聞いた感じで、今の我が家のオーディオの課題は、
(A) 中低域で音の濁りを感じる(ホーンの鳴きか?)
(B) 低域で周波数によるレベル差を感じる(バスレフの問題か?)
(C) まだジッターを減らせるところがあるか?(ワードクロック?AC電源?)
デジタルミキシングエンジン:DME24N を導入してからジッターの低減が進んで、音が澄んで且つ明瞭になったのには驚かされた。ジッターが減るとこういう音になるのかと今更ながら実感した。やっぱりDACチップそのものより周辺回路(DAI, PLL)や電源が肝心なんだな。
そうなってみて、具体的に今後の改善すべき点も幾つか見えてきた。
(1) ワードクロックの改善
(2) ホーンの鳴きを無くす
(3) ウーハーボックスのバスレフを研究する(バスレフを止める?ダクトをふさぐ?吸音材を調整?)
(4) AC電源の取り方を再度研究する
(1)については今までは必要性を感じなかったんだけど、DME24Nにしてから試しにワードクロック発生回路の電源を我が家で一番音の良い電源(HP:6227B)に変えてみたら、それだけで音がよりくっきりしてくすみが取れた。ここもまだまだ改善の余地ありなんだな。ただ、ややこしいのはAC電源は壁コン相当から取らないと音の悪くなり方が激しい。システムの中心となるDME24Nが色々な悪い部分をあぶりだしてくれている感じだ。
(2)については2WAYのクロスオーバーの実験をしている時に、ウーハーだけ鳴らしてみたらその音に共鳴してホーンが鳴っているのに気が付いた。まあ、考えてみたらあんなに大きなホーンなんだから共鳴するよね。しかもウーハーボックスの上にホーンが乗っているというのも最悪だ。試しにホーンの乗っている板とウーハーボックスの間に特殊ゴム(低反発)のダンパーを入れたら、鳴きはだいぶ減ったようだ。だが、まだ完ぺきではない。車のドアスピーカーなどの制振材でも張ろうかな? 理想的には先達がやられている様に、天井からつるしたいところだね。
色々課題が見えてきた。



- 2022/10/13(木) 17:04:14|
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