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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

DME24Nのクロスオーバーのタイプによる音の違い

DME24Nのクロスオーバーのフィルタータイプによる音の違いを聞いていたのだが、ベッセル(-12db/oct)が一番良いようだ。それ以外のフィルターだとなんだか音像がはっきりしなくて、余計な音が出てきてしまっているし空間の広がりも何だかおかしい。-18dB/oct も再度やってみたがやっぱり -12dB/oct の方が良い。

減衰率の違いと言うより位相の問題か?あくまで聞いてみた印象なので、理論的にどうなのかは知らないが。

DME24N-18.gif
  1. 2022/11/01(火) 22:45:10|
  2. DMX(デジタルミキサー)
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DME Designer の使い方 (DME24N コントロールPCソフト)

いろいろなデジタルミキサー(実体の有るもの、PCソフトのもの)も使ってみたが、あらかじめ決められたバスやら機能やらがどう接続されているのかを理解するのに時間がかかる。それに比べて DME Designer は自分で必要な機能と回路を絵で設計できるので、こんなにわかりやすいものは無い。バグっぽいものもある(上手く設定できないとか。。。)し、何でこの機能をここで設定するの?とか思うことも有るが、総じていえば僕はすごく気に入った。

まず最初に新しいプロジェクトを始めるとこの画面になります。
AREAとか、ZONEとか階層構造で出てきますが、施設で使う時の話なので、私の様なオーディオマニアには関係ないですね。

左のメニューにYAMAHAの機材や他の機材が出てきます。DME24Nを選んでクリックします。

main.gif


そうするとGroupのセッティングウィンドウが出てきます。サンプリング周波数やらを設定してOKをクリックします。

group.gif


すると、Zoneの中にDME24Nが出てきます。Zoneというのもどういう意味が有るのか良く分かりませんが、オーディオマニアには関係ないでしょう。

main2.gif


次にそのDME24Nを右クリックして、Property を開くと画像の設定に混じってIOスロットの設定が出てきます。ここで刺さっているMY16-AE基板を設定します。

slot.gif


すると、画面上のDME24NのアイコンにMY16-AEが追加されます。

main3.gif


DME24NのアイコンをWクリックすると、このDME24Nに属するIOが出てきます。左が入力、右が出力です。スロットのIOも出ています。

main4.gif


次に左のメニューから例えばEQなどを選びます。いろいろなEQを選ぶことが出来ます。Wクリックしてウィンドウの中に配置します。EQをドラッグして好みの場所に移動させます。

designer2.gif


入力と出力を線でつなぎます。始点で1回クリックし、終点でもう一回クリックすれば繋がります。ここでは、AESデジタル入力からイコライザーに、イコライザーからアナログ出力回路に繋ぎました。AES入力は1つのコネクタが2ch(左右)です。これが最低限の設定で、デジタル入力からアナログ出力にイコライザーを通して信号が出力されます。(イコライザーは無くても音は出ますが。)

designer3.gif


次は試しにEQとクロスオーバーの有る回路にしてみます。
左のメニューからそれぞれを選んで配置します。クロスオーバーにもいろいろな種類があります。

designer4.gif


各信号を線でつなぎます。今回は2WAYのクロスオーバーにしてみました。
また、イコライザーの出力をそのままデジタル出力にも出してみました。繋げない配線をしようとすると警告されますので、気にせずどんどん繋ぎましょう。

designer5.gif


ここでクロスオーバーのアイコンをWクリックすると、クロスーバーのパラメーター設定画面が出てきます。周波数や減衰率など設定できます。

DME24N-3.jpg


ここで、設計した回路やパラメーターなどをDME24N本体に書き込みます。DMEDesigner のメイン画面(上の方にある)の右の方にある 『 On-Line 』 をクリックします。これで、『 Synchronization 』 のプロセスが始まります。最初にポートの設定ウィンドウが出てきます。どのDME24Nに書き込むのかの設定です。

main5.gif


実在するDME24Nを選んで設定してOKします。

communication2.gif


すると 『 Synchronization 』 ウィンドウが出てきます。DME24Nの候補が右画面に出てきますから、それを選んで Go-online をクリックします。 IPアドレスは事前にDME24N本体に設定しておきます。IPアドレスはUSBで繋いだ場合でも有効です。DME24Nを区別するために使っていいるのでしょう。

synchro.gif


Synch Direction ウィンドウが出てきて書き込む方向を尋ねられるので、 DMEDesigner ---> Device を選んでOKします。

main6.gif


コンパイルが終了して書き込みが終わるとこの画面になって終了です。On-Line になると回路変更などは出来なくなります。回路変更する場合は一旦On-line を外します。再度オンラインする時には『本当に書き込むか?』と聞かれ、途中でミュートがかかります。不用意な音が出ないための配慮ですね。良く考えられています。さすがに業務用だけあります。

synchro2.gif
  1. 2022/10/16(日) 23:32:50|
  2. DMX(デジタルミキサー)
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DME24NのFANコントロール回路とFAN

FANコントロール回路と、オリジナルのFAN(上)と交換用にと思って買ったFAN(下)。
残念ながらこのFANでは風量が大きすぎました。メチャメチャうるさい。もっと弱いのを手配中。
同じものはなかなか売っておりません。最後の手段はこれかと。。。

  PANAの低回転FAN

DME24N-fancontrol1.gif

IMG_5998.jpg

IMG_6014.jpg

  1. 2022/10/11(火) 16:01:49|
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DME24N Service Manual

DME24N のサービスマニュアルがあった。かなり詳しいのでびっくり。
分解の仕方やブロック図、回路図、基板パターン図、部品表もある。これでかなり安心だね。
まだ詳しくは見ていないけれど、DACチップはAK4393でした。
SONYのDMX-R100のオプションDA基板もそのDACチップだったから、当時は良い物だったのでしょうね。

  DME24N Service Manual

DME-service1.gif

DME-service2.gif

  1. 2022/10/09(日) 13:49:40|
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DMEDesigner (PCソフト)は使いやすい

DME24N を使っていて感心したことの一つが、DMEDesigner の使いやすさだ。
例えばクロスオーバーでもパラメーターは下記の画像の様に沢山選べる。

DME24N-16.gif

実際、この絵を見て -12dB/Oct より -24dB/Oct の方が良さそうだなーと思って試してみたが、中域(ボーカルなど)の変なノイズ的な音(サ行)がとれて凄く良くなった。

また、周波数やゲインの設定もマウスオーバーすると数字が拡大されて設定(矢印をクリックして)することが出来る。当たり前じゃないかと思うかもしれないが、RMEやMOTUのミキサー画面ではこの数字設定が出来なかったりすごく小さくてやり難かったりするんですよ。きっちり大きな数字で入れられる快感。見やすい絵でもあり、設定しやすい画面でもある。

DME24N-crossover4.gif


  1. 2022/10/08(土) 20:43:54|
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DME24N その後

DME24Nは我が家の中核システムになった。素晴らしいと思うのは、

(1) デジタルシグナルプロセッサとして機能が素晴らしい.(PCソフトが使いやすい)
(2) デジタルシグナルプロセッサとして音が良い。ジッタ低減能力が高い。
(3) DACの音も良い。AK4495Wシステムと同等に良い
(4) クロスオーバーやイコライザなどの機能が家庭用としても使いやすい
(5) かっこいい!

さらに音を聞き比べて、色々分かってきた。
最初に音を聞き始めた時少し明るすぎる感じだなと思ったのには訳があった。
僕はシステム全体のアナログ信号ケーブルをBELDENの8412とノイトリックのコネクタ(金メッキ)で統一しているんだけど、今回ユーロブロックと言う良く分からないコネクタを使わなくてはいけなくなったので、AMAZONで購入した変換ケーブル(写真の右の奴)を使っていた。だがこれを入れると音が明るくなりすぎるのだ。こんなに違うとは思わなかった。8412とノイトリックで変換ケーブル(写真の左の奴)をちゃんと作り直したら、DME24NとAK4495W DAC の音の差がほぼなくなった。

ケーブルと言うのは短くてもこんなに音に影響するのだと改めておもい知った。(ケーブルで音を整えるというのも可能なんだね)
ついでにDMX-E3000の音も聞き比べてみたが、音が平面的で楽器の立体感が不足な音であった。(愛着があったのだが残念)

DME24N-15.jpg

  1. 2022/10/08(土) 16:36:06|
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DME24N 内部

とりあえずカバーを開けて分かったこと。

(0) 多少埃をかぶっているが総じてキレイ
(1) 凄く細かく入り組んでいて手を入れるのは難しそう(3層構造で分解が大変そう!)
(2) DA基板は見えない(AD基板の下になっていて)
(3) 電源はスイッチングだね(よくこれで良い音が出るもんだ)
(4) FANは24V だったが、交換は簡単そう(12V なら近くのYODOBASHIで買えたのに残念。)
(5) 電池はすぐ交換できる(良かった)
(6) ヘッドホンアンプにも凝っているようだ
(7) 評判の良いA/Dにも凝っているようだ(使わないのもったいないなー)

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  1. 2022/10/08(土) 09:47:34|
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DME24NのDAC回路

まだDME24Nはエージング中でカバーは開けていないけど、おそらくこのカードと同じDAC回路だと思われます。DMEシリーズやこのカードなどは、20年近く現役で使われているのですごいなと思います。これらのMini-YGDAIシリーズの基板はYAMAHAのデジタルミキサーなどにほとんど取り付け可能な基板なので、YAMAHAのプロ用機器の音質はこのカードが決めていると言っても良いかもしれません。今でも4万円前後で販売されている長寿命製品です。

MY-DA96.gif

  MY-DA96

  Mini-YGDAIカード

チップはWOLFSON(今はCIRRUS)のWM8740のようですね。特に ”すごい!”というチップではないようですが、当時は高級品なのかな。でもWOLFSONやCIRRUSは好みなので良かった。OPアンプはフィルター回路がOP275でバッファー回路がJRCの4580Dなので、これもごく普通ですね。

WM8740-2.gif

  WM8740

特に凝った回路ではなく基本に忠実な感じで好印象。アナログフィルター回路やこのXILINXのFPGA(DAI?)や本体内蔵(この基板にはXTAL無いからね)のPLL回路に秘密が有る様に感じます。基板の半分以上のスペースを占めるアナログのフィルター回路やバッファ回路もかなり厳重な感じしますね。アナログ回路は基板自体の特性や引き回しが大事なので、ちょっと見ただけでは分かりませんが。。。

MY-DA96-XILINX.gif

  1. 2022/10/07(金) 10:41:42|
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アナログ出力全チャンネルエージング中

アナログ出力全チャンネルエージング中。
こうやって回路をすぐに変えられるのがたまらない。:-)

DME24N ではコンフィグレーション(回路図)を無数に作ってシーンとして登録し、フロントパネルで切り替えることが出来る。今はスピーカーで鳴らす時の"2WAY"とヘッドホンで聞く時の"FullRange"の2種類のシーンを作っている。2WAYでもクロスオーバーの特性(周波数や、-12dB/Oct とか -24dB/Oct とかのパラメーター)を変えたシーンなどをジャンジャン作れる。楽しい!

DMEシリーズは施設のPAとかに使うのが本業なのでスピーカープロセッサやクロスオーバーなどの後処理系の機能が充実していて、オーディオマニアが使っても最高の機材だと思う。(以前RMEに一般オーディオマニア向けにクロスオーバーを充実させてくれないかと聞いてみたが、断られた。彼らの中ではそういう機能は不要な様だ。なのでRMEからは撤退した。) DMEシリーズは 一般のデジタルミキサーよりはるかに扱いやすいよ。(ミキサーは混ぜるのが主目的だからね!)

DME24N-14.jpg

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  1. 2022/10/06(木) 20:23:37|
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YAMAHA DME24N のDACチップは何だろう?

YAMAHA DME24N の出音を聞いていると、このDACチップは何なのだろうかと言う興味が湧いてくる。今までで一番ダイナミックで立体感のある音だと思う。YAMAHAらしい前面に出てくる音でステージが見えるような感じだ。曇りが全くない感じなので、楽器の音や空間を漂う音の流れが立体的で良く聞きとれる。一言で言うなら余計な音や曇りのない音で、高域の繊細さはちょっと足りない感じなのでクラシックには向かないが、それ以外は素晴らしい。

高域の繊細さが足りないのは電源のせい(多分スイッチング電源だろうから)ではないかと思うが、それにしてもこんなダイナミックな音の出方のDACチップはなんなのだろうか?

AK4495かなー?違うな。もっと古いな。DME24Nの発売は2006年ころらしい。とするとCS4398かな。PCM1792かもしれないが、僕の感覚だと前者の様な気がする。PCM1792は良い印象が無い。

今週末にケースのカバーを開けて中を見る予定なので、楽しみにしている。FANが少しチリチリ言っているので、交換する予定。

DME24N-7.jpg

DME24N-11.jpg
  1. 2022/10/04(火) 21:39:18|
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YAMAHA DME24N デジタルミキシングエンジン 使用のノウハウ

さて、我が家ではDME24Nがすっかり定着してきたが、最初インストールするのに少してこずったので、ノウハウを書き溜めておく。

(1)ネットワークは専用のネットワークでないとだめで、オフィスや家庭のルーターが在るネットワークはNG。ルーターではなく専用にハブを用意する。 (罠その1)
(2)PCのウィルス検出ソフトなどを止めないといけないようだ。 (罠その2)
(3)ネットワークとUSBのドライバーをYAMAHAからダウンロードしてインストールすること。
(4)最新のドライバーがどれかが分かりにくいが、下記が最新。 (罠その3)
     https://jp.yamaha.com/support/updates/umd_win64_kbd.html (USB)
     https://jp.yamaha.com/support/updates/nwd_win.html (Network)
(5)PCにしっかりIPアドレスを設定する。(ルーターを使わないからIPの自動取得(DHCP)はNG) (罠その4)
(6)DME24NにもIPアドレスを設定する。(正面パネルで設定可能)
(7)PCアプリ(最新版)とドライバーがセットになったインストーラーに入っているネットワークドライバーはバージョンが古く、そのあとで最新のネットワークドライバをインストールしないといけない。 (上記:罠その5)

など新たなネットワークを作るのもめんどくさいので、僕は結局デスクトップPC(画面が大きい)とUSBで接続することにした。ただし、USBドライバも最新のものがどこにあるか分かりにくく、32ビット用と64ビット用があるので、要注意。(上記)

これさえわかってしまえば、アプリ自体はまあまあ判り易いし、操作も簡単だ。

DME24Nがオーディオファンにとって良いと思う点は、

(1)ファンの音が静か(ファンコントロールされていて、凄くゆっくり回っている。風もそよそよ程度。)
(2)D/Aの音もなかなか優秀。どっしりとしてハッキリクッキリ系のYAMAHAらしい音だと思う。しかも標準装備で8ch内臓!
(3)DSPの内部処理(グライコやクロスオーバーなど)パラメータやそれらを繋ぐ配線の引き回しをPCアプリでグラフィカルに作れるというのが最高に楽しい! 配線やパラメーターを画面で創り、それをコンパイルして機器にダウンロードして使えるようにするというとんでもない作業を1クリックでしてくれるのは素晴らしいとしか言いようがない。
(4)いろいろなDSPのコンポーネントやパラメーターを瞬時に切り替えられる。例えばクロスオーバーの周波数やカットオフカーブ(-6~-48dBやカットオフ特性)など切り替えて音質の違いを確かめられる。それをデスクトップPCの大きな画面で創れる。
(5)フロントパネルのロータリーエンコーダーを全体ボリュームに出来る。GPI端子にスイッチやボリュームを繋げば、それで内部パラメーターを可変できる。
(6)今までにない機材感、高級感が有ってうれしい。

block132.gif

DME24N-7.jpg

無題
  1. 2022/10/02(日) 21:45:01|
  2. DMX(デジタルミキサー)
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YAMAHA DME24N デジタルミキシングエンジンが来た!

YAMAHA DME24N デジタルミキシングエンジンが来た!
とりあえずUSBで繋いで鳴るようになった。まずは不思議なケーブルを作るところから始まった。D-SubコネクタやEuro Blockコネクタはオーディオでは初めて使った。もちろんワードクロックも入れている。

心配していたファンの音は、ほとんど聞こえないレベル。ファンの速度コントロールがされていて電源投入時はファンは回っていない。最高に回ってもそよそよと吹くレベル。購入したものは若干チリチリ音がするが、いずれより低騒音のに変える事にした。

音質は、まずはヘッドホンでDACの音を聞いてみたが、なかなか好感触。ハッキリクッキリ系の楽しい音だ。低音の締まり具合はDMX-E3000より良いかもしれない。中域もクリアな音。高域は繊細ではないが汚い音ではない。AK4495WのDACに比べると繊細さがもう一歩だが、今まで聞いたメーカー製のDACの中ではかなり良い部類だ。ジャズは最高に楽しい、クラシックは明るすぎる感じ。

とりあえず、2WAYマルチで500Hzクロスで鳴らしている。HIGH側はAK4495WのDAC、LOW側はDME24Nの内臓DACでアンプを駆動。正直まだ良くなったのかどうかは分からない。だが、PC画面でDSPの内部処理を自由にグラフィカルに作れるという便利さからはもう離れられない気がする。一般のデジタルミキサーの『なんでもバスに繋いじゃえ!』と言うやり方はあまり好きではない。自分でコンポーネントを配置して配線を創るというやり方が直観的で素晴らしい。家庭用オーディオの大転換ではなかろうか?この機材は今は比較的安く手に入る。おすすめだ。

DME24N-7.jpg

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無題



  1. 2022/10/01(土) 23:17:17|
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YAMAHA DME24N デジタルミキシングエンジン

前から気になっていた、YAMAHAの "DME24N デジタルミキシングエンジン" を手配した。(ケーブルやらコネクタやらも手配してちょうど5万円ほど。定価はカード込みで50万円くらい。)

これはプロオーディオ(設備)用の高度なミキシングエンジンで、"DME Designer" と言うPCソフトで制御を設計する。一般的なデジタルミキサーのDM1000を入手しようかとも思ったのだけれど、各種設定をするLCD画面が凄く小さい(320ドット)のでちょっと嫌になった。それに比べると "DME Designer" はネットワークで繋がっていれば、離れたPCの大きな画面で制御を設計できる。しかも処理するコンポーネントを配置して各入出力を線でつなぐというとても直観的な画面になっている。配線の設計画面、パラメーターの設定画面(クロスオーバー、イコライザー、スピーカープロセッサーなどなど) などがあって、オーディオ処理が自由自在だ。例えば、クロスオーバーのコンポーネントはオーディオの各チャンネルの分だけ画面上に存在するので、とても分かりやすい。一般オーディオ用に使うならわざわざバス構造にする必要も無く、入力と出力を1対1に繋げば良い。気に入った。

DME Designer はハードを持っていなくてもこちらからダウンロードできる。 どんなソフトか知りたい方は是非どうぞ!

   https://jp.yamaha.com/support/updates/dme_des_v381.html

ハードに関しては設備用機器なので、リアパネルが一般的なコネクタではなく、ユーロブロックだったり、DSUB(25P)だったりと最初ちょっと違和感あったけど、それ用のケーブルも手配できるので気にならなくなった。DME24Nの本体はサンプリング周波数96KHzまで対応している。アナログの入出力は有るがデジタルの入出力は無いが、オプションスロットに各種IFカードを入れれば自由に使う事ができる。幸い今回手配したモノにはデジタル入出力カードが付属している。また、プロ用の機器なので当然ながらワードクロック入出力が使えるから音質も期待できる。

まだ実物が無いので画面上でデジタル入出力が出来ないが、それはモノが来てからのお楽しみに。:-) 
総合的に見て、こいつはクロスオーバーやイコライザーにもなる 8ch D/Aコンバーター(音が良いと言われるDM1000 と回路は同じだそうだ)としても使える優れもので、一般のデジタルミキサーと較べてオーディオマニアにも分かりやすくて使いやすい機器だと思った。唯一心配なのは、ファンの音がどれくらいかだが。

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  1. 2022/09/28(水) 20:37:48|
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MOTU の8Dの電源にファインメットアレーをいれてみた

MOTU の8Dの電源にファインメットアレーをいれてみたけど、残念ながら甘い音になってしまった。
音楽信号を扱う回路(デジタル回路でも)にファインメットアレーを入れると、もやっとした音になってしまう事が分かった。

クロック回路の電源に入れた時は大成功だったが、変化する信号を扱う回路には、ファインメットアレーは入れてはいけない様だ。コンデンサーアレーだけが良い事がわかった。

写真のコンデンサーアレーは、3WAYで、グランドラインにだけファインメットが入っている。
今のところ、音楽信号が流れる回路に入れるにはこれが一番良い。

それにしても、電源は奥が深い。どうしてデジタル回路の電源にL分を入れると、アナログ回路の電源に入れた時と同じように音がモヤっとするのか、まったく理由がわからない。





  1. 2020/11/03(火) 14:47:17|
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電源(TEXIOのPA-3B)が来た。(PA-3Bの後ろ姿)

MOTUの8D用に、TEXIOのPA-3Bが届いた。

やはりこの電源が一番良いように思う。空気感が凄く良くなって音場が広くなった気がする。
音場と個々の楽器自体が立体的になってフォーカスが良くなったように感じるのだ。

それでもうっすら霞がかかっている様な気がしたので、
さらに、もの凄く豪華なAC電源ケーブルにしたら、やっと霞が取れて満足な音になった。

HPの電源や多くの電源は、ヒートシンクが出っ張っていて、これら高級なAC電源ケーブルが刺さらない。。。その点でも、TEXIOのPA-Bシリーズはお勧めだ。オーディオ用に最強の電源だと思う。

と言う事は、DMX-E3000に使っている電源のAC電源ケーブルも強力な物に変える必要があるな。。。

  1. 2020/10/30(金) 22:54:15|
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プロフィール

cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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