DME24NとCROWN K2を導入して、ACケーブルも完全に非メッキ化して、ヘッドホンアンプ用の600Ωフェーダーも製作し、ワードクロックジェネレーターの電源も改善し、音は凄く良くなった。カメラに例えるならカールツァイスのレンズで撮った写真の様だと言えば判り易いか。凄くダイナミックレンジが広く、陰影が濃くてかつ細部まで聞き取れる。
DME24Nは以前から気になる存在ではあったのだが、なかなか導入に踏み切るにはハードルが高かったのだけれど思い切って導入して大正解だった。音は全くジッター(音の濁り)を感じず、透明で繊細でダイナミック。これ以上のDSPとDACが手に入りそうな気がしない。(これ以上を求めるなら数千万円以上の調整卓になるのではないか?)。また、たまたま気まぐれで導入したCROWN K2の低域駆動力にも驚いた。以前から気になっていた低域に関する二つの問題(低域での周波数による音量バラツキと中低域(ミッドバス)の音の濁り)が一気に解決した。この両方が低域のアンプの駆動力不足から来ているとは思っていなかったので、全く意外だった。瓢箪から駒。オーディオは難しい。
MX-1はヘッドホンアンプとしては最高だと思う。(大型ウーハー駆動には役不足だったが。。。) とてもダイナミックでかつ繊細、ノイズも全く感じないので全く不満が無い。間違いなく今まで聞いたヘッドホンアンプの中では最高だ。
また、今回再確認したのは質の良いワードクロックとフェーダー(CPA503 : 600Ω)が非常に重要だと言う事。これ無しでは今のシステムの音は出ない。これらの総合力で余計なものを排する事が出来ているので、システムは凄くシンプルになっており大変好ましい。課題と対策が明確になってきている証拠だ。



- 2022/11/06(日) 23:46:05|
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森さん
DME24N 本当に素晴らしいです。
YAMAHAの業務用オーディオの技術は素晴らしいんですね。それがコンシューマーに活かされないのが残念ですが。
- 2022/11/08(火) 10:22:44 |
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- Cocoぱぱ #mQop/nM.
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