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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

銅板装着 ( イノキーさんのAK4495 DAC )

5ミリの銅板に穴をあけるのは大変だった。

とりあえず、デジタルグランドを銅板に落としてみた。

低音の底力が上がって音が瑞々しくなったような気がする。



夜になって聞き込んでみたが、やはり銅板を付けて良くなっている。今までとは異次元の音。背景音の黒さが濃くなった感じ。 
クラシックの迫力が凄い。低音の迫力が凄く、ホールに漂う空気感が全部聞こえる感じだ。

重量があるので、配置的にもスッキリした。良い感じ。

以前から銅板取り付けはやってみたかったのだが、それに値するDAC基板がなかなか入手できなかったのだが、やっと巡り合えた感じだね。いろいろな実験素材としての素質を感じる。今後が楽しみだ。



いろいろ聞き比べてみたが、音源側のワードクロックをDA3000内臓のXTALに切り替えると、このDACもD-70もほとんど同じ音に聞こえる。やっぱり音源のSPDIFのクオリティーはすごく大事なんだね。DACの改善だけでは処理できない事も有るようだ。


  1. 2016/06/26(日) 16:20:05|
  2. DAC
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AK4495 DAC: なーんだ、TCXOの方が全然良いじゃん。

手配したTCXOが届いて小ささにビックリ。小さなチップのTCXOだった。
(写真では判らない。。。)

  ASTX-H11 24.576MHz

泣く泣く拡大鏡を使ってソケットに半田付け。最近小さいものは全く見えない。。。ほとんど感で付けてる感じ。

でも、やってみて良かった。音はメチャメチャ良くなった。空間の広がり、クリアさ、立体感など全てが段違い。聞いて一秒で解った。これがこのDACの本来の音か。 解像度メチャ高いのにクラシックのハーモニーが色っぽい。この両立が素晴らしい。

このTCXOはフェーズノイズは少ないみたいだね。色々なTCXOを試した方が良さそうだ。

裸の基板に長いケーブルを繋いで高周波を送ったのが良くなかったんだな。



試しに音源側のワードクロックがもういらないかと思ったのだが、やってみたら音源側にはワードクロック入れた方が全然よかった。やっぱりジッターはアナログ的に積み重なるもんなんだね。


  1. 2016/06/25(土) 15:32:02|
  2. クロック
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今日のMCLK

今日は、AK4495 DAC のMCLKの Gnd レベルを少し下げてみた。(AWG-2021は波形を自由に操れる)

そのせいかどうかわからないが、今までで一番良い音だ。(エージングのお陰かもしれないが)
彫りが深く、滑らかで充実した音。こいつと較べるとD-70の音は少しだが霞がかかった様な感じに聞こえた。
これが電源回路の底力なのかねー。。。

D-70(AWG2021からワードクロックを入れている)の音もかなり良いと思うのだが、上には上が有るものだ。。。




次の実験用に、この銅板(5mm厚)を手配してみた。(基板より少し大きいサイズ)

  5mm厚 銅板


  1. 2016/06/22(水) 22:32:20|
  2. クロック
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今のブロック図 ( イノキーさんのAK4495 DAC )

いろいろ環境を整えて、音はどんどん良くなってきた。

AWG2201で、44.1KHz と 22.05MHz を両方発生させた。やはりワードクロックはAWG2201で発生させた方が音が良い。
WordClockを使うことで、音源側でのSPDIFのクリーニングが上手くされる。

その結果、AK4495 DACの音がより深く濃い感じになってきた。(エージングの効果もあるのだろうが)

block82.gif

AK4495 DAC がD-70を超えてくれたので、それをマルチの高音側に持ってきた。これで中高音ホーンがより伸び伸び鳴ってくれるでしょう。

AK4495 DACのMCLKの発信源をXTALに戻す実験もしてみたいと思っている。長いケーブルをつなぐのと、近くにTCXOを置くのとどっちが良いか?



それにしてもこのDACは今までの常識を完全に覆しているな。

  ・ ワードクロックもメモリーバッファも無し
  ・ 回路的にはオーソドックス(特殊な回路は内部の電源回路だけだと思う)
  ・ アナログ回路はOPアンプ
  ・ 基板外の電源回路は特に高級なものは要らない

にもかかわらず、この音が出せるのは驚きとしか言いようがない。
いかに電源やパターン引き回し、その他の基本設計が大事で、今までのオーディオの宣伝文句が嘘だったかがわかる。


  1. 2016/06/21(火) 23:14:17|
  2. システム解説
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イノキーさんの AK4495 DAC基板を聞いてみた

クロックの波形を調整したせいか、エージングのせいか、良い感じで鳴るようになってきた。今時点で、ワードクロックを入れたD-70 と良い勝負だ。ずいぶん聞き比べたが、わずかに差を感じるもののどっちが良いか断言できない感じ。以前聞いた1795のDAC基板よりは1ランク上な感じだ。もう少しエージングするとD-70を超えるかもしれない。

ワードクロックを使わず、メモリーバッファも使わずにこの音はすごいと思う。
でももっと良くなりそうに思うので、いろいろやってみよう。




下図は、AWG2021で発生させたMCLKを10Mの同軸ケーブルで伝送して終端した波形。 AWG2021は任意の波形と周波数に設定できるのでべんり。あまり大きい振幅にしないで、ケーブルの先端で Gndレベルがきれいになる様に設定するのがコツ。




  1. 2016/06/20(月) 21:36:48|
  2. DAC
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イノキーさんのDAC基板を動作確認中

とりあえず問題なく動作したけど、まだいろいろ確認中。



  1. 2016/06/20(月) 13:14:14|
  2. DAC
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イノキーさんのDAC基板を入手

イノキーさんのDAC基板を入手。

AK4495(DAC) と AK4137 (SRC)のコンビ。

  AK4495とAK4490の音質差

イノキーさんのDACは、完成度が高く無駄のない構成にして、電源回路やパターンの引き回しなど基本的事項にすごく手間をかけているから、好感が持てる。

楽しみだ。

LCDやらスイッチやらを付ける基板を製作しないといけない。

外電源は、基板内に高性能なレギュレータ(基板上に立っている奴)が入っているので、単純な電源直結で良いとの事。

外部からMCLKをSMAコネクタで入れられる仕様。実はこれの実験用にAWG2021を購入したのだ。



とりあえず、部品の配置と電源ケーブルは出来た。まだ部品間の配線はしていない。今日はここまで。
聞けるようになるのにまだ数日かかりそうだなー。。。




  1. 2016/06/18(土) 16:36:45|
  2. DAC
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試しにAWG2021で25MHz の方形波を出力中

試しに25MHz の方形波を出力中。

最高で125MHzの波形まで出せることを確認。(流石にきれいな方形波にはならないけどね)





結構綺麗で良かった。24でも、26MHz でも出せるから便利。流石に定価が数百万円の測定器は便利だ。しびれる。

何に使うかは内緒。(^^)/

  1. 2016/06/17(金) 23:20:47|
  2. クロック
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AWG2021 の内部

今僕はこいつをどうやって静かにするかばかり考えている。こいつをマスタークロックに使って音は格段に良くなったが、音のうるささは半端ない。隣の部屋に入れてもまだ騒音が聞こえる。

AWG2021 のケースを外してみた。思ったより簡単に外せた。(ねじ9本)

裏の2枚のボードがアナログ回路のようだ。光っているのはフィルターかなー?
やっぱりありがたみのある回路だなー。

スロットに入っているのがCPUをはじめとするデジタル回路のようだ。

本来の目的はFANの音を静かにする方法が無いかと思って開けたのだが、ケースを外してもFAN自体の音が予想外に大きかったのが意外だった。静かなFANに交換するかなー?? 12V 0.37AのFANだったので、ごく普通のFANだしそれにしてはうるさすぎるように感じる。

ブラウン管が入っているので、高圧に気を付けないとね。。。









  1. 2016/06/12(日) 22:40:26|
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マスター(ワード)クロックの効能

マスタークロックを使った時のシステム図は下記の様になる。
このメリットは、

① 音源側にきれいなワードクロックを供給するので、SPDIFがきれいになる
② DAC側で確実にSPDIFを受け取れる
③ SPDIFがきれいなので、PLLに余計な外乱が加わらないので、256xCLK がきれい

と言う事で、大きな効果が有ると考えられる。

D-70VUは、マスタークロックをもっと改善すれば、まだまだ音質が良くなりそうな気がしている。

マスタークロックの効・


  1. 2016/06/05(日) 23:15:36|
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AWG2021の波形

立ち上がり波形

10Mのケーブル+68Ωで 2.5nsec くらいですね。



  1. 2016/06/05(日) 13:33:47|
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マスタークロックジェネレーター: AWG2021 の試聴

いやー、もうこれ最高ですわ。
音の陰影がすごく濃くなって細部も良く聞こえるし、音の位相がスッキリ整って立体感抜群で、色気がうんと増した感じ。

昨日から音は出ていたんだけど、FANの音がうるさいので今日はAWG2021は隣のクロゼットに入れて10Mのケーブルで引っ張ってきた。



写真は10M の 5C2V で引き回した後に68Ωで終端した時の波形。特に問題なさそうだ。

こういう実験から考えるに、私は発信源(XTAL)のジッター(PhaseNoise)より、回路の安定度や駆動力が問題なのではないかと思っている。

ジッターの少ない発信源を使うと、きれいなクロックが供給されるので回路のノイズが抑制されることで音質は良くなるけど、音質悪化の本質は発信源のジッターではなく回路のノイズや駆動力の弱さなのではないかと思うのだ。極限まで回路のノイズや駆動力を改善したのちに発信源を改善しないと本質を見誤ることになるのではないかと思う。


  1. 2016/06/03(金) 23:20:59|
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AWG2021が来た。

AWG2021 がきた。 外観は新品の様に綺麗だし、オプションの2ch出力が付属だ。

最初に電源を入れたら、出力が Uncal と出て、offset が効かなかったので焦ったが、キャリブレーションしたら治った。波形も電圧も周波数もオフセットも変えられた。まだ波形編集の仕方は判らないけど、まあ大丈夫そうかな。

ひと安心。

流石に測定器だけあって、出力波形は綺麗だ。
やっぱりファンの音は凄い。隣の部屋からでも聞こえそう。(^o^;)
廊下に追い出して同軸ケーブルで繋ぐかなー。。。。



AWG2021もオシロも元気そうで良かった。当時買ったら500万円くらいの測定器だから、有り難みがあるなー。

テクトロの製品はダイアグをパスしていれば殆ど問題ないし、格好良いのでマニアにはたまらない一品です。


  1. 2016/06/01(水) 22:37:52|
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プロフィール

cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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