念のため昨日と同じ実験を今日もしてみたが、結果は同じだった。良かった。
また、GS980XL と FX-08mini をカスケードにしたらどうだろうと思ってやってみたが、残念ながら音は悪くなってしまった。
FX-08mini の悪い部分が加わってしまった感じの音。
GS980XLが高精度であり、それぞれのジッターの性質が異なるから、FX-08mini の悪い部分がプラスされてしまうのかな。
GS980XL のカスケードもしてみたいが、サーバーでスタックして使われるような業務用のHUBをいろいろ試してみたくなった。信頼度が命の業務用でカスケードして使うのだから、一個一個の精度が良い様に想像される。CISCO, NETGEAR, Allied Telesys 辺りかな。
- 2015/05/31(日) 00:34:48|
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組み合わせをいろいろやった結果
音の良さ | ◎ | 〇 | △ | X |
NAS | NetGear | RockDiskNext | RockDiskNext | NetGear |
Hub | GS908XL | GS908XL | FX-08mini | FX-08mini |
NAS Port | 10M | 100M | 100M | 100M |
Player Port | 10M | 10M | 100M | 100M |
なんと、HUBがGS908XLの場合は、NASは他室に有るNetGearの方が良くなってしまった。音に安定感と底力が有る感じだ。
Glen Gould のピアノ、Julia Fischer のバイオリンの立体感、分解能が凄い。思わず聞き入ってしまった。
間違いではないかと思って、HubをFX-08mini 1個に変えてやってみたが、その場合はRockDiskNextの方が良かった。
これをどう解釈するか? NetGearは10Mでも繋げたのでそのお陰と見るか、HubがよければNASの特性は影響が少なく、電源に底力のあるNetGearが有利になったとみるか。。。
一つ言えるのは、GS908XLは高性能なデジタルデータクリーナであり、NASを買い換えたりケーブルを買い換えたりする前にHUBをGS908XLに買い換えるべきだったということ。。。無駄な投資をした。。。
設定についてRockDiskNext(NAS)への接続ポートは10MではNGで、100Mに設定しないと安定して接続出来なかった。
RockDiskNext の問題だと思われる。他のハブで繋いでからこっそり繋ぎ直せば繋がるのだが。
プレーヤ側が10Mなら音はかなり良い。ハーフの方がより良い様だ。
データ速度コンバージョンが完璧なハブは音が良いと言うことかな?
- 2015/05/29(金) 20:42:40|
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sei さん お勧めのHub が届いたので、聞いてみた。
Allied Telesys: CentreCOM GS908XL各ポートの速度を自由に(Auto, 1000M, 100M, 10M, Full, Half ) 設定できる。最新商品はV2になっているみたいだ。
音はダントツ良い。恐れ入りました。 (設定は10Mで固定)
濁りがさらに無くなり、ダイナミックでありながら奥行き感や立体感がすばらしい。ボーカルが一皮剥けた感じだ。先日の音の悪いハブの時と正反対。モガモガ対クリアって感じ。
欲を言えば、滑らかさがもう少し欲しい感じもする。エージングで良くなるかな?
---> 電源ケーブルを良いものに変えたら滑らかな音に変貌した。
電源インレットが普通の3Pなので、好みの電源ケーブルに変えて音質を変えられるのもメリットだな.
夜になって再度聞いてみたが、いやー凄い音だなー。FX-08miniの3段は響きはきれいだし立体感も有るんだけど、ボーカルなどの音が少しオフでフォーカスが甘い感じだったんだね。GS908XLにして音がクリアになりフォーカスがピッタリ合った感じ。立体感や空気感も上回っている。NP-S2000の本領はこれで初めて聞ける感じだ。
設定は小さなスイッチなので少しめんどくさいが、NASとネットワークプレーヤーのポートを10M 固定にして、ルーターに繋がるポートはオートに設定。(そうしないとプレーヤーが最初にNASにリンクできないようだった)今は Full Duplex で実験中。しばらくエージングしてから、速度による違いやHalf も試してみよう。
面白いねー。。。ハブがネットオーディオでの最重要部品であることがより明白になった。
業務用の高機能なHubをいろいろ試してみたくなった。



- 2015/05/28(木) 00:10:49|
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音の悪いハブ対決
リファレンスはいつものプラネックス: FX-08mini の3段カスケード

ワースト1は、黒くて小さいコレガ: FSW-5PS-BK
次は、右端のバッファロー: LSW-TX-8NP
意外に良かったロジテック: LAN-SW05P
音が悪い奴はモガモガして輝きや立体感がない。やはり繋ぎ替えて数十秒して音が悪くなる。
FSW-5PS-BKは音の悪いハブのサンプルとして凄く貴重だ。
面白いねー。
- 2015/05/27(水) 15:03:08|
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sei さんお勧めのHubを手配中。
10M に固定できるHubってのが有るんだね。知りませんでした。
Hub は結構奥が深いのかもね。
明日届きそうだ。 凄く楽しみ。 :-)
- 2015/05/26(火) 23:22:07|
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しばらくオーディオから遠ざかって、耳を冷静にして再度HUBの違いを聞き比べてみた。
FX-08mini を3段カスケードにしたものとバッファローのごく普通のHUB一段と比較してみた。ネットワークプレーヤーやNASは動作させっぱなしで、ケーブルを抜き差しして音の違いを確かめた。
やっぱりぜんぜん違う。しかも切り替えてすぐに音が変わるのではなく30秒ほどしてから音が変化する。(段々にかもしれないが、30秒ほどすると音が以前とは変化しているのは間違いない) 以前に聞いたときと同じだ。
本当に不思議だ。ネットワークプレーヤーへの書き込みデータ (シリアルデジタルデータ) のキレイさで音が変わるのは間違いない。音の雄大さや響きのきれいさ、立体感がまるで違う。
最高のHUBというのを手に入れたくなっちゃうね。でもバッファローのはいやだな。。。
やっぱりHUBの電源をディスクリートに作るかな。。。

- 2015/05/24(日) 17:16:42|
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最近、皆さんのいろんな意見が聞けて楽しいですね。
私の考えと異なる意見も大歓迎です。なるべく再現実験できるのが良いですが。:-)
音の良さを電流で測るというのには驚きました。想像もできませんでした。でも有り得ない話ではない様に思います。
理解できない事にはお返事できないかもしれませんが、お気になさらず続けてくださいませ。
- 2015/05/22(金) 01:00:12|
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今までオーディオを色々やってきて、結果オーライだが、未だに理解できない不思議な事が幾つか有る。
1.パワーアンプ(真空管)やDACの電源を全段分離にして著しく音が改善した【各段絶縁がジッタを改善するようだ】
2.歪が数パーセントも有るような無帰還に近い真空管アンプの方が音が良い【電圧軸の歪は人間は聞き取れない】
3.デジタルデータのコピーで音の悪さが伝染する(メモリーの書き方で音が変わる)【何が伝染しているのか謎】
これらはジッターの性質が正しく理解できていないから解析できないのだと思う。
一方で、一般には音が良くなると言われている事で私が信用していないのは、
1.ハイレゾは音が良い【安物機材だと音が良くなるが、機材がよければハイレゾは不要】
2.クロック精度を上げると音が良くなる【付随的な問題であって、本質的な問題ではないだろう】
3.低ノイズ、高速応答電源は音が良い【音が良かったためしがない】
これらは隠れている別の要因が、正しく見えていないだけだと思う。
- 2015/05/15(金) 23:59:11|
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”ジッターが伝染する” ”データが汚染されている” と言うのは良い表現だと思うな。
デジタルデータそのものは厳然と正しいけど、それに余分なもの(バイ菌=ノイズ=ジッター)がくっついていると言う感じが良く出ている。
デジタルデータをコピーした場合、理論的にはジッターが次段に伝わるなんて事はありえないんだけど、でも現実にはジッターの多いデジタルデータだと音は悪くなる。ネットオーディオだとNASからHUBへそしてプレーヤーへとデータがコピーされていくから、まさにジッターが伝染していく感じ。
また、SDカードに書いたデータが書き方によって音が悪くなる場合(読み出すときにノイズを大きく出す場合)が有るというのも不思議だが、まさに”データが汚染されている”って感じだよね。
その汚染や伝染の原理を明らかにしたいよね。
ジッター伝染の原理の大枠はこんな感じかと思うけど、メモリーがノイズを出す原理を知りたい。。。

- 2015/05/09(土) 00:41:44|
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taizo さんからいただいたご質問が、的を得たご質問なので、回答を記事にさせて頂きました。
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taizo さん、ご質問ありがとうございます。
大変的確なご質問だと思います。ありがとうございます。
まず、幾つか前提のお話をさせて頂きますと、私自身つい数日前までほぼ同じ考えをもっておりました。
ですのでご質問の趣旨はほぼ理解できると思っております。この数日のうちにそこから一歩抜け出せたように思っておりますので、そこがご理解いただけるようにご説明させて頂きたいと思います。
まだ仮説の部分もありますので、もし間違いなら喜んで撤回させて頂きますが、自身では納得のいく(腑に落ちた)考え方だと思うので、恐らく正しいと考えております。
また、こういう考え方をしない限り、現象を説明できないという言い方も出来ると思います。
以下、インラインでご回答させて頂きます。
>はじめましてtaizoと申します。いつも貴重な情報を拝見し、楽しく勉強させていただいております。
ありがとうございます。
>拙宅でも同じHUBで試してみましたが、残念ながら音の変化はわかりませんでした。
>cocoパパさんのような素晴らしいシステムじゃないと音の差が分からないかもしれません。
そうですか。確かに微妙な差かもしれませんが、いろいろ積み重ねていけばトータルで決定的な差になると思います。
>cocoパパさんの考察は大変興味深いと感じました。いくつか分からいところがありましてお答えいただければ幸いです。
>・上図のバッファーメモリとはSRAMですか?DRAMでしょうか?
NP-S2000の回路図を持っているわけではないので判りませんが、おそらくSRAMではないでしょうか。
>・データにジッターがあるとメモリ書き込みが不安定というのは具体的どのような状態でしょうか?
>デジタルの1か0が確実にメモリに書き込まれているはずなので。もしデータが1か0ではなく不安定で壊れていたら
>誤動作するはずで、音飛びになるのではと想像します。
”不安定”という表現が適切でないかもしれませんが、アクセス時間のバラつきを想定しています。
200nsecのスペックのアクセス時間のSRAMがセルによって150nsecだったり200nsecだったりする場合を想定しています。いずれもメモリーのスペックの範囲内ですから、デジタル回路としてはエラーになることはありません。ですが、バラつきが有ることにより、ノイズが大きくなるだろうと想定しています。
また、単純にアクセス時間だけではなく、読み出し時に波形がノロノロとレベルが変わる場合は、スレッショルドレベルの付近でノイズが大きくなることは良く知られた事実です。
などなど細かいノイズ発生の原理は、これもいろいろ考えられるように思いますが、ひとまとまりにして ”不安定” と表現しました。
>・NASからバッファーメモリへはデータコピー(ファイルの一部コピー)のようなものだと思います。LANを差し替えて
> 25秒後に音がかわるとのことですが、最初の25秒間のデータと25秒後にコピーされるデータもどちらも
>ビットパーフェクトではないのでしょうか?
はい。単なるコピーですね。(途中経過がどうであれ)
前述のようにデジタル回路としてはビットパーフェクトです。ですからデジタルデータ群としては100%一致です。そこは疑いようがありません。そこを疑う人もいるようですが、そんな単純な話しをしているわけではありません。
ですが、仮に送られてくるデジタルデータ波形に凄いジッターがあったらどうなるでしょう?ご存知のようにデジタル回路は電圧的にも時間軸的にも十%以上の誤差でも誤動作しないマージンを持って回路が働いています。そう簡単にエラーになることはありえません。
しかし、ジッターのもの凄い(たとえば10%時間的に振れる様な)デジタルデータ波形をバッファーメモリーに書き込む時にセルごとに書き込みが一定しないで、アクセス時間や書き込みの強度に差が生じることは有り得ると私は考えました。(そこは回路にもよりますし、仮説ではあります)
もしアクセス時間や書き込みの強度の違いで出力波形がばらつく(スペックのアクセス時間内であっても)なら、読み出し時にノイズの出方がばらつきますので、次段に影響すると思います。
要するに、デジタルデータ群としては同一でも、メモリーから読み出すときに付随するノイズにはバラつきが有ると考えます。それがジッターが次段に伝染し音が悪くなる原因だと考えます。
>・NASとPCオーディオでオシロの波形が同じならば音も同じじゃないでしょうか?
それは不思議なところで、いくら波形を見ても差は見つかりませんが、音は明らかに異なりますよね。
ビットパーフェクトであることも間違いありませんが、目に見えないジッターが音を悪くするというのはいかんともしがたい事実かと思います。そこは自分の耳を信じるしか方法がありませんが。:-)
想像ですが、耳の構造から考えて、人間の耳は電圧軸方向の差は検地できないが時間軸方向の差は敏感に検知するのだと思っています。
>試にNASから音楽ファイルをHUBを通してPCにコピーしたものと、HUBを通さずにコピーしたものでは、
>サイズもバイナリチェックも完璧に一致していました。
>デジタルデータ(0,1の数値)が同じならば音が変わるはずないと思います。
>素人の考えですみません、ご教示いただけたら幸いですm(_ _)m
はい。デジタルデータ群としては100%一致です。ですが、それを読み出す時に付随するノイズやジッターが異なれば音が変わるのは間違いありません。
いままで、”信号にはデジタル信号とアナログ信号の2種類が有る” そして ”デジタルデータは全ての点において同一である”というのが話の前提でした。
今私が考えているのは、
”デジタルデータ(1や0の並び方)としては100%同じでも、回路(メモリ)にノイズを発生させやすいデジタルデータ波形と発生させ難いデジタルデータ波形が有る。” そして ”それにより回路(メモリ)に生じるノイズ(=次段のジッター)が大小するので音質も変わる”
という所が今までと違うと思います。
いかがでしょうか。ご理解いただけない部分があればぜひ再度ご質問くださいませ。
よろしくお願いいたします。
Cocoぱぱ
- 2015/05/05(火) 23:40:34|
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ネットオーディオで、デジタルデータがNASからプレーヤのバッファメモリーにコピーされた時に音質差が生じる原因を、
”デジタルデータにジッターが有るとプレーヤー内のバッファメモリーでノイズの発生があり、出力信号にジッターが伝染するからだ”と説明すれば、いままで不思議だったことが説明がつく。

”デジタルだからデータ自体に差があるわけがない” というのは厳然と正しいが、にもかかわらず ”音質には差が有る”。
その原因は、”入力データのジッターによりバッファメモリーにデータが記憶された時にバラツキがあり、それにより読み出し時にノイズが発生し、出力信号にジッターが伝染するから” と説明すれば納得できる。
今まで私は、間にバッファメモリーが有るのにジッターが次段に伝染する原理がどうしても思いつかなかったのだが、外から来る信号のジッターが原因でプレーヤー内部でデータ読み出し時にノイズを発生していると考えるとすべてガテンがいく。
まさに、
”ノイズとジッターは紙一重” ”ジッターの有るデジタル信号はバッファメモリーのノイズを経由して次段にジッターを伝染させる” ”品質の良いLAN回路(HUB)はジッターを減らすので、音質を向上してくれる”これは、HUBなどバッファメモリーを持つ回路なら同じ事が起きる。
そう考えると、プレーヤーやHUBの中で取るべき対策は
・バッファメモリーの周りのパスコンを強化する
・プレーヤーの電源回路のインピーダンスを下げる(トランス強化、インピーダンスの低い回路、コンデンサーアレー)
だなー。。。やっぱり電源か。。。頭の中がかなりスッキリしてきた。
- 2015/05/05(火) 00:03:50|
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しばらく頭を悩ませていたのだが、私なりの考えがまとまってきたので、記載する。
ネットオーディオで、プレーヤーより前段のデジタル部(LANやNAS)に手を加えることで音が著しく変わることがわかったけど、デジタルデータをNASからプレーヤーの内部メモリーにコピーしているだけであり、しかもプレーヤーは数十秒分のバッファメモリーを持っているから、書き込みの遅延などが問題になるはずもない。
にもかかわらず、NASを変えたり、NASの電源を変えたり、ネットワークにハブを3段入れることで音が改善することも確かめた。その結果から、プレーヤーに書き込まれたデータに何らかの違いが生じているとしか思えない。
デジタル回路を設計したことのある人間としては全く信じられないのだが、下記の様なことを考えるしか説明のしようがない。
(1) プレーヤーにデジタルデータをコピーする時に、音楽再生時に音に影響のあるような違いが生じている
(2) データをコピーするときのデータ転送波形をキレイにする様な処置をすると音は良くなる
感覚的な話としては、デジタルデータ転送時のジッターを軽減するようにしてやれば、音は良くなっていくようだ。
今までの実験結果からこれは間違いなかろう。。。
だが、キレイに(ジッター少なく)データ転送をしたときにいったい何がプレーヤのバッファメモリーのデータに音が良くなるような差を与えるのだろう? 全く理解不能だった。
今は以下のように考えている。
内部メモリーに書かれたデータが、書き込み方によってはアクセス時間に差を生じるなどの可能性はあると思う。だが、回路設計の常識としては最悪のアクセス時間でもきちんと動作するように設計されているはずだ。メモリーのアクセス時間がバラついたとしてもそれがその後の回路の動作に影響を与えるような事は無いはずだ。そうでなければコンピューターなど成り立つはずも無く、銀行の決済があちこちでエラーを生じてしまうことになる。そんなことは絶対に起こらない。
デジタルといっても1と0の間に0.3とか0.7が有るとかって説明をしている方もいるが、全く的外れだと思う。メモリー出力は、最悪のアクセス時間(まともな設計者ならそれで設計します)の後には必ず0又は1と判定できるレベルになっているから。
可能性として有り得るのは、書き込まれ方の違い(転送されて来たデジタルデータにジッターが有るか無いか)によって、メモリーのアクセス時間に違いが生じ、それが
データ読み出し時のデータの変化点のバラつきになるので、回路に大きなノイズを生じさせることで、その後の回路にジッターを与えるということ。かないまるさんがおっしゃるように、データ出力がなだらかになることでノイズが増えるということもあるだろう。とにかくメモリのデータ出力波形が時間的にバラつくと言う事だ。

こう考えると、かないまるさんの話とも大筋合うような気がする。
かないまるさんの解説だとすると、音を悪くしているノイズ源(ジッターの元)はプレーヤー内でパラレルに(16ビットとか32ビットとかで)データを読み出しているメモリー回路とデータバスであり、さらに
諸悪の根源はメモリのアクセス時間に差を生じさせている奴 だということになる。
”LANで送られてきたデジタルデータにジッターが有ると、プレーヤー内でメモリーの書き込みが不安定になり、読み出し時間がばらついてノイズが増える” という部分がまだ仮定では有るけれど、実験的に間違いなかろう。
ネットオーディオは、LANの回路でデジタルデータ源(NAS)とプレーヤーが完全に分離され、しかもシリアル転送になっているので、デジタルデータのジッターを減らすことが出来、その結果プレーヤー内のメモリーのアクセス時間を均等に出来、結果、他の方式(SDカードプレーヤーやPCオーディオ)より優れているのではなかろうか。
もしかしたらPCオーディオも、間にシリアル転送のUSBが有るから、きちんとバッファを持っていたり非同期転送になっていてデジタルデータのジッター以外の音質悪化の要素が無くせるならば、実は音が良くなる可能性が有るのかもしれない。
シリアル伝送であればLANだけが特別良いという理由は無いはずだが、LANの場合は長距離伝送で培ったHUBという高性能データ修正(ジッター減衰)機が安価に手に入るという利点がある。やはりHUBがネットオーディオのキーパーツであることは間違い有るまい。USBは長距離伝送を考慮していない分不利なのかも知れない。
まだ仮定の部分も有るけれど、これで間違いないように思う。
- 2015/05/03(日) 23:21:18|
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