DMX-R100が不調になって、あれこれ調べていたのだけれど、残念ながらついにDSPボードが立ち上がらなくなってしまった。(LEDが全く灯かず、ディスプレーにDSPエラーと出る。)もう諦めざるを得ない。

はー、とてもお気に入りで、2年間愛用していたのだけれど、残念だ。まあ、最後の2年間活躍してくれたから、彼も本望ではないかと思う。さてこれをどうやって処分するかも大問題だ。オークションで部品取り用に買ってくれる人が居ればうれしいのだが。。。問題は我がオーディオルームは2階なので、外階段を通ってどうやって下すか。。。とにかく重い。60Kg以上ある。私は腰が丈夫でないので、とても手伝えない。搬入の時は、なんでも屋さんに2万円かけて持ち上げていただいた。困ったなー。。。最悪はバラバラにして部品として売り飛ばすしかないか???
さて、DMX-R100が使えないとチャンネルデバイダー機能が無いので、マルチでスピーカーを鳴らせないし、MOTUの828Xも処分してしまったので、他のモノを探さなくては。
探してみるとこれが良さそうだ。サンプルレートコンバーターという触れ込みだけど、『デジタル信号専用のミキサー(DAW)』と言った方が正しいと思う。AES/EBU とSPDIFが入出力で各2chづつあるし、PCなどでのミキサーソフト(DAW)があるから、十分使える。USBもネットワークの口も持っていて、どちらからも操作可能。
柔軟なイコライザーが有るので、チャンネルデバイダーにもなる。ワードクロック入力もあるし、僕の用途には不要なマイク入力が無いのもうれしい。電源がACアダプター式で、12~18Vと言うのもシリーズ電源で駆動できるからうれしい。ネットに繋いでWiFi経由でPCやスマホから操作できるというのも便利そうだ。
このシリーズは、AVBインターフェイス(ハードはネットワーク)を使って色々なモジュール(アナログの入出力やMADI、光デジタルなど)を繋ぎ、PC上のDAWソフトで一括してコントロールできるんだね。ミキシングコンソールを入出力の機能ごとに分けてネットで繋ぐ感じなんだな。(分散型ミキシングコンソールって感じ)しばらく調べないうちに良い物が出来ているねー。
これが有れば、隣の部屋にあるPCからオーディオルームのオーディオインターフェース(チャンネルデバイダーも可能なサンプルレートコンバーター)をコントロールしても良いし、スマホをオーディオルームに持ち込んでコントロールすることも出来る。つまりオーディオルームにPCを持ち込まないで済む。とても画期的な製品だな。(PCをオーディオルームに持ち込んでUSBで繋ぐことも出来るが。)
AVB自体は随分前から開発されていたようだけど、実用になってきたのは最近(2017年)の様だ。まだ買ってないけど、しばらくこれで楽しめそうだな。
MOTU 8D


- 2020/10/18(日) 16:11:42|
- DMX(デジタルミキサー)
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