Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

ムラード型回路をヘッドホン向きの低ゲインアンプにする方法

ここの所ずっとハマッていたヘッドホンに好適なパワーアンプの改造にやっと成果が見えた。

なかなか中間トランスを使った回路がはかどらないので、ムラード型回路をヘッドホン向きの低ゲインアンプにする方法を考えていて、良い方法を思いついたので実験してみたら、ばっちりだった。

ドライバー段の負荷抵抗を分圧してゲインを下げた。

この回路でゲインを約1/4にする事が出来たので、数十オームのインピーダンスのヘッドホンでも直結できるようになった。ノイズも少なくばっちりだ。

音も素晴らしい。やっとAH-D7100が納得のいく音になった。深みがあり、低音も充実していて、楽器の立体感も素晴らしく、中高域もキレイな音に大変身。うれしい!

mullard-circuit10.gif

あー、時間がかかった。。。久しぶりにヘッドホンを楽しめるようになった。。。

今回、予想以上にはまってしまったのにはいろいろ訳があるように思う。

  (1)ゲインを下げようと思ってNFBを多くしてみたらとたんに音が悪くなった。
  (2)真空管アンプはゲインを下げるのは意外に面倒だ。
  (3)低インピーダンス(高能率)ヘッドホンをアンプ直結で駆動するのは意外にメンドクサイ
  (4)高インピーダンスヘッドホンは音が悪いと思う(私の趣味ではない。陰謀ではないのか?)
  (5)まだ低NFBの真空管アンプには謎があるような気がする。

色々不思議な経験をした。


  1. 2014/07/20(日) 22:06:28|
  2. 直感アンプ塾
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こういう構成にしよう(最高のヘッドホンアンプを目指して)

なかなか上手い構成案が思いつかなくて決断できなかったんだけど、やっと方向性が決まった。

balance_circuit8.gif

出力段を従来から有るEL34アンプを利用して構成し、初段(点線の部分)を新たに製作しよう。

EL34PP-5.jpg

出力段は出力トランスも電源トランスもなかなか強力なので、良いだろう。
初段は別電源にして中間トランスまで含むようにすれば、安心して接続できる。

こういう構成ならパワーアンプを出力段とドライブ段で分けて構成できるから色々実験できるね。新しいパワーアンプ構成法だと思う。

  1. 2014/07/09(水) 20:51:15|
  2. 直感アンプ塾
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最高のヘッドホンアンプを目指して

この回路だが以前聞いたときは音はイマイチだった。
そのときはまだ真空管回路のノウハウが無かったので、どう改善したら良いのか判らなかったが、今になって考えると幾つか改善すべき点がある。

barrackit7.gif

(1)電源をきちんと設計する。チョークトランスを使い、コンデンサーもアレー化して大容量化を図る。高速ダイオードを使う。全段分離にする。

(2)初段の負荷が中間トランスになっているが、この回路ではトランスの二次側が開放状態なので、負荷抵抗が安定しない。このままではAC的な負荷抵抗が大きすぎてAC電流が流せないからカサついた音になってしまう。二次側に負荷抵抗が必要だ。

(3)初段のDC的な動作点は、プレート電圧、電流を80Vで7mAくらいの方が良いだろう。

6DJ8-load6.gif

(3)NFBの回路を決めないといけない。

(4)この回路を見直していて面白いことに気が付いた。中間トランスの二次側に負荷抵抗を付けてやれば良いのだが、その抵抗値をボリュームで変える様にすれば、AC的な負荷抵抗を変えられる。それによる音の変化を楽しめるって事だ。上の図の動作点(星の位置は電源電圧とバイアス値で決まる)は変えずに、ロードラインの傾きが任意に変えられるって事だ。真空管アンプの負荷をトランスにすると、DC動作点とAC負荷抵抗が任意に変えられて、実に面白い実験が出来そうだ。


  1. 2014/07/06(日) 22:43:49|
  2. ヘッドホン
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低ゲインアンプの必要性(ヘッドホン直結パワーアンプの必要性)

ヘッドホンの音を追求して来てわかってきたのは、ヘッドホンをパワーアンプに直結しなくてはならないので、そのための低ゲインパワーアンプの必要性だ。

普通のパワーアンプと比べるとゲインが約1/4のパワーアンプでないとヘッドホンには直結できない。
(ゲインが大きいとノイズが大きいので)

また、この程度のゲインのアンプはホーンスピーカーを駆動するにも丁度良い。大きな電源トランスと大きな出力トランスを持ち、なおかつ低ゲインなパワーアンプが必要であることがわかってきた。

これを真空管アンプで実現しようとすると、3段のアンプ(ムラード型など)では難しい。各段の理想的な動作点を確保しながら、ゲインを下げようと思ってNFBを増やすと音が悪くなることもはっきり確認した。

結局、

   2段+中間トランス

という構成が一番良いと思う。

大分以前に検討していたシンプルな回路構成が丁度良いことが分かってきた。この回路を再利用しよう。

その後真空管アンプ設計のノウハウが随分高まったので、再度この回路の定数や部品配置を良く検討してみよう。

今までいまいちフンギリが付かなかったんだけど、いよいよ必要性が明確になってきたので、DAC直結低ゲインパワーアンプの作製に取り掛かるかな。

電源をどうするかも課題だが、2段だから各段完全独立電源も作りやすいね。

barrackit7.gif

  1. 2014/07/03(木) 22:43:35|
  2. 真空管アンプ
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プロフィール

cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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