多電源化をして、間接音が優位になり過ぎたので、
中間トランスの2次側に負荷抵抗(300KΩ)を入れて音質調整をした。(今まではオープンだった。)
この値を200K~500KΩくらいの間で調整すると良いようだ。とりあえず300KΩで良い感じ。
これで直接音と間接音のバランスが良くなり、空間の広がり、音の繊細さ、音の綺麗さなどが良いバランスになったと思う。だが100%満足しているかと言うとそうでもない。なんだかちょっと物足りない感じもしている。色気が減ってしまったようだ。もう少し実験を重ねよう。
トランスは負荷をかけると直接音優位になるよね。。。(トランスに限らないけど、負荷をかけると直接音優位になるよね。トランスはそれが上手い具合に調整しやすい様に思う。)トランスと言うのは本当に面白い。磁界と言う物理現象を使う宇宙的デバイス。
100%経験則。

- 2021/05/23(日) 15:49:30|
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2A3 P.P. アンプの多電源化を行った。
初段の電源を別の電源ボックス(2つの電源トランスを内臓)から取るようにした。つまり初段は左右別の電源トランスから電源を供給。供給電圧は200Vにしなくてはならないので、18KΩで5W以上の抵抗が必要で、良いセメント抵抗が見つからず、結局DALEの巻き線抵抗を手に入れた。計算どうりピッタリ200Vになってくれた。
音は想像どうり、空間的な広がりが有り繊細な音に大変身。とてもきれいな音だ。
ホールの広がりが100畳くらいから1000畳くらいに広がった感じだし、さらに今まですこし窮屈さを感じていたDレンジがノビノビした。シンバルの音もとてもきれい。とても無帰還アンプとは思えない音だ。
ただ、凄く上品で繊細な音になって、この方向で絶対に間違いはないのだが、スピーカーを鳴らすと少し大人しくなり過ぎた感もある。もう少し鳴らしこんでから、どこかを調整した方がより良くなるな。間接音が優位になり過ぎているようだから、中間トランスの2次側に負荷抵抗を付けるのが良さそうだな。(今は開放)
オーディオは難しい。




- 2021/05/22(土) 20:44:46|
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以前から気になっていたこと。
『真空管の保護のためにB電源の投入を遅らせる』
と言う事が良く言われるし、特に直熱三極管の場合は守る必要があると言われるのだが、理由が良く分からずに困っていた。良く調べると、ここに書いてあった。
真空管の保護のためにB電源の投入を遅らせる我が家の2A3PPアンプの場合は、前段とはトランス結合なので、
『前段のフィラメントが温まらない→プレート電流が流れない→負荷抵抗で電圧降下が生じない→直結されている出力管のグリッドに異常な電圧がかかる→異常なプレート電流(プレート損失オーバー)→破壊』
と言う事はない。
だが、問題なのは、『直熱三極管のヒーターが温まる前にプレートに高圧がかかると、真空管内の不純物であるプラスに帯電した粒子が陰極に向かって進み、陰極が温まっていないと中和されずにそのまま激突し、陰極(ヒーター)を傷める。』
とのこと。 なるほど、出力管単体で問題があるんだね。カソード電極の有る傍熱管ならあまり問題ないけど、直熱管だとヒーターが細くて弱いから寿命が短くなると言う事の様だ。
B電源の遅延投入回路(手動: 中央のスイッチ)を設けた。チョークトランスの後ろのB電源をスイッチで切るようにした。


- 2021/05/03(月) 15:53:25|
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信号線にこれだけの Western Electric のワイヤーが使われていた。
ご存知かと思うが、真空管マニアの間では有名なワイヤーで、ファンが多いようだ。表面の外皮が編んだ繊維なので触った感触は良いし、見た感じも悪くない。
中の導線は硬めのメッキ線だし、表面が繊維なので切りっぱなしだとほつれてきて取り扱い性はあまり良くない。こうやって末端をヒシチューブで処理すると良い感じだね。
他のアンプでも使った事があるが、音はメッキ線なのでキラキラした感じになる。アンプとの相性もあるようだ。好みの問題だろう。正直今まであまり良い印象は持っていなかった。
試しにこれだけの線を普通の銅線のワイヤーに変えてみた。変えてびっくり。音が何だかつまらなくなってしまった。色気が無いと言うか、覇気がないというか、なんだか味気ない。
結局、元に戻した。 この2A3のアンプとウェスタンの線材は相性が良いようだ。ウェスタンの線材の良さを感じた初めてのアンプだ。
色々な偶然?も有り、このアンプは良い音で鳴っているようだ。
ホーンスピーカーでも鳴らしてみたが、非常に自然な音で鳴る。ボーカルもホーンもピアノもすごく自然で美しい音だ。音場の再現性も抜群だ。そういった点でA3000を完全に超えてしまった。(正直意外だった。)
『良い部品+無帰還アンプ』
の良さが出ている。僕の目指している 『ラジオの様に自然で、よく聞くとすごくHiFi』 に一歩近づいた。
次の課題は、このアンプのゲイン不足を補うために、DACのラインバッファーのゲインを上げてやることだな。

- 2021/02/22(月) 17:00:23|
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インターステージトランスの2次側負荷抵抗用に手配した200KΩの抵抗が来たので付けてみたが、予想に反してつまらない音だった。どうもこのアンプ(トランス)に関しては2次側の負荷抵抗は付けてはいけないようだ。
その代わりと言っては何だが、少し気になっていた2A3のカソード抵抗の10ΩをRSN抵抗に交換した。これで信号経路の抵抗は全てRSN抵抗になった。(と言っても2種類しかないが)
音はあまり変わらないかと思っていた(たかが10Ωだし)のだが、さにあらず。音の変貌に驚いた。音のしっとり感がしっかり出るようになった。たかが10Ωの抵抗でこんなに音が変わるんだね。(こういう実験がしやすいのも部品数が極端に少ないおかげ)
ボーカルやピアノなどが少しざらつくような感じが有ったのだが、それが見事に無くなって滑らかな音に変貌。弦やシンバルなど高音も綺麗な音になった。中低音の量感も無帰還アンプとは思えないレベルで、FPB350MやMX-1と比較すれば歯切れの良さでは負けるが、不自然さは無く充分楽しめる。
この改造以前からフォーカスの良さと音場再現性は抜群だったので、これで我が家のNo.1アンプに変身した。正直、こんなシンプルなステレオアンプがここまで音が良くなるとは思ってもいなかった。一般に良いと言われているツインモノでもないし、整流管でもないし、NFBもかけてないし、凝った回路でもないし、高価な出力管でもない。全て常識に反しているように思われる。僕はこういうの好きだなー。
『真空管アンプは、シンプルで理にかなった回路で、良い部品を選べば素晴らしい音で鳴る。』
は間違いないようだ。もっと改善する案が有るか考え中。
(影響ないとは思うが、信号線のワイヤーが何種類かあって気持ち悪いので、それと引き回しを整理したいな。。。)



- 2021/02/19(金) 10:04:59|
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まだ納得のいく音になっていなかった『2A3 P.P. アンプ』を再度見直した。
初段の動作を改善することにフォーカスした。
考えられる改善点としては、
(1)初段の動作点(動作ライン、負荷電流など)
(2)使用している抵抗(カソード)の質
(3)反転トランスの2次側の負荷抵抗値(今はオープンになっている)
だろうと当たりを付けて対策を考えた。真空管:76の特性表を入手して検討。
元の回路だと、初段の電流が各真空管当たりで3.3mAくらいと低めになっていた。そこで5mA程度まで増やす事にした。電流が増える事も音質向上の重要なファクターだが、それだけでなく、その値が一番良い動作点だろうと踏んでいた。それと同時にカソードのバイアスを決めている抵抗がオリジナルのカーボン抵抗と後から追加した金皮抵抗がパラになっていたので、気持ち悪いのできちんと一本にすることにした。新しい抵抗には、僕の知る限り最高の抵抗と考えている『RSN抵抗』に変更することに決定。
バイアスの増大に伴って電源のドロップ抵抗の値も変更する必要がある。
心配だったのはこの『RSN抵抗』は最近廃番になったと聞いたので、売っているか心配だった。だが、秋葉原の瀬田無線に行ったら無事に手に入れることが出来た。良かった。
変更自体は4本の抵抗を入れ替えただけのシンプルな改造だったが、その効果に驚いた。
バイアスを深くしたことで電流が多くなり、動作点も音質的にちょうど良い所になり、さらに抵抗も高品質なものにしたので、その合わせ技で良くなったのだろう。経験ではカソードの抵抗はかなり音質に影響する。この抵抗がバイアスを決定するし、入力電圧の変化をプレート電流に変化させる最重要な役目だ。一般的にはプレート抵抗も影響が大きいが、この回路ではトランスしかないので、それ以外で音に影響するのは電源の質とカソード抵抗のみだ。
一言で言うなら透明感のある海の様な音。荒い感じが有った高域が見事にきれいになり、今までで最高の音楽性のある音を奏でるアンプに変身。クラシックの弦のハーモニーも美しくなったし、弦のハーモニーの中の各楽器の音が分離して聞こえる感じ。無帰還アンプだから各楽器の音のフォーカスが良く、余分な濁った(滲んだ)音がしない。ドラムのアタック音もビシッと決まるから激しいがうるさくもない。空気感や自然な音場再生も素晴らしい。楽器の音の後の余韻が空間を3次元的に複雑に流れていくのがわかる。
今残っている4台のアンプはどれも個性が有って素晴らしい。高域の繊細さと低域の歯切れよさという点では、わずかにA3000の方が良い。透明感とエネルギー感ではMX-1、フォーカスの良さと音場再現性はこれが一番良い。このアンプは非常に自然な感じで鳴るのが凄く聞きやすい。耳が好む音だ。出来が悪かったら部品取りでオークションに出そうかと思っていたのだが、手放せなくなった。
さらに改良するとすれば、もう一息しっとり感(深み)が出ると最高だなー。
それを目指して、森さんからご指摘のあったインターステージトランスの2次側の負荷抵抗も試してみた。2次側に念のため買っておいた40KΩを付けてみたが、これだと音が抑え気味になり過ぎる。それよりは無い方が良かった。恐らく200KΩくらいが適切かと思われる。この抵抗の値でそういった調整が出来ることが判ったからうれしい。近々手配してやってみよう。
このアンプの音がこれからの基準になった。夜中なのに、ブレンデルのアルバムを丸々聞きこんでしまった。今まで聞こえなかった音(演奏者の吐息や楽器以外の音)がいろいろ聞こえるのだ。
今回の改造で分かったのは、
(1)真空管アンプは各パーツと回路を徹底的にブラッシュアップする必要が有る。
上手くやれば、パラメーターを変更して音質の調整が出来る。
(2)動作点と部品を上手く選べば、シンプルな回路で十分に素晴らしい音が出る。
余計な回路と音質悪化を招く余計な部品をいかに取り除くかがカギ。
(3)負帰還はプラス面もあるが、マイナス効果も大きい。(必ずしも必要ない)
(4)最大出力や定格入力値にこだわらなければ、楽しい回路が設計できる。
(部品の特性を生かし、無理をしない回路設計!)
(5)特性を計ったら大した数字は出てないでしょう。
だが音質は今まで聞いたアンプの中で最高レベルだ。
今までいかに数字に騙されていたかが理解できる。
(6)ステレオアンプなのにセパレーションがすごく良い。不思議だ。
左右のチャンネルが左右に完全に分かれているせいか?
ということと、ラインバッファー付きツインDAIのAK4495 DACユニットの素晴らしさも再認識。こんなに細部まで美しい音が聞こえたのは初めてだ。
さて、このアンプのゲインの低さを補うため、DACのラインバッファーのゲインをさらに2倍上げてあげよう。そもそも家庭用と業務用のDACの出力は約4倍違うんだよね。業務用のラインレベルにすればちょうど良い感じ。

おまけの情報。
瀬田無線(秋葉原:ラジオデパート)の方に伺ったのだが、実はこの『RSN抵抗』はイーグローバレッジ社が販売していて最近廃番になったのだが、元の製造メーカーはタクマンだそうで、タクマンでの型名はRLCs抵抗というそうだ。瀬田無線はタクマンから買っているとのこと。だから、無くなる心配は全くないそうだ。良かった! 安いし音が良いと認識している人が結構多いそうで、おじさんと話が盛り上がってしまった。下記参照。
瀬田無線 タクマン RLCs抵抗
- 2021/02/16(火) 14:15:12|
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いままで中途半端にしていた、2A3 P.P. アンプの再改造を開始した。
DACユニットの音が良くなってから、オーディオが楽しいので、色々な事に手を出している。
『初段:3極管の2パラ+中間(反転)トランス+固定バイアス3極管プッシュプル出力回路+NFB無帰還』
という最小構成のPPアンプ。最もシンプルな回路構成と優秀な部品でパワーアンプを製作したらどんな音になるのか知りたくて製作。わずか2段でアンプを構成。信号経路にコンデンサーが入っていない。
回路構成を極限までシンプルにしたので、ゲインは一般のアンプより10dBくらい低い。感覚的には、今までプリアンプのボリュームが1/3くらいで聞けていたのが、2/3くらいまで上げないと同じ音量にならない。一般的には問題ないかとは思うが。
写真の様にUTC製の希少な出力トランス: LS-55が使われている。
固定バイアスのトランス反転型の回路方式。真空管は、76(United Electron) - 2A3(RCA製軍用JAN球 CRC 2A3)。LS-55は2次側を1.2Ωから500Ωまで変更できる優れもの。電源回路にも工夫し、シリコンカーバイドショットキーダイオード(ROHM : SCS105KG)や大容量コンデンサー(220μF x 4)を適切な場所に実装。
LUXKITのA3000が今まで聞いたアンプの中で最高だと思っているが、音の繊細さでは高帰還率のA3000にかなわないが、フォーカスの良さ、伸び伸び鳴る感じや自然な音場再生&空気感ではこちらの方が良い。無帰還なので位相の狂いが無いせいだろうが、ドラムのアタック音がにじまないので、強烈であってもうるさく無く聞ける。無帰還アンプの特徴が良く出ている。改善のお陰でハムノイズも入力オープンでも特に感じない。
前オーナーさんからオークションで入手後、真空管アンプのメンテをしている方に希望の回路方式をお伝えして改造していただき、その後、自身でさらに改善。
今回の改善内容は、
(1)ハム音がまだ有ったので、引き回しを変更。ヒーター用の配線などAC線とその他の信号線を分離。
どうしてもAC線と信号線の交差が必要なところはなるべく直角にするか、空間的に離した。
(2)”電力を消費するところ: トランスの近く” に電解コンデンサ(220μF)とフィルムコンをパラで4組配置
(3)バイアス回路の平滑コンデンサーにもフィルムコンデンサーをパラで配置
これらにより、ハム音はほぼなくなり、低音の力強さやしっとり感、音場再現性が抜群に良くなった。
無帰還のアンプとは思えない滑らかで深い音場再現が出来ている。
ただ、今の段階では高域の荒さが気になる。低音の締まり具合も負けてはいるが、量感も十分あり気にするほどではない。高域の荒さ、その点でのみA3000にまったく敵わない。もしかしたら長期間エージングで改善するかも。うーん、もう一工夫だな。ガンバロー!





- 2021/02/12(金) 22:18:44|
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LUXのA3000の回路。
マッキントッシュ型のCSPP回路と言うんだってね。MC275と同じ回路だそうな。
かなり複雑な回路。負帰還が30dBもかかっているそうだ。
普通のPP回路は直列駆動だけど、これは並列駆動なんだって。良く分からない。
まだよくわからないけど、出力段やドライブ段にカソード帰還が入っているのも良い理由なんでしょうね。
ネットを調べるといろいろ改造案も出ている。
今の音でもほとんど満足のいく音だけどね。
参考記事
- 2019/08/31(土) 23:26:26|
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久しぶりにオーディオに散財。
程度の良い物が出ていたので購入したが、その理由は
(1)モノラル構成
(2)KT-88のP.P.
(3)トランスが大きい(LUXの最高級出力トランス)、部品配置がすっきりしていてよい。
(4)カソード帰還などの多重帰還がかかっていて、安定していそう(往年のLUXの最高の設計だろう)
(5)結合コンデンサなどが良い物に交換されている(交換の必要が無さそう)
特にモノラル構成の真空管アンプを探していたので、これを選んだ。これでうちのパワーアンプは全てモノラルになるが、一度モノラルアンプの音を聞いてしまうと、その差はすごく大きいと思う。
音は、思ったとうりで凄く安定した感じがする。無帰還アンプとは対照的な良く制御された音って感じ。ディテールもよく聞き取れるし、かなり良いと思う。このアンプは抑制された音から始めて理想的な音を目指して改良するのに基準になってくれるな。
無帰還アンプの音も好きなので、これと比較しながら改善していきたい。真空管アンプの音の一つの基準になったのは間違いない。
40年前のものだそうだが、古さは全く感じない。デザインも好き。
難点はスピーカー端子が貧弱な事とACインレットがIECでない事くらいかな。入力端子もさびているので交換しないとね。
- 2019/06/13(木) 11:16:34|
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久々に面白い物に遭遇。
InfraNoise のDACU-500使ってびっくり。クラシックの弦の音が凄くきれいだし、分解能が上がって聞こえる。
ピアノも文句なくきれい。全体に音が奥行き方向に広がって、各楽器がはっきり聞こえる。
混変調歪が無い感じ。
デジタル信号をアナログ的に改善するという素晴らしい発想。ディレーラインが入っているらしい。
原理は全く分からないが、シグナルノイズや位相ノイズが減るのかな?
D-70vu とAK4495DAC の両方で試したし、ワードクロックを入れる場合と入れない場合も
試したがどちらでも効果はある。
これは手放せない。久しぶりに音楽を楽しめて、いろいろなソースを楽しく聞いてしまった。
久しぶりにオーディオスランプ脱出か。(音楽を楽しめない感じでスランプだった)
これを使うとボリューム調整のアッテネーターはYAMAHA MVS-1 で良い感じだ。
(以前は少し刺激感が気になって使っていなかったのだが)
これを機に、ケーブル類(デジタル、アナログ)を綺麗に整備しなおしてみよう。 久しぶりにホーンもガンガン鳴らしてみたくなった。

- 2018/07/30(月) 22:52:08|
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うーん、なかなか素晴らしいね。
とても綺麗な音で帯域バランスも言う事なし。無帰還でフォーカスが良いので凄く聞きやすい。音が充実してるって感じかな。聞いていて飽きが来ない。 UTCの出力トランスの素晴らしさだと思う。欲を言えば、今一歩クリアさが欲しい感じかな。
Dレンジ(クリアさ)とセパレーションではFPB-350Mに負けるけど、それ以外はこっちの方が良い感じだ。
まだ一部怪しい部品(例えば内部のシールド線)が使われているところも有るし、抵抗もRS2Sにしてみたいし、電解コンももう少し大きくして見たいので、ぼちぼち変えていこう。
最終的にはモノラル構成にして、電源も各チャンネル当たり2トランス式にすれば完璧なんだろうなー。

- 2018/02/15(木) 23:40:34|
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アンプの改造が済んだそうだ。 明日着の予定。
改造後の写真や特性も送っていただけた。良い感じ。
配線も綺麗だし、以前と比べると雑音は1/10で、周波数特性も20~20KHzまでほぼフラットになった。
僕が理想とした ”信号経路に直列に入る抵抗がほとんど無く、シンプルな回路で良い部品” のアンプになったと思う。
楽しみだ。



- 2018/02/13(火) 14:13:54|
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あと1週間で出来るって。楽しみだー。。。:-)
凄く良い部品だと思うので、
このままではもったいないので、最高の真空管アンプを目指して、
固定バイアス化
配線を綺麗に
ACインレット化
スピーカー端子を良い物に
ドライバ段のパラレル化
を予定して改造予定。
(最近時間がないので、プロの方に依頼中)
プロの方がどんな風に処理するのか、楽しみにしている。

- 2018/02/05(月) 23:24:23|
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久しぶりにアンプを聞いてみた。
(耳をニュートラルに戻して)

滑らかできれいな音。だが少々力強さに欠けるな。だからホーンが上手く駆動出来ないんだな。
さて、どうするか。可能性としては
(1)電源トランスが非力
(2)初段(段間トランスのドライバー)が非力
が考えられるか。今時点では初段の電源の問題(ノイズ)ではない様に感じる。
まずは(2)を改善すべきかと思う。
ドライバーを6SN7に変えて、パラにしてみるか。
何かもっと強力にドライブする方法は無い物か。。。
バランス入力に変えて、PP駆動にするかな。。。
- 2017/05/31(水) 22:59:20|
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2A3 PP アンプ直結でホーン駆動してみた。
残念ながら、イマイチだった。
ホーンは駆動力が要るからなー。
インピーダンス変えたり、負荷抵抗変えたりあれこれやったが、残念ながら透明感が出ない。KRELL や PASS の方が良かった。
何か他にホーン駆動のコツが有るのかなー?

KRELLは空間表現は良いのだけど、中高音の滑らかさが今一歩で、PASSは滑らかなんだけど、空間表現が今一歩。帯に短し襷に長し。クラシック聴くならPASSを高音に、ジャズならKRELLを高音に。あー、メンドくさい。
さてどうするか?とりあえずヘッドホンアンプとしてはいけてる感じだ。
- 2017/05/05(金) 20:32:56|
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