本年は色々お世話になりました。
また来年もよろしくお願いします。
Cocoパパ
さて、出力管をKT90に変更して聞き較べを継続。
はっきり見えてきたのは、
(1) KT-90はハッキリクッキリ系、KT-120はどっしり系。どちらも個性が楽しめる。
(2) FullMusicの12AX7はかなり敏感な球のようで、良い面もあるがナーバスな感じ。(ノイズも拾いやすい)
(3) 12AX7LPS(Sovtek)は癖が無くてよい感じ。(ノイズも拾いにくい)
(4) ドライバーはFullMusicの6SN7が癖が無く、クリアで広帯域で使いやすい。
(5) 初段には低電圧で電流を流せる6DJ8が音がシルキーで良い。
ということ。
組み合わせ5: ベースはMingDaのMC368-BSE
出力管: KT-90 (Jinvina)
ドライバー管: 6SN7 (FullMusic)
初段: 12AX7 (FullMusic)
非常に明瞭な音で、曇りの無さは一番。だがちょっと高域寄りな音。
もうすこし穏やかな方が良いな。
組み合わせ6: ベースはMingDaのMC368-BSE
出力管: KT-90 (Jinvina)
ドライバー管: 6SN7 (FullMusic)
初段: 12AX7LPS (Sovtek)
これが一番バランスが良い感じ。中低域は文句なし。高域が今一歩キレイさが欲しい。
やっぱり初段は6DJ8の方が良いようだな。
ここまでやって、初段は低電圧大電流の6DJ8の方が良いことを確信したので、MC368-BSE を改造した。
組み合わせ7: ベースはMingDaのMC368-BSE
出力管: KT-90 (Jinvina)
ドライバー管: 6SN7 (FullMusic)
初段: 6DJ8 (Amperex)
文句無い音になった。中高域の滑らかさが素晴らしい。
手持ち部品で改造したので、もう少し低音側を改善できるように思う。KT-120との組み合わせも
期待できる。
| EL34 プッシュプル | 組み合わせ 5 | 組み合わせ 6 | 組み合わせ 7 |
高音のキレイさ、滑らかさ | ◎ | 〇 | 〇+ | ◎ |
透明感(背景の静かさ) | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
楽器のディテール(リニアなDレンジ) | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ |
奥行き感、空気感(空間表現) | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ |
低域の歯切れ良さ、充実感 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
音像(ステージ)の迫力(音の厚み) | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 |
音のメリハリ指数(-5~+5) | 0 | +2 | 0 | 0 |
- 2013/12/31(火) 19:46:26|
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さて、各真空管のエージングも一段落したので、いよいよ聞き較べを始めよう。
対象とするアンプは、MingDaのMC368-BSE 。
比較基準としてEL34プッシュプルアンプを使う。このアンプは初段を6DJ8にして電流を多く流すようにしてから、まるで別物のように良くなった。しっとりしてきれいな中高音はベストかもしれない。その辺の比較も楽しみだ。
比較基準アンプ: EL34プッシュプル
出力管: EL34 (Svetlana)
ドライバー管: 6CG7 (LUX)
初段: 6DJ8 (Amperex)
出力トランス: TANGO FW-100-5
組み合わせ1: ベースはMingDaのMC368-BSE
出力管: KT-120 (TungSol)
ドライバー管: 6SN7 (Sylvania)
初段: 12AX7 (Matsushita)
この組み合わせが一番普通な感じの音だと思う。悪くも無いがどこにも良いところが無い感じ。
ラジオっぽいというか、楽しみの無い音。
(もっと悪いのもあるので、あくまで面白みが無い感じ。最低線と言っても良いか)
組み合わせ2: ベースはMingDaのMC368-BSE
出力管: KT-120 (TungSol)
ドライバー管: 6SN7 (Sylvania)
初段: 12AX7LPS (Sovtek)
12AX7をSovtekに。気まぐれで買ったSovtekの12AX7だが思いのほか良かった。
だがこの組み合わせでは今一歩な感がある。おしい感じ。。。
組み合わせ3: ベースはMingDaのMC368-BSE
出力管: KT-120 (TungSol)
ドライバー管: 6SN7 (FullMusic)
初段: 12AX7LPS (Sovtek)
今度は、ドライバー管を FullMusic に。曇りがかなり取れた感じ。
この組み合わせが一番KT120らしいように思う。(重厚さが出る感じ)
FullMusicの6SN7は分解能も高く癖も無いので、万能な感じがする。
この組み合わせでは高域が今一歩だなー。。。
組み合わせ4: ベースはMingDaのMC368-BSE
出力管: KT-120 (TungSol)
ドライバー管: 6SN7 (FullMusic)
初段: 12AX7 (FullMusic)
さらに、初段管を FullMusic に。おー、高音が滑らかで美しい。さすが。
だが、エネルギーが高域寄りになった感じで中低域が今一歩。
新しい球はかなり広帯域で分解能も高く良い感じだ。古い球はラジオっぽい感じだなー。
今日はここまで。次回は FullMusic とKT90の組み合わせだな。最初聞いたとき、KT90はFullMusicとの組み合わせで素晴らしい分解能だったように感じた。さて実際どうか楽しみ。
| EL34 プッシュプル | 組み合わせ 1 | 組み合わせ 2 | 組み合わせ 3 | 組み合わせ 4 |
高音のキレイさ、滑らかさ | ◎ | × | △ | 〇 | ◎ |
透明感(背景の静かさ) | 〇 | △ | 〇 | 〇 | ◎ |
楽器のディテール(リニアなDレンジ) | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
奥行き感、空気感(空間表現) | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
低域の歯切れ良さ、充実感 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
音像(ステージ)の迫力(音の厚み) | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
音のメリハリ指数(-5~+5) | 0 | -1 | 0 | +1 | +2 |
- 2013/12/30(月) 23:39:20|
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MingDaのアンプは真空管をあれこれ交換してどんどん音が良くなったのに較べ、EL34アンプは、やっぱり何か変だと思い、回路設計をチェックしてみた。

初段の12AU7のロードラインを引いて見たら、一目でマズイ事が判明。
下図はオリジナルの12AU7のロードライン
大きな電流で使うべき真空管を低電流で使っちゃダメだよね。。。真空管に詳しくない人でもこれは判るよね。。。

即、回路変更。初段の12AU7を6DJ8にして低電圧でも大電流を流す動作に変えたら、音も素晴らしくなった。いままで粉っぽくて奥行き感の少なくミッドバスが薄い音だったのが、EL34らしい滑らかできれいで臨場感豊かな音に大変身。やっとMingDaと同等な音になった。トランスなどの違いではないことが判明してすごく嬉しい。上手い具合に中庸な感じの音なので、MingDaを使って真空管の比較試聴をするときの比較基準に使おうと思う。
下図は変更後の6DJ8のロードライン

12AU7が初段というのも変だなーと思っていたが、無線と実験の記事の回路だから大丈夫と思っていたのが間違いだった。初心者用設計なので音質より安定度優先なのかな?
12AU7だとなぜ電流をもっと流せないのかは、今後解説したいと思う。(理由がある)
ちなみに、MingDaのMC368-BSEの初段のロードラインは下図で、ロードラインの立ち具合、動作点が有効なグリッドの動作電圧範囲の中心にあることなど惚れ惚れする。もともと高利得、低電流の球をうまく理にかなった使い方をしていると思う。(6DJ8に変えてもっと電流を流しても良いように思うけどね)

真空管アンプは基礎さえ押さえておけばシンプルな回路で素晴らしい音が出るんだね。余計な工夫は要らない。。。
今後の課題は、動作点は色々変えられるがどこのポジションがもっとも音が良いのか。もっと電流を流すことも可能だ。
いろいろ勉強になった。設計レベルも一段階上がったと思う。
(6DJ8は、高gm管なので、グリッドに寄生発振防止抵抗が必要。)
- 2013/12/29(日) 20:36:59|
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エージングも大分進んで、今週末には聞き比べが出来そうだが、 (シルバニアと松下をエージング中)
DACがうんと良くなったので、評価項目も少し変わってくる。
| ___真空管A___ | ___真空管B___ | ___真空管C___ |
高音のキレイさ、滑らかさ | | | |
透明感(背景の静かさ) | | | |
楽器のディテール(リニアなDレンジ) | | | |
奥行き感、空気感(空間表現) | | | |
低域の歯切れ良さ、充実感 | | | |
音像(ステージ)の迫力(音の厚み) | | | |
KT120はなかなか雄大で、味があるようだ。 KT90の方が繊細な感じ。 初段やドライバーとの相性もあるようだ。
- 2013/12/26(木) 23:28:31|
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真空管を全て差し替えて、KT120のバイアス調整もして、エージング中。
FullMusic の球はKT90と組んですでに一晩エージング済み。他を寄せ付けない素晴らしい音だった。いずれレポートしよう。
KT120はどうか? エージングでどうなるか? 今時点ではKT90の方が圧倒的に良いが。。。
明日が楽しみ。

アンプの回路を実物で見たら、一番ピンがグランドに落ちていたので、EL34は挿せない事が判明。危ない危ない。
- 2013/12/25(水) 22:25:09|
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シャンパンとケーキで、今日の使い込みを誤魔化そう。


KT120 巨大で素敵。(^。^)
- 2013/12/24(火) 18:29:08|
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驚いた。こんなに有るとは。。。
FullMusic, PsVane, GoldenDragon, EH, Svetlana など有名どころがほとんどある。ビックリ。


- 2013/12/24(火) 14:32:57|
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いままで、EL34のメーカーによる音の違いは認識しているし、EL34とKT-90でも音が違うらしいことは認識しているが、同じアンプで聞き比べていないのでどうもはっきりと断言できないもどかしさがある。イメージとしてプレート損失の大きい球の方が内部抵抗も低くてミッドバスが奥深くなりそうな気がする。(大きなエンジンの車の方がゆったりしていて乗り心地が良いよね。。。)
年末年始は時間があるので、ゆっくり真空管の聴き比べをする事に決めた。MC368-BSEをベースに。
パワー管: EL34(MULLARD)、KT90(JINVINA)、KT120(TUNGSOL)
ドライバー管 6SN7: JINVINA、SYLVANIA、FULLMUSIC
初段管 12AX7: RUBY、MATSUSHITA、FULLMUSIC
で聴き比べだ。(パワー管はバイアス調整が必要なので、球の入れ替えは結構メンドクサイ。新しい球はエージングもしなくてはいけないし、普段はなかなか時間がとれない。)
今回確認したいのは我が家で一番音が良いこのアンプをベースにして、真空管の違いだけでどういう音の差が在るか、しっかり確認したい。



FULLMUSICの球は、有名な300Bを始めどれも評判が良いので楽しみだ。
とりあえず全部手配完了!(秋葉のヨドバシでFullMusicの球を在庫しているとは知らなかった。。。)
- 2013/12/23(月) 19:20:35|
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DACの音がすごく良くなり、スピーカーも随分進歩して、今はアンプをさらに改善すべき時だと思っている。
だが、真空管アンプをどうやったら今以上に改善できるのか良く判らなくなったので、とりあえず真空管をあれこれ変えてみることにした。(真空管交換は安易な方法なので最後の手段にしようと思っていたので)
候補は、
出力管: 6550、KT90、KT120 など
初段管・ドライバ管: なんと言っても FullMusic製を試してみたい。
とりあえず、ピン互換性の有る出力管で最大の大きさを誇る KT-120 を4個手配した。プレート損失60Wは凄い。他の倍以上だ。プレート電圧も650Vまで可なので差し替えて問題ない。(もちろんバイアス調整は要るけど)Webで調べた感じだと雄大な音らしいので、期待したい。

- 2013/12/22(日) 23:24:55|
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DACのレベルがうんと上がったので、パワーアンプの評価基準が変わったように感じる。いままでは少し音が荒かったDACのせいで若干抑え気味の音のアンプが良い評価になっていた。今はその分ニュートラルな音のアンプが評価が良くなってきたと思う。
そこで再度、MC368-BSE(改) と Hafler P7000 Diablo の比較をしてみたが、MC368-BSEが中高音のハッとするキレイさや低音の歯切れ良さでは勝っていた。P7000もかなり良くて、ミッドバスが充実しているのでリアル感や臨場感たっぷりで非常にハイレベルだと思う。中高域はトランジスタアンプでは珍しい(はじめての?)滑らかな音。甲乙付けがたい感じ。
私は、MC368-BSE(最近ドライブ段の6SN7をSYLVANIA製に変えてより曇りの無い音になっている)を越えるアンプを探したいのだが、今のところこれに勝るアンプに出会えていない。なぜこのアンプが音が良いのか理由がさっぱり判らない。。。それが判らないとオリジナルアンプに手を付ける気になれない。。。真空管を交換することでかなり音が変えられることは認識してきた。これも真空管アンプのメリットだね。

Hafler P7000
今まで聞いたトランジスタ(FET)アンプの中では最高。手元に置いておきたい数少ないトランジスタアンプだ。
中を見るとコンピュータ基板と間違えるような表面実装部品で、とてもオーディオアンプとは思えない基板。音を聞かなければ捨てたくなるような基板だ。
何か凄い部品を使っているわけではないし、この小さな基板に1ch分のアンプ回路はもちろん、電源回路、プロテクション回路、ファンコントロール回路まで含まれている。あえて特殊な点を挙げるなら、音を悪くする保護リレーは無く電子回路によるプロテクターであることくらいか?解説によるとドライブ段が優れているらしい。この基板でこの音を出す技術は凄いと思う。ファンの音がちょっと気になるので、9505が欲しいが。
残念ながらハフラーは今は営業していない。凄い会社ほど無くなる運命か。。。
比肩し得るアンプは、BRYSTONやCROWNの STUDIO RFEFERNCE 位かな。

- 2013/12/22(日) 01:16:16|
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いろいろ真空管アンプの実験をしていて、何故か凄く音が良い時があり、不思議に思った事があった。
我が家のヘッドホンは5オーム負荷で分圧しているので、本来4Ω端子に挿すのが普通なのだが、間違えて8Ω端子に挿すと音が良い事に気が付いた。
音がしっとりし、分解能も上がり、重心が下がった良い感じの音になる。
要するに交流的には負荷インピーダンスが半分になるということだろう。出力管のロードインピーダンスを半分にして電流を倍流してるって事だ。(直流的なバイアスポイントは変わらないので、大問題にはならない)
一般的な真空管アンプの設計解説を見ると、いかにインピーダンスマッチングを取って最大出力を出すかに注力しているようだ。その様にギリギリの設計をしてギリギリの出力を出すならオーバードライブが問題になるかもしれないが、我が家のアンプは出力管の最大定格の50%くらいでしか使っていないし、最大出力も出さないので、まったく問題ない。
下の絵のように、定格5KΩのトランスだけど、交流的には1.5kで使っても真空管は問題ないってことだ。
最大出力を欲張らずに、低インピーダンス化に余力を使った方が良いって事だよね。MingDaのアンプはオーバードライブしているから音が良いのだと思う。そういう感じの音だ。

2倍オーバードライブは実験済みだが、禁断の4倍オーバードライブにチャレンジしてみようかな。。。大出力を出さなければ問題ないでしょう。
真空管はトランジスタと違って過負荷を掛けてもすぐに壊れることは無い。オーバーロードでプレートが真っ赤になっても鳴ってくれる。そのままほっておくとさすがにゲッターが減ってだめになるけどね。。。(実験済み。。。)
- 2013/12/19(木) 23:46:38|
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JBLの4733を売って少し利益が有ったので、どうしようかと考えていた。
最近、真空管アンプしか持っていなかったので、比較用にイイ感じのトランジスタアンプが欲しいなと思い探していたら、以前から気になっていたHaflerのP7000が安く出ていた。TEACの正規輸入品。
Hafler P7000P1500を以前に持っていたのだが、小型ながらくすみの無い爽やかな音が好印象だったので、最上位のP7000を聞いてみたかったから。



これが想像以上の良音。低域から高域までバランス良く出ているし、臨場感、空気感、ボーカルのフォーカスも良く、アタックもイイ感じなのに真空管アンプの様な滑らかな音。今まで聞いたトランジスタ(FET)アンプの中でピカイチだ。
伸びやかでかつ滑らかな音はトランジスタ(FET)アンプでは初めて聞いた。中高音の綺麗さ(キラリとする様な)は真空管アンプが上だが、ミッドバスの奥深さはこちらが上だ。このミッドバスはお手本になる。堂々とした雰囲気がMC368-BSEに似ている。
2WAYマルチの低音域にこれを使えば真空管アンプとの繋がりも良いだろう。試してみたくなった。
米国のアンプらしくシンプルな構造で、トランスの巻線から完全ツインモノ構成。好みだ。熱感知の可変速ファンが有るので少し音がするが、まあ我慢出来るレベル。
なかなかオークションにも出ないと思うが、超お勧めだ。9505というタイプが同クラスでファンの無いタイプの様なのでそちらの方が良いかな?
- 2013/12/16(月) 15:01:55|
- アンプ
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私は聞き込めば聞き込むほどに、単なるノスタルジーではなく、真空管アンプの方がトランジスタアンプより優れていると思っている。
以前に、真空管アンプのメリットについて下記の記事を書いた。これだけでもはっきりしていると思っているが、それ以外にも色々な理由があると思う。
何で真空管アンプの方が音が滑らかなのかが腑に落ちた下記の点もメリットだと思う。
(1)部品が少なくてメンテや部品カスタマイズが簡単。従って個性を活かせ、長く使える。真空管アンプの方が寿命が長い。
メーカー製のトランジスタアンプなど複雑で手の入れようがない。最近は表面実装の部品も多くなり、ますますだ。それに比べると真空管アンプは調整、部品カスタマイズがすぐ出来る。
(2)音の好みに合わせた調整が簡単。下記の様な調整がいとも簡単

真空管アンプの場合、NFB量の調整は歪などの特性改善というよりは、応答特性の調整なのだと思う。
そもそも歪率なんてスピーカーやヘッドホンを鳴らして空気を振動させて音を聞く限りまったく関係ないことは明白でしょう。歪が数パーセントの真空管アンプの方が、0.01%のトランジスタアンプより音が良く聞こえるんだから。ダンピングファクターだって関係ないよね。
いい加減歪率やダンピングファクターでアンプを評価するようなウソはやめて、何が本当の音の差になっているのか誰かきちんと説明してくれよ。オーディオが本格的に始まって50年以上経つと思うけど、未だにそんなことも分かっていないなんて情けない。
- 2013/12/15(日) 23:26:25|
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追加のファインメットビーズが10個来たので、あちこち入れてみた。
DACのデジタル電源(+側)とSPDIFケーブル(QA660とFireFceUFXの間、FireFaceUFXとDAI(WM8804)の間)に入れてみた。
効果抜群だ。さらに背景が静かになり、楽音は雄大かつ繊細な高域になり細部まで聞き取れる。明らかにジッターが減った音だ。機器間のデジタルケーブルには電位差がありそこをデジタルノイズが流れるから、それを抑える事で機器のグランドノイズが減り、それによりジッターが減るんだろう。

デジタル系や電源系ならどこにでも入れたい感じだな。20個で12000円の投資。効果を考えれば安いと思うが、もっと安ければジャンジャン入れるのにね。。。
- 2013/12/14(土) 20:36:30|
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