下記のような事を考えて、中高音スピーカーにアッテネータを入れてみた。秋葉の
コイズミ無線に行って音が良いといわれる固定抵抗を買い、固定式アッテネーターを作った。早速中音ホーンとツイーターに入れてみた。音を聞いてがっかりした。まったくだめだ。音のみずみずしさがまったく無くなってしまった。中音ホーンもだめだし、ツイーターもだめだった。速攻で元に戻した。やはりマルチ駆動はアンプとスピーカーは直結でないとだめだ。そうしてみるとネットワークなんて恐ろしくて使えた物じゃない。。。
今のセッティング状態は結構良いんだなと妙に納得してしまった。やってみて良かった。
『我が家の中高音ホーンシステムは恐ろしく能率が高いので、ウーハーのレベルと比べると20dBくらい落とさないとレベルが合いません。仕方がないので、その分アンプの入力信号レベルを落として使っています。これはなんだかとっても精神的に良くない。しかも、あまりにも効率が高いので、パワーアンプのノイズですら聞こえてしまうくらいです。この状態だとアンプにとっては本来入力されるべき信号レベルの1/10しか入力されていないわけで、最高の状態ではないのは明らかです。ではどうするかと考えると、アンプの出力側、つまりスピーカ側にアッテネータを入れて1/4?1/8くらいに落とすべきなのでしょう。この方がアンプにとっては良いに決まっています。しかし問題はアッテネータを入れたときのスピーカーから出る音が良いかどうかです。ダンピングが悪くなってしまうので、ウーハーにはアッテネーターは入れられませんが、中高音なら入れても音は悪くならないのかなー??せっかくネットワークを使わないで済むマルチにしたのに、アッテネーターを入れるのはなんだか気が引ける。。。
考えてもわからないので、実際やって比較してみましょう。アンプ側を楽にしてやるか、スピーカー側を楽にしてやるかどちらが音が良いのか。。。トランス式のアッテネータが安く手に入れば一番良いけど、高いんだよね。とりあえず抵抗でアッテネータを組んでみましょう。』
- 2010/01/30(土) 01:07:29|
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MHDT社のHavanaだが、その後もエージングを続け、約72時間経過。どんどん音がきれいになっていく感じ。24時間でかなり良くなったけれど、その後も良くなっていった。ためしにUSB接続も試してみたが、TOSLINK(光のSPDIF)の方が音が良かった。まあ、安いUSBケーブルで繋いだせいかもしれないし、TOSLINKだとPC系とアンプ系のグランドも切れるのでそのどちらかの理由ではないだろうか。
我が家のシステムの音の格が一段上がった。余計な音が出なくて静けさを感じられ、出るべき音ははっきり出る感じです。
外観も良いなー。シャーシーはアルマイトのヘアライン加工で、アクリルのフロントパネルから中の真空管がボーっと光っているのが透けて見える。カッコえーなー。。。

かないまるさんの挑戦:
『Here's to Ben: A Vocal Tribute to Ben Webster Jacintha 』
”この盤の9曲目のダニーボーイの前半がアカペラで歌われるんですが、これがすごいリアリティー。エコーの回り込みが美しく、これが2チャンネルかと思うほど背後まで音がまわります。またマイクが細かい音をよくとらえているのにも驚かされます。ジャシンタの喉の奥をよくとらえています。アカペラの途中でギターが「ビーン」と一回だけ小さな音を立てます。バッキングの演奏開始を待つギターの演奏者が弦にタッチしたのでしょう。これが聴こえるかどうかにまずは挑戦してみてください。そしてジャシンタの喉が見えるかもポイントです。”
我が家のシステムがやっとこの挑戦をクリアできるようになりました。:-)
- 2010/01/26(火) 23:03:22|
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MHDT社のHavanaを手に入れた。米国で大変評価されているようです。
『MHDT社へのリンク』 ノンオーバーサンプリング、ノンデジタルフィルター、ノンオペアンプ、最終段真空管バッファーなどの特徴を持ったDAコンバーターで、実に音楽的な音を出してくれます。きれいで、深みがあり、聞いていて心地よく、ダイナミックレンジも抜群で、かつ音のディテールまで聞き取れる。まだ1日しかバーンインしてませんが、文句なく我が家のメインシステムになりました。デザインもなんともおしゃれじゃないですか。。。何で日本からこういった”イケテル商品”が出てこないのだろう。

これを機に、じっくりDAコンバーターを聞き比べてみましたが、今のところの音質順位は、
Havana(TOSLINK接続) >> SE200 PCI LIMITED(アナログ出力) > SRC2496(アナログ出力)
ですね。Havanaは音のきれいさがピカイチで耳に心地よく、かつディテールまで聞き取れる。不思議なくらい澄み切った感じです。
また、PC系とアンプ系のグランドを繋いでも”SE200 PCI LIMITED”のほうがベーリンガーより良かったのは少し意外でした。PCのグランドをアンプ系と繋いでも、思ったほど悪さしないようですね。。。(ちなみに我が家では200Vからダウンして100Vを取っていて、PC系とアンプ系の100V電源は絶縁してありますが、それが良い作用をしているのかどうかはわかりません。)
- 2010/01/24(日) 18:20:15|
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待望のツイーターを手に入れた。”JBLの2404H”

選定の根拠は、
中音ホーンと繋がりが良いこと
なるべく低い周波数で繋ぎたい(3KHz以下のこと:中音ホーンの癖をとりたい)
指向性が広いこと(JBLくさくない柔らかい音が希望)
など考えると、やっぱりツイーターもホーンだろうなとは思った。候補に上がったのは、JBLの075、YAMAHAの0506などだったが、それらも良いのだろうけど、帯域が狭いのと(スーパーツイータでしょう)、指向性がきつそうな感じがして、いまいち選定の決定打にかけていた。
たまたまオークションを見ていたら2404Hが出ていて、形を見てこれだと思った。
幸い一発で落札できた。3KHzから使えるし、大きくて重く指向性が広いので柔らかい音がしそうな気がした。
音を出してみたが、思ったとうりですっきりしてやわらかい感じで、JBLくささが抑えられた感じで合格!!
やっときれいな高音でクラシックを聞く気になるシステムになった。こうしてみると2WAYでは無理だということが良くわかった。しかもアンプ選びがすごく大事だということも。。。
結局アンプは、
高音用 SONY SRP-P500
中音用 KRELL KSA-80B
低音用 YAMAHA PC-2002M
となった。不思議だが、SRP-P500はツイーターを鳴らすのに最高に良く、KRELLは中音を鳴らすと実にきれいな音を出す。KRELLをツイーターにするとどうもうまく鳴らなかった。念のために何度も組み替えてやってみたけど、やっぱりこの組み合わせが一番だ。不思議だ。。。なんでこんなに違うんだろう。。。理解不能。
業務用アンプは低音スピーカーや高音スピーカーの駆動力がずば抜けているようだ。KRELLは音の色っぽさではピカイチだが、きっとオーディオアンプは駆動力より音のきれいさに着目して設計しているのでしょうね。
- 2010/01/24(日) 16:14:19|
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中音ホーンのデッドニングが必要なことがわかったので、ホーンボックスに砂袋をつめた。
ボックス一個に20Kgの砂袋を二つ入れたので、トータル50Kg以上のホーンになった。一人ではちょっと持ち上がらない。
ウーハーの上に乗せるのが大変だった。おかげで手が傷だらけ、血だらけだ。。。
こういうのはアマチュアならではですね。こんな物はとても商品としてはありえないです。:-)
中音の濁りが取れて柔らかくきれいに、かつ歯切れ良くなったし、上部が重くなったお蔭で低音が圧倒的に締りが良くなり、スピーカーがまるで別物のようになった。まあ、よく考えるとウーハーがピストン運動しているんだから、上部が軽かったらコーン紙が動かないでエンクロージャーの方が前後に動いてしまって、良い音が出るはずがないですよね。当たり前のことがなかなかわからない。。。1個198円の砂袋4つで、20万円分くらい音が良くなった気がする。何でもやってみるもんですね。
これでツイーターを迎える準備が出来た。



- 2010/01/23(土) 15:49:41|
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高音用ツイーターを追加するのにやらねばならぬことがあった。ツイーターの置き場を作ること。そのために2420+511Bをボックスに入れた。そうしたら、思わぬメリットがあった。ホーンの鳴きがずいぶん減り、たたいてもコツコツという感じの音になり、音を鳴らすとガサツキが抑えられてずいぶん中音が良くなった。KRELLのKSA-80Bで鳴らすととてもしっとりしていて且つクリアなよい感じになった。もっと早くやればよかった。。。もうけもの、もうけもの。
KRELLのKSA-80BとSONYのSRP-P500は本当に双璧って感じだ。音のストレートさではSRP-P500の勝ち。音のきれいさではKSA-80Bの勝ち。どちらも臨場感などはすばらしい。一長一短でどっちが良いとはいえない感じ。

- 2010/01/17(日) 22:17:57|
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KRELLのKSA-80Bがアンプの仲間に加わった。今までほとんど業務用アンプばかり聞いてきたので、本当のオーディオアンプの音が聞きたくなったので、入手した。大体想像したとうりのすばらしい音で、すばらしい臨場感ときれいな高音。なまめかしいというか、クラシックを聞くとぞくぞくっとするようなきれいなバイオリンの音がする。こういった感じの音は業務用アンプからは聞かれないと思う。業務用アンプにも2種類あって、PAで大きなホールをがんがん鳴らすタイプと、小さなホールやスタジオできれいな音を聞かせるタイプとあるので、一概には言えないが、私の知る限り後者のタイプはSONYのSRP-P500とBRYSTON、JBLのMPA600かな。。。これらは本当にすばらしい。それでも高音のきれいさではKRELLにはかなわない感じかな。
これらのアンプたちとスピーカーをうまく生かすため、PC2002Mを低音に、SRP-P500を中音に、KSA-80Bを高音にしようと思っている。たぶんそれぞれのベストな帯域を生かせると思う。ここまでは良い計画なのだが問題が、、、まだツイーターを持っていない。。。ツイーターを手に入れるまでは、KSA-80Bは、35Kgもあり常時400Wも食う巨大なヘッドホンアンプとして楽しむつもり。世界一贅沢なヘッドホンアンプか?うーん、早く良いツイーターを探そう。。。どれが良いのかなー??

- 2010/01/16(土) 19:52:34|
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どこでリサンプリングするかが問題だなー。サウンドカードでもできるし、SRC2496でも出来る。微妙に音が違うような気がする。96KHzの音と88.2KHzでも微妙に違う?44.1KHzの整数倍の88.2KHzの方が音が良いという話もある。まだあまり追い込んで聞き比べていない。。。サウンドカードを通さずにマザーボードからSPDIFを出すことも出来る(その場合は44.1KHz出力になるでしょう)。いろいろ試すことがあってまだ手がついていない。
- 2010/01/09(土) 00:46:03|
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ONKYOのサウンドカードはこうなってます。制震のため。
これでアナログ出力の音がずいぶんすっきりしたように思いました。

- 2010/01/07(木) 22:59:40|
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PCで一番うるさいのはCPUのファンです。我が家のPCにはCPUファンはありません。ごらんのようにドデカいヒートシンクをつけ、電源のファンの吸い込み口の近くに配置することでCPUファンをなくしました。
電源のファンは低回転で大口径かつ回転制御型のものが有るので、良いものを選べばあまりファンの音はしません。
ハードディスクも、このPCケースにはもともと静音設計がされていて、肉厚なアルミのフレームにゴムダンパーを付けて取り付ける様になっているので、ほとんど音はしません。
ということで、このPCはほとんど騒音無しです。
PCオーディオをやっている人は、ノートPCを使っている人が多いようですが、CPU性能やバスの速度などが相当違いますから音に影響する処理速度にとってもデスクトップ型のほうが良いと私は思っています。OSの起動時間も圧倒的に早いので、実際音楽が聴けるまでの待ち時間も短いと思います。
一方で、高性能CPUを積んだデスクトップPCのノイズ発生度も半端ではないと思うので、アンプ系のグランドとPC系のグランドの分離は必須ではないかと思います。そのためグランドの繋がらないSPDIFによるデジタル信号受け渡しがベターだと思っています。(なぜPCのグランドをアンプ系から隔離した方が良いのかは、『かないまるのホームページ』に書いてあります。結構深いです。。。)

- 2010/01/07(木) 22:56:16|
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システム構成図です。SE200 PCI LIMITED はアナログも出ているので直接パッシブプリに繋いでも良いのですが、PC系とアンプ系のグランドを切りたかったのでこういう構成になっています。音はどちらもかなり良いです。SE-200 PCI LIMITED は、内部で96KHzにリサンプリングしているので、SPDIF(光)に信号が出た時にはすでに96KHzになっています。

- 2010/01/07(木) 14:00:25|
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オーディオの世界で師匠と呼びたい方がいる。Webでも有名な金井さん。
『かないまるのホームページ』かないまるのホームページの内容はすばらしい。おすすめCDのコーナーや技術解説のページは必見ですね。
『おすすめCD』 『オーディオQ&A』 『絶縁トランスによる音質改善』さすがにSONYの音響部門の責任者でいらっしゃるだけあって、話に筋が通っているし、何度かメールでやり取りさせていただいたが、お人柄もすばらしい。師匠と呼んだらご迷惑だろうけれどぜひ呼ばせていただければなと思っています。
下の写真のCDは金井さんのお勧めのCD(かないまるのホームページに載っている)本当にすばらしいCDばかり。音も良いし、音楽的にもすばらしい。これらのおかげで私のシステムはずいぶん成長しました。大変お世話になっています。ありがとうございます。

- 2010/01/01(金) 15:39:17|
- ポリシー
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今のシステムのトータル価格は驚くほど安い。オークションで安く手に入れている。
オークションのおかげでオーディオの世界も変わったといっても過言ではないと思う。
PC________________P4 Dual_______8万円(新品)
サウンドカード_____ONKYO___PCI LIMITED____2.2万円(新品)
DAコンバータ_____ベーリンガー__SRC2496_____1.7万円(新品)
パッシブプリ______ELSound __BP?101______5.2万円(特注:新品)
チャンネルデバイダー__ベーリンガー__CX3400______1.7万円(新品)
パワーアンプ(中高音)__SONY____SRP?P500____10万円
パワーアンプ(低音)___YAMAHA___PC2002M_____3.5万円
高音ドライバ______JBL_____2420________6万円
ホーン________ALTEC____511B________4万円
ウーハー(BOX込み)___JBL_____2205B_______7万円
まあ、それでも50万円くらいはかかっているけど、新品で集めたら数百万円でしょうし、
オークションのおかげで気軽にアンプやパーツを交換(売り買い)出来るのが何よりうれしい。

- 2010/01/01(金) 00:10:46|
- システム解説
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