マスタークロックの電源に、2出力の低ノイズ電源:hp E3620A を導入してみた。
例によって中古の高級測定用機材。(オークションで3500円)
操作感も良いし、絶縁型で無音で電源ノイズも低いようだ。
今までは電源を2個(OCXO用とSWD-CL10用に)使っていたのでめんどくさかったのが、この電源だと1個で済む。
音も良いみたいだ。 立体感、空気感が良くなって音が良く広がり、聞いていて楽しい音になった。
まだまだマスタークロックは改善できそうだなー。

- 2016/07/30(土) 23:06:52|
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DACが良くなったので、スピーカーでガンガン鳴らしてみた。
とても綺麗なホールトーン。残響音が綺麗に広がって消えていく。
スピーカー(特にホーン)は難しい。これくらいDACを追い込んで初めて綺麗な音が出る。
僕はフルレンジの音が好きなので、フルレンジ的に使える大きなホーンにサブウーハーをプラスするくらいの感覚でないと趣味に合わない。 このウーハーは見かけによらず軽量コーンなので良質な中域を出してくれるので、繋がりが良い。(重いコーンのウーハーは低音が良く出るが、ホーンとは繋がりが悪くてダメだ)
やっとスピーカーセッティングのスタートラインに立てた感じ。これからはマルチのセッティングや、ケーブルの選定、レベル配分などのスピーカーセッティングも楽しめそうだ。 今は、クロスオーバーは270Hz。家庭なら大きな音は必要無いので問題ない。

- 2016/07/23(土) 17:25:38|
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今はSWD-CL10を再度使っている。
ワードクロックは、AWG-2021 の方が音は良いのだが、いかんせんファンの音が凄い。実験で聞き比べるときはAWG2021を使っている。大きな差ではない。
今日、あれこれ聞き比べていたのだけれど、音源側にきれいなワードクロックを入れてやると、D-70はワードクロックを使わずにPLLのモードで動かしても十分音が良いことが分かった。ワードクロックは音源側にこそ効果が有ることが判明。
音質の順位は、音源側のワードクロックを下図の様にすると、
AK4495 >> D-70 (WordClock) ≒ D-70(PLL)
だが、音源側のワードクロックをやめてしまうと、どれも質が落ちる。

- 2016/07/16(土) 23:07:01|
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電源基板を改造して、±18Vと9Vが出るようにして、ケースに入れてみた。
このケース(電源)に入れると大概音は悪くなるのだが、今回は悪くはなってないみたいだ。良かった。

- 2016/07/10(日) 17:18:22|
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XTAL(
ASTX-H11)を安定化するために、チップの近傍に最強のパスコンを追加した。
PPSDコンデンサー効果抜群!
伸び伸びした感じはそのままに、滑らかで綺麗な音に変貌。昨日まではD-70より一枚上だと思っていたが、今は二枚上になってしまった。言うことなし。
この安いTCXOは最高だと思う。

- 2016/07/09(土) 19:53:20|
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各XTALの出力ピンにコンデンサー(100PF)を加えてみた。
③にCを付けた時の音質を聞いてみたが、差は感じなかった。(手で付けたり外したりを繰り返してみたが差は感じなかった。)波形が直接音質に影響している訳ではなさそうだ。
コンデンサを付けた波形を見ると、③ ASTX-H11は内部バッファの駆動力が高いと言える。たまたま購入したASTX-H11が内部バッファの駆動力が良かったようだ。
他のXTALは、サイン波の出力の上下をクリップさせているだけで、デジタル波形のバッファが入っていないんだね。見かけ (測定環境) 上のジッタを減らすためでしょう。だが、それだと外部からのノイズなどの影響も受けやすいのではないか。
XTALの波形が直接音に影響している訳ではなさそうだが、出力駆動能力と外部からのノイズの除去能力が音に影響しているようだ。
見かけ(測定環境で)のジッタを減らすか、実環境でのジッタを減らすか。XTALメーカーの姿勢が見える。
yohine さんのおっしゃる様に、発振回路をディスクリート化して、電源とバッファをキチンと設計しないといけないのかな。
② 7N-25.000MBP-T Spec
③ ASTX-H11
- 2016/07/08(金) 22:54:13|
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イノキーさんのDACの、MCLK用のTCXOを3種比較
① DOT050F
② 7N-25.000MBP-T Spec
③ ASTX-H11
価格的には、①が5000円程度、②が1500円程度、③は500円程度(オークション)
一般的な性能で考えると、
① > ② > ③
音質は、意外なことに
③ >> ② > ①
と言う感じ。
③は伸び伸びしていてすごくクリアで気持ち良い。それに比べると他は抑制されたつまらない感じの音。
波形を見ると、音質は波形の鋭さに比例しているような気がする。AWG2021のワードクロックの音質が良いことから考えても、XTALの音質差と言われている事の多くは、実は波形の差によるのではないかと思う今日この頃。
すごく気になるのは、①と②は、 ”0”、”1”を判定する”1V”近傍で波形がすごくなだらかなこと。(Clipped Sine 波 とのこと)
少なくとも、私の今までの経験で考えると、XTALによる音の差は単に製品ごとの差異であって、Phase Noise などの微細なSpecの差によるものではないと言い切っても良いのではないかと思っている。
- 2016/07/04(月) 17:30:55|
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イノキーさんのDACのアナログ電源のOPアンプを変えると音が変わるよ、とのことだったのでやってみた。
(OPアンプ捨てないで良かった!)

いろいろやってみたが、ダントツでLME49990が良かった。クリアさが最高。クラシックもまあまあ良い。
(LME49990は発振すると聞いていたのだが、我が家では大丈夫みたいだ。)
OPA2604はクリアさはいまいちだが高音のきれいさはダントツで、クラッシックにしびれる。
OPA627は似てはいるがどっちつかずな感じ。
こいつらは、さすがにFET系だな。
次のグループは、LME49860とLME49720(これが初めに付いていた)。LT1124も似た感じか。
あまり良くなかったのは、LT1037で、なんか音場がえらく狭くなった。
さて、LME49990にしてエージングスタート。
しばらくたって聞いてみたが、全く異次元の音だ。全然聞こえ方が違う。
重厚感が有り、空間の広がりが凄く、楽器の立体感が凄い。
シンバルをスティックで叩く位置が見えるようだ。ボーカルやピアノも深く濃い。
すごいね。 これを聞いた後だと、D-70(+ワードクロック)の音がラジカセの音の様に聞こえる。。。
うーん、やっぱり電源なんだなー。。。
- 2016/07/02(土) 14:56:37|
- 電源回路/アイソレーション
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