クロスオーバーをいじって、中域のもやもやは取れてすっきりしたが、高域の暴れが少し気になったので、中高域用アンプの出力にインピーダンス補正用の負荷抵抗をスピーカーとパラに付けた。2.5Ωから始めてみたが抑え気味過ぎる音になったので、段々に増やしていった。18Ωでもまあまあ良いかとも思ったのだが、最終的に27Ωを付けたらばっちりだった。高域のきつさ(サ行)が少し抑えられて美しい音に変身。
ピアノの音やボーカルがとてもきれいで輝くようではっとさせせられる。弦の音もとても滑らかでかつキラッとして美しいハーモニー。ドラムのリムをたたくアタック音が低音から高音までバランスよくビシッとまとまっている。滑らかな上に少しキラッと輝く部分が耳にとても心地良いのだ。フリューゲルホーンがえも言われず美しいし、月の光のピアノが漆黒の闇から浮かび上がるようだ。
ジャズもクラシックもばっちりだ。どのアルバムも素晴らしい。音を聞くのがとても気持ち良い。最高だー!
大型ホーンでは最高にバランスの良い音になったと思う。

- 2021/11/28(日) 23:00:07|
- システム解説
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ずっとスランプで困っていた。
以前に高域側のアッテネータートランスが要らなくなる改良をしてから、音は良くなった(無駄な音がしない)のだけどなんか不満な感じが有るにも拘らず、どうすれば良いのか想像できずにずっと困っていた。無帰還の限界なのかとか、低域のアンプの駆動力不足かとかあれこれ考えたけど、どうも納得がいかず手が出せなかった。
だがやっと先日に改善案を思いついた。音の不満は、何だか中音域がスッキリ爽やかな感じがしないというものだった。こもったような感じでもあり、空間が狭くなっていて中音が過剰な感じ(低域や高域がスッキリしない)もして不思議でどう対処して良いのかわからなかったのだ。
ふと思って対処したのは、クロスオーバーの仕方。
クロスオーバーは急峻な方が良いのではないかと思って、-24dB/Oct くらいにしていたのだけれど、それがいかんかった。試しに-6dB/Oct くらいにしてみたら、音がノビノビして気になる中域のもたつきや過剰さが無くなり、空間の広がりもばっちり良くなった。 楽器の音が爽やかになり、聞いてて楽しい爽やかな音に変身。ただ、少し暴れ気味な感じなので、結局-12dB/Oct が一番良い事が分かった。音の緻密さも有り、空間表現も綺麗な状態。(クロスポイントでの減衰は-6dB)
クロスオーバーがこういう風に音に影響するとは全く知らなかった。シンバルの音などもとてもきれいだし、低域も歯切れよく、中域との繋がりも良く、空間がばっちり綺麗に広がっている。これで、大型ホーンによる2WAYではかなり理想に近づいたと思う。
なにより音楽が楽しく聞けるようになった。またオーディオをやる気が出てきた。よかった。やっとスランプから抜け出せた。
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- 2021/11/26(金) 23:08:44|
- クロスオーバー
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