かないまるさんは普通のOAタップの中にも音の良いものが有ると仰っている。しかも金属製のOAタップには音の良い物は少ないとのこと。そんなことから考えると、テーブルタップを作るのにどうせ埋め込みコンセントを使うなら、埋め込みコンセント自体がしっかりしたケースの構造を持っていた方がベターだと思われる。そういうものは無いのかと思って探している。入手した各種コンセントを分解してみた。
だが分解して内部を見てみたところ、パナの埋め込みコンセントを使うのが一番良さそうだ。これほど頑丈で材質的にも設計的にもしっかりしたものはなさそうだ。課題はそれのケースをどうするかといかに制振するかだな。
だがどうもまだ腑に落ちないのだが、AC電源ケーブルや電源タップでそんなに制振が大事だというのが。。。
パナの埋め込みコンセントパナの埋め込みコンセントは評判が良いが(今回分解したのは不要になったアース端子付きのもの)、分解してその理由は何だろうと考えると、
(1)樹脂がしっかりしていてずっしり重い。
(2)金属部品が銅製(線材と同じ材質)でしっかりしている。
(3)線材との接触圧力をかける部品が別になっていて強力そう(それも銅製)
(4)線材と金属部分の接触部が大きくてしっかりしており、形状も良い(線接触)。
(5)もともと単線を使う前提で出来ている(線材を挿し込む構造)
といったところか?かないまるさんもおっしゃっているがメカ的な振動の影響が大きいのか?



明工社の横形OA用接地タップこれは業界では評判の良い物だそうだが、外形がしっかりしていて良い感じ。振動に強そう。内部の端子は真鍮だった。線材の接触部分はねじ止めなので、しっかり固定できるが単線を繋ごうとすると工夫がいる。


パナの接地露出Wコンセントこれも外形はしっかりしていて良い感じだ。金属部品は基本は銅製だが、圧力を与える部品はメッキした鉄の様だ。線材の接触部分が平面的で構造がいまいちな感じがする。残念。




- 2022/12/17(土) 16:20:06|
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