、音の響きがよくなり、音が静かできれいになっていく。
(7)機器構成をなるべくシンプルに。無くてよいものは入れない。
   どこを変えたら音がよくなりそうかを想像し、実験してみて良くなったかを判断する。
(8)アンプの音はまずはヘッドホンで聞いて癖をつかむ。その後スピーカーを駆動。


  1. 2010/02/17(水) 00:22:01|
  2. ポリシー
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ラックを作った

新しくラックの上の部分を作った。やっとシステム全体がきれいに収まった。リアの配線もきれいに整理してデジタル系とアナログ系が混ざらないようにし、電源のタップをラック側に固定して配線もきれいにまとめたのでACの極性あわせもしやすくなったので、音を追い込みやすくなった。そのお蔭で全体の音のノイズレベルが下がり、ツイーターのノイズも小さくなった。もうけものだ。材料費5000円で5万円分くらい良くなった気がする。

また、これで地震があってもある程度は安全性が確保できたでしょう。

Rack-up


New-Rack
  1. 2010/02/14(日) 19:32:34|
  2. アンプ
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マルチシステムを組むコツ

マルチシステムは実は初めての経験。マルチになると、フルレンジのときの2の3乗くらい悩みが増える。(悩み好きの私にはちょうど良いか??)

今、悩みの種はツイーター。音は良いのだが、能率が良すぎて無音時にアンプのノイズが聞こえてしまう。もう少し能率の低いツイーターにすればよかった。。。100dBくらいなら良かったなー。。。そうすればパワーアンプのレベルボリュームも全開に出来たからきっと音もより良くなるに違いない。幸い中音ホーンを鳴らしているKRELLのKSA-80Bはノイズレベルが低いので、中音ホーンからはノイズは聞こえない。よかった。。。

ベーリンガーのチャンネルデバイダーははじめ見たときはつまみがたくさん有ってビビッたけど、実際やってみると非常に簡単。下記の写真を見ればお分かりいただけると思う。なんといってもクロスの周波数と各チャンネルのレベルをつまみひとつで変えられるのがすごい。(音もかなり良いです)それぞれのスピーカーからの音の出方の違いがすぐわかるので、それぞれのスピーカーの癖とどこでクロスさせるべきかがわかるようになる。

今の設定は下は500Hz、上は3KHzくらいでクロスしている。結果的には標準的な設定だけど、何でそうすべきなのかが良くわかった。

chan-deva
  1. 2010/02/12(金) 17:35:31|
  2. システム解説
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アンプの比較表

今まで聞き比べたアンプの私の評価はこんな感じです。ただし、全部一度に聞き比べたわけではなく、頭の中に残っているイメージで書いているので、間違いや思い込みもあるかとは思いますが、しばらく聞き込んでいると何度も聞きたくなる音と二度と聞きたくない音に分かれるので、その感覚で書いていますので、あまり間違っていないとは思っています。(わたしは一回聞き比べてすぐにその場で白黒付ける事は出来ません。時間がかかります。)

D?45はあの大きさからするととてつもなく良く出来たアンプだとは思います。でも私は長く使う気にはなれませんでした。トランスの小ささが原因と思われる全体的な音の締りの無さ(ディテールの荒さ)と電源投入時のポップノイズとトランスのうなり音は、気持ちよく音楽を聞かせてくれない感じがしました。(小さいのでリファレンスとして持っていても良かったかなとは思いますが)JBLのMPA?600(QSC社のOEM)はとても良いアンプだと思います。Haflerのアンプもとても気になります。P?1500よりもう少し大きいアンプを聞いてみたいです。CRESTのCA2も悪くなかったですが、ファンの音とトランスの唸りが半端ではなく、とても家庭用にはなりませんでした。

今後、ぜひ聞いてみたいアンプは、

  ブライストン社、CROWN社 MacroTech3600,StudioReference,
  QSC社 StudioReference、KRELL社の最新型、マークレビンソン社

などなど。

下表を見ると今残っているアンプたちの残った理由がわかると思います。

hikaku
  1. 2010/02/11(木) 23:56:20|
  2. 音の比較/技術解説
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ラックをどうにかしないと。。。

機材が増えて、どうにもならなくなってきた。ラックをどうにかしないとねー。。。
地震があったら財産が吹っ飛んでしまいそう。一番始末が悪いのはKRELLのKSA-80Bですね。ラックサイズをはるかに超える巨大なヒートシンクで、目玉焼きが焼けそうなくらい(大げさです)熱いからラックのデザインが難しい。

building
  1. 2010/02/11(木) 21:41:26|
  2. アンプ
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中継ターミナル

中音ドライバーや高音ドライバーの端子に直接スピーカーコードを繋いでいたのだけれど、だんだんスピーカーケーブルがエスカレートして太くなってくると、端子の方が負けてしまいそうな感じになってきた。そもそも我が家のドライバー君たちは30年選手のJBL製なので、もともと端子が小さい。そこにド太いスピーカーケーブルを挿そうものなら端子の方が先に逝ってしまうのは時間の問題だ。そこで、必要悪だが中継ターミナルを付けた。これで安心して太いケーブルが使える。ターミナルも秋葉原で売っている一番大きいものにした。これでドライバー君たちの寿命も延びたでしょう。

中継ターミナルからスピーカーまで(50cm)はベルデンの最新のケーブル "6200UE" というのにしてみた。メッキの無い純粋銅のケーブル。外皮がサクッとカッターで切れる感じで、なかの線材の被服も硬めの感じで(非メッキ純銅線+LS PVC絶縁+LS PVC外皮)良いかも。。。

  BELDEN 6200UE 記事

ついでに高音用ケーブルもこれにしてみたが、いまのところあまり癖もなく良いようだ。(まだエージング中という感じですが)

Terminal


  1. 2010/02/11(木) 21:29:03|
  2. スピーカー
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業務用アンプとオーディオ用アンプ

業務用アンプとオーディオ用アンプのどちらが良いかなんて議論があるようだけど、私の経験から言わせてもらうと、

”コストパフォーマンスが高いのは業務用アンプで、金に糸目をつけなければオーディオ用アンプの方が良い”

というのが私の結論です。業務用アンプは安いものでもすごくレベルが高くて、高いものはもっと良い。オーディオ用アンプは安いものはすごくひどいが、うんと高いものはうんと良い。業務用アンプはやはり業務用なので、家庭で使うと欠点も見えてくる。

図にするとこんな感じでしょうか。定価で60万円がその境目になっている感じか?もちろん例外はありますので、悪しからず。これはあくまで家庭で使ったときという条件でのイメージです。私は定価で60万円以下ならオーディオアンプよりは業務用が好きだなー。。。

ヘッドホンアンプとして使ってるJBLのMPA600は、ほんとにすばらしい音です。クリアで、高音もきれいで、柔らかさもあり、響きもきれいで、低音も豊かでしまりもある。これだけのオーディオアンプは50万円では買えない感じ。

アンプ比較
  1. 2010/02/10(水) 00:34:27|
  2. アンプ
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オーディオという趣味の在り方について

私はあえて50年前から在る大型ホーンシステムと最新のデジタルオーディオの組み合わせで、オーディオを一から実験し直しているわけだけど、そうしてみると何で今のオーディオ界が今のようになっているのかがわかって来たような気がする。

  大型高能率スピーカーだとアンプのノイズが聞こえてしまう。(アンプが作りにくい)
  大型高能率スピーカーは大きくて重い(家庭に不向き)
  大型高能率スピーカーは受け持ち周波数帯域をフラットにするのが難しい(マルチ化が必要)
  大型高能率スピーカーはアンプの良し悪しをはっきり出してしまう
  アンプは大出力にするのは簡単だが、ノイズを少なく、駆動力を高く、きれいな音にするのは難しい
  スピーカーは能率を落としたほうが周波数特性をフラットにしやすい
  スピーカーは能率を落として周波数特性をフラットにすれば小型でも低音が出しやすい
  小型のスピーカーのほうが家庭に置きやすい

これらのことはメーカーの論理としては一理あるんだけど、オーディオマニアがこれに従う必要は無いように思う。


  1. 2010/02/09(火) 23:32:01|
  2. ポリシー
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プロフィール

cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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