LUXのA3000の回路。
マッキントッシュ型のCSPP回路と言うんだってね。MC275と同じ回路だそうな。
かなり複雑な回路。負帰還が30dBもかかっているそうだ。
普通のPP回路は直列駆動だけど、これは並列駆動なんだって。良く分からない。
まだよくわからないけど、出力段やドライブ段にカソード帰還が入っているのも良い理由なんでしょうね。
ネットを調べるといろいろ改造案も出ている。
今の音でもほとんど満足のいく音だけどね。
参考記事
- 2019/08/31(土) 23:26:26|
- 真空管アンプ
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久しぶりにオーディオに散財。
程度の良い物が出ていたので購入したが、その理由は
(1)モノラル構成
(2)KT-88のP.P.
(3)トランスが大きい(LUXの最高級出力トランス)、部品配置がすっきりしていてよい。
(4)カソード帰還などの多重帰還がかかっていて、安定していそう(往年のLUXの最高の設計だろう)
(5)結合コンデンサなどが良い物に交換されている(交換の必要が無さそう)
特にモノラル構成の真空管アンプを探していたので、これを選んだ。これでうちのパワーアンプは全てモノラルになるが、一度モノラルアンプの音を聞いてしまうと、その差はすごく大きいと思う。
音は、思ったとうりで凄く安定した感じがする。無帰還アンプとは対照的な良く制御された音って感じ。ディテールもよく聞き取れるし、かなり良いと思う。このアンプは抑制された音から始めて理想的な音を目指して改良するのに基準になってくれるな。
無帰還アンプの音も好きなので、これと比較しながら改善していきたい。真空管アンプの音の一つの基準になったのは間違いない。
40年前のものだそうだが、古さは全く感じない。デザインも好き。
難点はスピーカー端子が貧弱な事とACインレットがIECでない事くらいかな。入力端子もさびているので交換しないとね。
- 2019/06/13(木) 11:16:34|
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久々に面白い物に遭遇。
InfraNoise のDACU-500使ってびっくり。クラシックの弦の音が凄くきれいだし、分解能が上がって聞こえる。
ピアノも文句なくきれい。全体に音が奥行き方向に広がって、各楽器がはっきり聞こえる。
混変調歪が無い感じ。
デジタル信号をアナログ的に改善するという素晴らしい発想。ディレーラインが入っているらしい。
原理は全く分からないが、シグナルノイズや位相ノイズが減るのかな?
D-70vu とAK4495DAC の両方で試したし、ワードクロックを入れる場合と入れない場合も
試したがどちらでも効果はある。
これは手放せない。久しぶりに音楽を楽しめて、いろいろなソースを楽しく聞いてしまった。
久しぶりにオーディオスランプ脱出か。(音楽を楽しめない感じでスランプだった)
これを使うとボリューム調整のアッテネーターはYAMAHA MVS-1 で良い感じだ。
(以前は少し刺激感が気になって使っていなかったのだが)
これを機に、ケーブル類(デジタル、アナログ)を綺麗に整備しなおしてみよう。 久しぶりにホーンもガンガン鳴らしてみたくなった。

- 2018/07/30(月) 22:52:08|
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うーん、なかなか素晴らしいね。
とても綺麗な音で帯域バランスも言う事なし。無帰還でフォーカスが良いので凄く聞きやすい。音が充実してるって感じかな。聞いていて飽きが来ない。 UTCの出力トランスの素晴らしさだと思う。欲を言えば、今一歩クリアさが欲しい感じかな。
Dレンジ(クリアさ)とセパレーションではFPB-350Mに負けるけど、それ以外はこっちの方が良い感じだ。
まだ一部怪しい部品(例えば内部のシールド線)が使われているところも有るし、抵抗もRS2Sにしてみたいし、電解コンももう少し大きくして見たいので、ぼちぼち変えていこう。
最終的にはモノラル構成にして、電源も各チャンネル当たり2トランス式にすれば完璧なんだろうなー。

- 2018/02/15(木) 23:40:34|
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アンプの改造が済んだそうだ。 明日着の予定。
改造後の写真や特性も送っていただけた。良い感じ。
配線も綺麗だし、以前と比べると雑音は1/10で、周波数特性も20~20KHzまでほぼフラットになった。
僕が理想とした ”信号経路に直列に入る抵抗がほとんど無く、シンプルな回路で良い部品” のアンプになったと思う。
楽しみだ。



- 2018/02/13(火) 14:13:54|
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あと1週間で出来るって。楽しみだー。。。:-)
凄く良い部品だと思うので、
このままではもったいないので、最高の真空管アンプを目指して、
固定バイアス化
配線を綺麗に
ACインレット化
スピーカー端子を良い物に
ドライバ段のパラレル化
を予定して改造予定。
(最近時間がないので、プロの方に依頼中)
プロの方がどんな風に処理するのか、楽しみにしている。

- 2018/02/05(月) 23:24:23|
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久しぶりにアンプを聞いてみた。
(耳をニュートラルに戻して)

滑らかできれいな音。だが少々力強さに欠けるな。だからホーンが上手く駆動出来ないんだな。
さて、どうするか。可能性としては
(1)電源トランスが非力
(2)初段(段間トランスのドライバー)が非力
が考えられるか。今時点では初段の電源の問題(ノイズ)ではない様に感じる。
まずは(2)を改善すべきかと思う。
ドライバーを6SN7に変えて、パラにしてみるか。
何かもっと強力にドライブする方法は無い物か。。。
バランス入力に変えて、PP駆動にするかな。。。
- 2017/05/31(水) 22:59:20|
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2A3 PP アンプ直結でホーン駆動してみた。
残念ながら、イマイチだった。
ホーンは駆動力が要るからなー。
インピーダンス変えたり、負荷抵抗変えたりあれこれやったが、残念ながら透明感が出ない。KRELL や PASS の方が良かった。
何か他にホーン駆動のコツが有るのかなー?

KRELLは空間表現は良いのだけど、中高音の滑らかさが今一歩で、PASSは滑らかなんだけど、空間表現が今一歩。帯に短し襷に長し。クラシック聴くならPASSを高音に、ジャズならKRELLを高音に。あー、メンドくさい。
さてどうするか?とりあえずヘッドホンアンプとしてはいけてる感じだ。
- 2017/05/05(金) 20:32:56|
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内部の配線を見直していたら、出力トランスの二時側が一時側のグランドに繋がっているのを発見。無帰還だから繋ぐ必要は無いし、繋がない方がスピーカーからの逆起電力をトランスで完全に絶縁出来るからベターだ。
外したら思ったとうりで、よりのびのびした音になった。どこにも引っかかっていない感じ。中高音では今までで最高の音になった。
ヒュージョンののびのびした感じも、クラシックの弦の滑らかな音も良い感じで惚れ惚れする。シンプルな無帰還アンプでないと、この両立する感じは出せないと思う。
スピーカーを完全にアイソレーション出来るのも無帰還真空管アンプの大きなメリットだね。
いよいよヘッドホンや高能率ホーンスピーカーに、このアンプを直結する実験を始めよう。


- 2017/05/04(木) 15:50:27|
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整流ダイオードを、
SICショットキーダイオードに交換。やはり分解能高く綺麗な音に変貌。
かなりレベル高くなった。中高音は我が家で最高レベル。 予想を遥かに上回る完成度になってきた。
使う部品の点数を極限まで減らし、部品の品質レベルを極限まで上げた超シンプルな2段構成無帰還アンプの音の良さを実感。
うまく表現出来ないが、音が空間上で変にねじ曲がったり遅れたり反射したりしていない感じがする。ストレートでゆがみや滲みがない感じ。ボーカルやピアノに変な滲みもフォーカスの悪さも無いし、弦のハーモニクスが混変調することもない。音がきれいに空間上に広がりきれいに消えていく。
周波数特性的にもまったくニュートラルな感じで、驚くほど低音も豊かで歯切れ良い。ヘッドホンで聞く限り中低域にも不満は無い。
このシンプルな回路からこの音が出るとは驚きだ。
分解能の高さと重低音はまだKRELLに負けているが、そこまでしなくても良いかなー?と言うレベルまで来た。
パワーアンプ(スピーカーからの逆起電力がある)の音の変な癖はNFBによるものなんだなと実感した。まあ、良く考えてみれば当たり前か。
さて、あとは電源とGND周りをもう少し改善する事だな。何故かまだ僅かにハム音がする。

- 2017/05/03(水) 17:03:43|
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グランドの引き回しもあれこれいじって、このアンプますます素晴らしい音になってきた。以前使っていた真空管アンプと聞き比べてみたが、音の透明感が全然違う。真空管アンプとは思えないような透明で分解能の高い音だ。ヘッドホンで聞くなら、中低音も分厚くて無帰還とは思えない歯切れよさだ。(低音スピーカーの駆動は厳しいだろうが) KRELLと較べると分解能では負けているが、逆にKRELLは少し荒い感じにすら感じられる。念願のクラシックが美しいアンプだ。もう少しいじくり回せばまだ分解能も上げられそうに思う。

UTCのLS-55は音質的にも定評ある出力トランスで、最高の部類に属すると思われるけれど、
もう一つ気に入っている点があって、それは2次側のインピーダンスが、
500/333/250/200/125/50/30/25/15/10/7.5/5/2.5/1.2
と恐ろしく選択肢が広いことが有る。スピーカー駆動にも使えるし、ライン駆動にも使える万能トランスだ。
こいつを使ってプリアンプを作るという夢もある。
また、本来のスピーカー駆動を考えても、トランスだから低い出力インピーダンスを選べば、出力電圧は下がるし、ノイズも減るし、低インピーダンスになって駆動力も上がるから、高能率スピーカーを駆動するなら、良い事づくめだ。このトランスを使えば、高能率ホーンに直結できる低ゲインアンプが上手く出来ると確信している。(そのために多少高かったが買ったのだ)

- 2017/04/30(日) 23:41:51|
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いろいろ改造中。
カソードのパスコンもFineGoldとPPSDのパラで付けたし、電源のコンデンサーが足りていない様だったので追加した。
初段の電源も抵抗を左右で分離した。
このアンプ、部品にはすごく凝っているが、配線はあまり良い状態ではないようだ。ヒーター(AC点火)の配線がよっていなかったり、ACのラインとDCのラインがインシュロックで縛られていたり、無駄に長い配線が有ったりで、ちょっと残念な感じだったので、分離する様にかなり手を入れた。ハム音はほぼ無くなって、終段のハムバランサーがやっと有効になってきた。回路と部品が確定したら、配線は全部やり直すしかなさそうだ。
本当は、カソードのパスコンはオリジナルの銀タンタルにしようと思ったのだが、残念ながら今は売っていないかった。お店の人が現在買い出しに外国に行っているそうで、休業中だそうだ。さすがに真空管の世界は気が長い。
今回の改造で、凄く透明感のある音になってきた。Dレンジ、Fレンジは言う事なし。低音も予想外に良くなってきた。もう少し分解能が良くなれば最高だ。分解能はKRELLには及ばないが、真空管アンプは楽しく長時間聞ける。不思議だ。
2段構成の無帰還アンプでこんな音が出るんだと感心。 やはり電源回路が凄く重要で、自己バイアス回路なので、カソードのパスコンも凄く音質に影響するようだ。PPSDを使ったので、かなり良いほうだと思うが、いろいろ試してみたい。
また、抵抗もRSN2Sに交換して無駄な配線も無くしたいな。(いまはAB製のカーボンのようだ。それも定評のある物ではあるが、RSN2Sの方がフォーカスが良くなるだろうと思われる。) SiCショットキーダイオードも買ってきたので、いずれ交換してみよう。初段はもう少し強力に(6SN7にして2パラにするとか?)した方が良いのかな?
それより直熱管でシリコン整流で寿命の点で大丈夫なのかが気になる。(理屈が良く分かっていない)
回路は実物と照らし合わせたら、パワー段のグリッド抵抗は入っていなかった。ますます部品点数が減ってうれしい。
どこまで減らせるかチャレンジ中。
真空管アンプはいかにトランスを上手く使って、他の部品を減らすかが肝だよね。TAMURAのA351とUTCのLS-55のコンビは素晴らしく良いようだ。
UTCのトランスはおよそ50年前の物だし、RCAの2A3は60年前の物。オーディオは音質に関して言えば50年間以上進歩していないってことだ。


- 2017/04/29(土) 22:54:54|
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試しに76を1段にして鳴らしてみたが、問題ないゲインだ。
音もすごく良くなった。濁りが減って凄くきれいな音になってきた。Dレンジ、Fレンジは申し分ない。
やはり段数を減らす効果は絶大だ。当たり前だよね。。。もう少し分解能が上がれば最高だ。
もう少し手を入れれば、中高音用アンプとしては最高になると思う。
まだカソードのパスコンははずしたままで入れてないし、電源も何もいじっていない。
ダイオードもショットキーにしたいし、コンデンサーも増やしたいし、初段の電源にもチョークを入れて左右で電源を分離したい。初段の電源トランスも分けてみたい。
やはり素材の素質の良さを感じる。今後の改善がすごく楽しみだ。
下図は今の回路。結合コンデンサーもなく、シンプルの極致で気持ちいい。(カソードのコンデンサーは付いていないが)

下図は次に改良してフルプッシュプルにしたいと思っている回路。
これをバランス信号で駆動すればかなり良さそうな気がする。
まあ、その前に電源改良かな。。。まだ少しハム音がするし。

- 2017/04/18(火) 18:58:27|
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一言で言ってしまうとまだまだの音。
KRELLと聞き比べると(超無謀だが)分解能やセパレーションが全然足りないし、もたつき感もある。
おそらく電源が非力なんだと思う。コンデンサの容量も足りないと思うし、左右で同じところから電源を引いているので、セパレーションは絶望的だと思う。それとハム音が結構ある。まずそれを解決しないとね。
だが、素質の良さは感じる。音が刺激的でなくきれいな感じだ。安物部品だとどこか刺激的になることが多いが、それはない。2A3はかなり穏やかな音の球だと思うが、アタックについては十分いけてる感じだし、DレンジFレンジも十分だと思う。おそらく球と出力トランスとのマッチングが良いんでしょう。
改善策として思いつくのは、
★ もしゲインが足りるなら、3段構成をやめて2段にしてしまう。
ハムの問題も減るし、結合コンデンサもなくせる。(もともとその実験がしたくて購入したので)
★ 初段の電源を2系統に分けて、それぞれにチョークコイルと大容量ケミコンを加え、
電源を左右でなるべく分離する。
★ 76をやめて6SN7にしてSRPPにして低インピーダンス化する、など初段の高品質化。
★ 初段回路から完全バランス増幅にする。(入力端子は3Pinにする)
(そのあとに段間トランスが有るので、初段の多少のアンバランスは問題ない)
まずはゲインの実験からかな。

- 2017/04/17(月) 23:06:23|
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真空管も無事に火が入って、なかなかゴージャス。👍
この真空管は1956年製なので、私と同じ年だ。。。何かご縁を感じる。
いくつか明らかな課題は有るが、とりあえずは不具合は無く鳴った。良かった。

- 2017/04/16(日) 23:20:35|
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