Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

ノウハウの集大成35(半田について”かないまるさん”の解説)

インレット

半田付けについて以前から疑問に感じていたことがあります。”半田で音が変わるのか?”です。

よく、”XX半田を使っているから音が良い" みたいな広告を見かけますが、本当なのか疑問に感じていました。また、”半田付けよりネジによる締め付けの方が音が良い”という広告も良く見ますが、これも疑問でした。

これらに”かないまるさん”が明確にお答えされていますので、ご紹介します。

  半田とネジしめどちらが良いか?

  半田の質について

私達は、この中でかないまるさんがおっしゃっている、

  ”もちろん圧着とハンダ付けの両方が使える場所では、両方作って音質比較ができます。当然違いが聴こえます。しかしそれは (電気的接続がきちんとできているかぎり) 本質的な善し悪しではなくて、機械的共振状況の差が作り出す「音色の傾向」にすぎないことがほとんどだと思います。”

の ”本質的な良し悪し”と”音色の傾向”の違いを良く認識しないといけないですね。

  1. 2012/09/02(日) 22:54:13|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成34(スピーカーのマルチチャンネル駆動の構成法)

スピーカーのマルチチャンネル駆動の構成法で、現実味があるのは下図の方法だと思う。

クロスオーバー構成4

一般的には①がほとんどだと思うが、PCオーディオに関して言えば無駄が多い構成だ。
デジタル信号をアナログにしてから周波数分割しているので音が悪くなる要素が多い。

ましてや②の方法は、デジタル信号をアナログにしてまたデジタルにし、再度アナログにしている。論外だ。

③の方法が理にかなった方法だ。デジタルのまま周波数分割しているので音が悪くなる要素がない。
残念なのは、スピーカープロセッサがプロ用の機器しかないことだ。リーズナブルなコストで手に入るスピーカープロセッサとしては、WZ-DM35が一番でしょう。

理想的には④や⑤がPCオーディオ的な先進性があり良いのだが、今のところは良い音の物はコストが高すぎる。良いデバイスがまだない。今後に期待したい。


  1. 2012/08/29(水) 22:04:11|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成33(プロとアマの感覚の違い)

どうも最近のオーディオは、機器を変更しようとするとお金がかかりすぎるよね。
昔はカートリッジやトーンアーム、ライントランスなど入れ替えたって3万円~5万円でかなり楽しめたもんだが、最近はD/Aコンバーターの良いのにしようと思うと30万円くらい出さないと良くならないよね。しかも30万円出して良くなるなら良いのだが、変えない方が良かったなんてことがしょっちゅうある。これでは困っちゃうよね。オーディオが衰退した理由の一つはこういうことにもあるんじゃないの?



業界の人とお話をすると感じるのだが、プロの方は金に糸目をつけずに良い音が出る方法を見つけだし、それと同じ様な音をいかに安く作り出すかを考えるみたいですね。まあ、正しいやり方なのでしょうが、アマチュアは本当に良いと思えばある程度はお金をかけてもよいわけで、例えばボリューム1個に1万円かけたってそっちの方がよいと判っているのならあまり問題はないですね。でも、30万円のアンプやスピーカーを買っちゃって”あー、しまった"って思うようでは困るんですよね。(何度か痛い目にあいました)だから私は、アンプ買うならオークションで買うしか方法が無いのよね。最近買ったスピーカーのVRS800だって、正規に購入したら200万円ですからとても買える様なシロモノではないですね。これは凄く良くてめちゃくちゃ安かったけど、何かオーディオをうまく楽しむ方法が無いのかなー。毎回1万円を30回出すならOKだけど、一気に30万円出すのはいやだねー。。。(もう二度と30万円でオーディオを買うのはしたくない。。。)

  1. 2012/08/13(月) 23:18:38|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成32(PCオーディオの常識と迷信)

私は随分昔からオーディオが好きだから、オーディオの常識や迷信についてもいろいろ知ってはいたけれど、このBlogを始めるにあたってそれらは全て忘れて一から確かめてみることにした。だからなるべく迷信と思われるようなことは触れないようにしてきた。下記は実際私が実験してみて確認できたPCオーディオの常識です。

確認できたPCオーディオの常識
PCオーディオは他のオーディオ方式と比べて十分音が良い
D/Dコンバーターは必須だ(HiFaceEvo など
AC電源の絶縁はデジタル系の機器には必須だ。(アナログ系はしない方がよい)
SPDIF接続よりI2S接続の方が音が良い
バーブラウンのPCM179Xシリーズは他のチップより音が良い
PCM179X+OPアンプの差動I/V変換は音が良い
OPアンプは負荷駆動力は低い(シールド線やライントランスは駆動できない)
OPアンプ:LME49990は、音がナチュラルで癖が無く音が良い
ラインバッファやトランスの駆動力が高ければ、シールド線などでの音の差は少なくなる
ライントランスは完全なバランス駆動したほうが音が良い
電源回路のコンデンサー(パスコン)は適材適所で音を調整できる
電源回路のコンデンサーアレーは音質改善効果が高い
特にパワーアンプは電源ケーブルで音が変わる
LM3886は安いパワーアンプICなのに恐ろしく音が良い
基板上のCRやICをエポキシで固めて制振するのは効果がある
MI-TAKEさんの基板は完成度が高い(問題点がほとんど無い)
良いD/Aコンバーターで聞けば、44.1KHzでも192KHzのでも大差なく良い音だ
良いD/Aコンバーターで聞けば、数十年前のモノラルソースでも良い感じで楽しめる




  1. 2012/08/02(木) 22:39:01|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成31(リッピングソフト)

不思議だがリッピングソフトでも音が多少変わる。
CDドライブからメモリーへ読み込む時のエラーが少しあるんでしょうね。
誤解しないでいただきたいのだが、PCのCDドライブで音楽を直接再生する時のエラーレートはリッピングの時のエラーレートとは比較にならないくらい悪く、そのため音が悪い。これはCDドライブからリアルタイムにデータを読み出す必要があるからで、リッピングの時にメモリーへ書き込む場合とは全く違う。これを同列に比較している人がいるように思う。




EAC

このBlogの読者のTさんから良いリッピングソフトがあるとのことで紹介いただきました。早速試してみましたが、これが素晴らしい。音の回りにまとわり付く余計な音がすっきり取れて、きれいな音になります。(私はWinampでリッピングしていました)日本酒に例えるなら大吟醸原酒という感じでしょうか。さわやかで癖が無く臨場感も自然な音になりました。余分な着色の無い、ある意味軽い、あれっ??っていう感じのさわやかな音です。でもよく聴きこむと細部が良く聞こえてきます。低音も不要な重さの無い心地よい音です。本物の音にめぐり合うときはいつもこういう感じです。これでリッピングし、Wave File Playerで再生するのが今のところの最強のCD音源再生ソフトでしょう。 (これでリッピングしてWinampで再生というのも悪くないです。吟醸酒より重めのお酒が好きな方にはお勧めです。)

1.0 Beta 1 になってリッピング速度が25倍くらいまで行くようになりましたし、画像も入れられるようになったようです。難点は操作がいまいち判り難い事と、リッピングする時にアルバム毎にフォルダーを作ってくれない事でしょうか。(解決策が有るなら知りたい。。。)

便利だったのは、ファイル名の情報の並び(アーティスト名や曲名、トラック番号など)を自由に変えられるので、各再生ソフトに最適なならびに変えられる。画像も簡単に取り込める

  Exact Audio Copyのダウンロードページ

ここからダウンロードするのが最新版のようです。(Exact Audio Copy 1.0 beta 2)

  1. 2012/07/29(日) 14:47:46|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成30(アナログ音源のデジタイズ)

大変素晴らしいクオリティーでした。
こちらはLP・EPレコード専門で、SPレコードには対応していないようですね。




vpi

アナログ音源のデジタイズ( エーディシー システム )

以前、ここで手持ちのアナログレコードをデジタイズしてもらいました。アナログレコードは思い出が入っているので捨てられずに持っていたのですが、レコードプレーヤーなどは何十年も前に捨ててしまいました。PCオーディオをやるようになって、昔の音が忘れられず、どうしても聞きたくなってここにデジタイズを依頼しました。

ここは、なんといっても機材がすごいです。最高級のアナログ機器とデジタル機器で、24Bit192KHzでもデジタイズしてくれます。(ここは、アナログの知識とデジタルの知識を両方お持ちなのが驚異的です)

サービスも良く、一旦デジタイズしたものをMP3でネット経由で送ってくれて、それで確認してからDVDに入れたものを送ってくれます。レコードのジャケットを写真に撮ってCDケースに入れてDVDメディアを送ってくれます。良い記念になり、とても良いサービスで安心でした。

出来てきた音も最高でした。値段はそれなりにしますが、この機材なら仕方ないかなと思います。最近、ここでデジタイズしたアナログレコードと同じコンテンツが、96KHzのデジタル音源でネットで配信されるようになったので購入しましたが、聞いてみたらアナログレコードをデジタイズした物の方が良かったです。思い入れを除いて考えても同等のレベルの音です。(アナログだからスクラッチノイズは出ますけどね。。。)

アナログレコードをお持ちの方で、それをデジタルの最高の音で聴いてみたい方には超お勧めです。

  1. 2012/07/25(水) 21:31:16|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成29(ノンカットクロスオーバー法の実際)

いままでのクロスオーバー法とは全く異なる ”自然な音の繋がりを追求するノンカットクロスオーバ法"の実際。

実際やってもらえればわかることだが、-24dB/Octとかで切ったスピーカーの音は全く不自然で、不自然な物同士を繋いでも良い音になるはずが無い。だから一般には-6dB/Octが良いといわれているのだが、だったらさらに一歩進んで切らずに繋いだ方が良いと考えるのが普通だろう。

ノンカットクロスオーバー法の基本的な考えは、いままでのクロスオーバー法が、”2種のスピーカーをある周波数より上や下の音は綺麗にカットして繋げる”であるのに対し、”なるべくカットしない。明らかに出さない方が良い音以外は出したまま繋げる"である。切って繋げるのではなく、低域用・高域用のスピーカーの音をなるべく混合することで、音の繋がりを良くしようという考えだ。

下図は、ノンカットクロスオーバー法での設定の例。我が家のスピーカー:VRS800で一番良いと思われる設定値。

クロスオーバーのカットオフは、

  低域側は ハイカットが 1.2KHz、-6dB/Oct
  高域側は ローカットが 120Hz、 -12dB/Oct

となっている。色々やった結果これが一番良かった。要するに120Hzから1.2KHzまでは低音用と高音用のスピーカーが両方鳴っている事になる。

こうする前に、全くカットオフしないで低域スピーカーと高域スピーカーを鳴らしてみた。(VRS800は、そう簡単には壊れない)思ったより良い音で、音の繋がりの点では悪くは無かった。これがクロスオーバ法を考え直すきっかけだった。悪い点を探すと、低域スピーカーからの数キロヘルツの音が気になったのと、重なり合っている帯域が音圧が高い感じがした。

VRS800の低域スピーカーの有効な再生帯域は40~300Hz程度であり、数百Hzから1キロHz程度の音はほとんど聞こえないのだが、その上の周波数の音が妙に耳に付く。だからカットオフする必要のある周波数は1KHz程度で良いことがわかった。(なるべく切らないという考えに基づいて)

高域スピーカーに関しては、有効な再生帯域は200Hz~であり、聴感上は低域をカットする必要性は全く感じなかった。だが、不要な低域からスピーカーを守るために120Hzのカットオフを入れてある。

要するに、聴感上明らかに不要な帯域以外は基本的にカットしないで繋いでいる。その上で下の図のように重なっている帯域の音圧を下げるようにグラフィックイコライザーをかけてフラットな聴感を得るようにしている。

いままでのクロスオーバ法とは全く考えが異なるので理解しにくいかもしれないが、音の繋がりの良さは最高だ。

皆さん、まずはスピーカーをカットしないで繋いだらどういう音なのか聞くところから始めて見てください。(壊さないようにご注意あれ)きっと目が覚めると思いますよ。

こういう使い方は、デジタル式のスピーカープロセッサでこそ可能な方法だ。これこそ時代の進歩だと思う。

クロスオーバーの設定画面WZ-DM35-graphic2.jpg

グラフィックイコライザーの設定画面WZ-DM35-graphic4.jpg


  1. 2012/07/08(日) 23:39:59|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:2

ノウハウの集大成28(スピーカープロセッサについて その6)

WZ-DM35のクロスオーバーの設定表示。

各出力チャンネル(4ch)に対して、ローパスフィルターとハイパスフィルターが設定できる。
簡単だがなかなか充実している。

  A1、A2 というのは出力チャンネルの名前(B1とB2も有る)
  FRQ はカットオフの周波数
  RSP はフィルターのタイプ(6,12,18,24dB/Octとバターワースやベッセル、LZなど選べる)
  LVL は出力レベルの調整
  DLY はディレー時間
  PH は位相で、正相と逆相を選べる

スピーカープロセッサが素晴らしいのは、クロスオーバー、グラフィックイコライザー、パラメトリックイコライザー(入力と出力に別個にかけられる)、ディレーなどが全て同時に扱えることで、これだけの機能をアナログ機器でそろえたら何機種も必要で、音がどんどん悪くなるが、スピーカープロセッサはデジタル処理なので音が悪くなる心配は無い。

これを使えば、私が推奨するノンカットクロスオーバー法が1台で実現できる。

WZ-DM35-setsumei4.gif

  1. 2012/07/07(土) 00:41:34|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成27(スピーカープロセッサについて その5)

こんな便利な機能もある。

選んだブロック図を見ながら、どの部分を設定しようとしているかがすぐわかる。
各入力と各出力のレベルメーターもある。

これはかなり便利だ。

WZ-DM35-setsumei3.gif


  1. 2012/07/05(木) 13:29:37|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成26(スピーカープロセッサについて その4)

WZ-DM35のグラフィックイコライザーの設定について。

意外に簡単。

WZ-DM35-setsumei2.gif



  1. 2012/07/05(木) 09:03:01|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成25(スピーカープロセッサについて その3)

下図は、WZ-DM35のマニュアルの一部。
この様なLCD画面で設定していく。各機能ブロック毎の設定なので、思ったよりは簡単。
全体のブロック図も出るし、自分がそのどの部分を設定しているかも画面上でわかる。

WZ-DM35-setsumei.gif

各出力チャンネル(WZ-DM35の場合は2WAY x 2出力、または4WAY x 1出力)は、
クロスオーバーも機能が豊富で、フィルターの種類(バターワースなど)や減衰率(-6dB~-24dBまで)、カットオフ周波数を各出力チャンネルごとに設定できるので、非常にフレキシブルな設定が出来る。さらにパラメトリックイコライザーも使えるのでさらに複雑なフィルターも作れる。ディレー機能もあるので、スピーカーユニット間での位相差を補正するアラインメントの設定も出来る。

各入力は、
レベル調整はもちろんだが、マスターのグラフィックイコライザーもあり、全体の周波数特性の補正も出来る。

しかもAES/EBU(業務用のSPDIF)のデジタル信号も受け付けるので、余計なA/D変換回路は通さないで済む。

などなど、いたれりつくせりで、文句なし。アナログのチャンネルデバイダとは比較にならない高機能である。しかも音も最高だ。


  1. 2012/07/01(日) 00:44:20|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成24(スピーカープロセッサについて その2)

スピーカープロセッサを選ぶポイント。

(1)2~4WAY対応の物が有る
(2)内部処理の周波数、ビット数(24Bit, 96KHzが理想的)
(3)処理の種類の豊富さ
(4)デジタル入力が色々な周波数やビット数に対応しているか
(5)アナログ回路の音質

ベーリンガー:DCX2496
dcx

RAMSA:WZ-DM35
WZ-DM35-2.gif

YAMAHA:SP2600
yamaha_sp2060a[1]

DBX:4800
dbx4800.jpg


  1. 2012/06/29(金) 00:52:28|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成23(スピーカープロセッサについて その1)

WZ-DM35.jpg

WZ-DM35-block.gif

スピーカープロセッサについてあまり馴染みのない方も多いと思うので、数回で解説しようと思う。
スピーカープロセッサはプロ用の機材で、もともとはイベントのPAなどでスピーカーの特性を補正したり、ハウリングを抑えたり、クロスオーバーに使ったりといった用途の物で、デジタル処理のサウンドプロセッサーである。

有名なのはベーリンガーのDCX2496などが安くて手ごろだが、残念ながら音はあまり良くないという評判だ。
DBXの高級機種である4800が評価も良いようだが、いかんせん値段が高い。

私が愛用しているのは、Panasonic:RAMSAの ”WZ-DM35”。 この手の物としては評価が高い。定価は294000円で、今も売っている販売店もあるが、オークションや通販店で完動品3万円(妥当な落札価格)程度で手に入る。ベーリンガーやdbxの低コスト品などより音が良いと言う評判だ。

  WZ-DM35販売店

ブロック図のように恐ろしく高機能。グラフィックイコライザー、パラメトリックイコライザー、チャンネルデバイダー(-6dB/Oct~-24dB/Octで設定可能)機能もある。アナログ入力しても良いが、AES/EBU入力もあるので、HiFace Evoなどと繋げば内臓D/Aだけで2WAYステレオのシステムがほとんど出来てしまう。音も素晴らしく良い。

弱点は、若干古いので、デジタル入力が48KHz専用であることと2WAYステレオまでの対応(2台使えば4WAY可能)であること。再生ソフトの方で48KHzにしてやる必要がある。しかし、その音はまことに素晴らしい。我が家のメインのシステムに引けを取らないくらいで、少々がっかりしてしまうくらい簡単に素晴らしい音が出る。ライントランス(TAMURA TD-2)と組み合わせると最高だ。

DCX2496は機能は素晴らしいがアナログ回路が駄目だという評判だ。改造すればよくなるらしいし、改造方法の記事も多いのでぜひ試してみて欲しい。これは25000円くらいで新品が買える。家庭用で手ごろな物がないのがスピーカープロセッサの難点だ。

とりあえず私はWZ-DM35の音で満足しているが、DBXの4800が欲しいナー。。。



  1. 2012/06/27(水) 00:56:48|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成22(AC入力のインレット化と極太電源ケーブル)

比較的簡単で、コストが掛からないアンプ改造法で一番お勧めなのが、AC入力のインレット化だ。もしアンプのACコードが細いコードであるならインレット化すれば絶対に音は良くなるといっても過言ではない。パワーアンプはもちろんだが、D/Aコンバーターなどでも歴然と音が変わる。私は、インレットにはオヤイデのロジウムメッキのものを使っている。1000円程度。ネジ止め式のもある。

  オヤイデ インレット

インレット化して極太電源ケーブルを使うと音の違いを実感できる。理論的には説明が付かないが、事実だから仕方ない。電源ケーブルを変える事でアンプの音を補正できる。ぜひお試しいただきたいことの一つだ。




B-2X-8.jpg

下図のようにACアウトレット端子が付いていれば、それをはずしてインレット化するのは簡単です。

B-2X-4

Power-cable.jpg

オークションで安く手に入る極太電源ケーブルラインナップ。
左から右に行くに従って明るい音からマイルドな音になっていく。一番左が一番元気な音。

左から、

  XLO社 Reference2
  Monster Cable社  PowerLine400
  CCI社  Royal
  Linn社  K800

XLO社のReference2はすごく明るく元気な音で、プラグも銀色メッキなのでより明るい音の傾向になっている。(今は、少し明るさを抑えるために非メッキのソナーのプラグに変更した)一般的には明るすぎる音だと思うが、B-2Xは繊細で柔らかい音なので、これと組み合わせるとちょうど良い。

Monster社のPowerLine400は、ほどほどに元気な音で標準的な音だ。低音も締りがあって良い。一本だけ選ぶなら私はこれを選ぶ。

CCI社のRoyalは少し抑え目な音で標準的な音だ。低音の締まりもよい。

Linn社のK800は、全体に抑え目な音でB-5に使っている。B-5はかなりはっきりくっきり系の音なので、この組み合わせだと音に色気が出てちょうど良い。

アンプの個性がかなり幅広く展開しているので、それを補正する電源ケーブルもバリエーションが必要だ。一本だけベストの物を選ぶということは不可能だと思う。

高いのを一本買うより、こういうバリエーションを揃えるのが良いのではないか。どれも送料込みで4000円~5000円で購入できる。この手の物は、ネジ締めがゆるかったり、配線がクロスになってしまっている物もあるので、確認の上修正されたし。


  1. 2012/06/24(日) 00:52:53|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

ノウハウの集大成21(SONYの真の名機:”PCM-F1”)

これを見るとこの30年でデジタルオーディオは進化したのかと問いたくなってしまう。
カッコよさ、質感、音の良さ。。。 16Bit 44KHzの音とは信じられない。




PCM-F1-3

何十年も仕舞ってあったPCM-F1を出してみた。私はこれがSONYの最高傑作商品だと思っているので、どうしても手放せなかった。でももう30年近くも前の物なので動かないだろうと思っていた。久しぶりに見たが、今見ても最高にかっこいい。全く古さを感じない最高傑作だと思う。

念のためビデオを繋いで昔録ったVHSテープの録音を掛けてみると、なんと何事も無かったかのように再生できた。それも信じられないくらい良い音で。感激した。

まさかと思ってライン録音もしてみたがそれもバッチリ出来た。マイク端子も生きている。ボリュームにも微塵のガリも無い。さすがソニー全盛期のセミプロ用機器だけのことはある。

しかし、残念なのはNTSCのビデオレコーダーに超HiFiで録音できても今では使い道が無いんだよねー。SPDIFなどのデジタル出力も無いからどうにもならない。。。 悲しき傑作機かもしれない。

  PCM-F1

しかし、これが世界のデジタルオーディオ機器の歴史を変えたことは間違い無い。この手軽なサイズの可搬型機器が多くの録音スタジオなどで利用され、低コスト(それ以前の機器の1/10位の価格)でもデジタル機器の音のよさを皆が認識し、世に低コストコンシューマ用デジタル機器の可能性を知らしめ、その結果CDの開発などが飛躍的に進んだのだ。 SONYが戦略的に行ったマーケッティングが良い方向にうまくいった例。 日本の栄光の歴史の証人のひとつ。


  1. 2012/06/22(金) 23:23:18|
  2. ノウハウの集大成
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

FC2カウンター

カテゴリ

システム解説 (292)
アンプ (140)
真空管アンプ (99)
クロスオーバー (60)
スピーカー (87)
ノウハウの集大成 (37)
ポリシー (38)
電源回路/アイソレーション (58)
音の比較/技術解説 (45)
Voyage (23)
ケーブルなど (19)
その他 (40)
音楽ソース (15)
SDトランスポート (29)
再生ソフトなど (12)
ジッターについて (42)
蓄音機 (6)
アナログ (3)
独言 (5)
周波数特性測定 (8)
車 (2)
未分類 (15)
企画倒れシリーズ (1)
FireFace (9)
DAC (116)
直感アンプ塾 (28)
ヘッドホン (24)
ネットオーディオ (91)
クロック (48)

最新コメント

月別アーカイブ

QRコード

QRコード