夜になって再度聞いてみたが、やっぱり音がまるで違う。ピアノの生々しさがぜんぜん違うのだ。
どう考えても頭はNoというのだが、耳がYesというので仕方がない。。。
だが、私は下記にある作者さんの原理解説は信用しない。何かもっときちんとした理由があるはずだ。
Bug head technologyそもそも音に差があることが信じられない。いったい何が違うんだ??? どんなに書き込みのアルゴリズムを変えたって最終的なSDカード上でのビット配列が同じなら音が違うはずが無い。何かが違うはずだ。SDカードはFATというファイルシステムを使っているから、それを通じてデータ比較をしても見えてこないような差が生じているとしか思えない。このソフトがFATの何らかの問題点を解決しているとしか考えられないね。直接メモリーセルが読み出せればよいんだけどね。。。
メモリーセル上でのビットの配列が異なるか?、データを書き込んだときの書き込みの条件が何か異なっているか?、ブロックの大きさによる制限か?位しか思いつかない。。。う~ん、不可思議だ。
MINORISUKEさんに勧めていただいたソフト。超怪しいソフトだなと思ったが、念のため実験。
Rewrite data 1.05我が家の音楽ソースはSDカードプレーヤー:QA660であるので、それのSDカードにこのリライトソフトで処理をして聞いてみた。元のカードとは別に同様のカードを用意し、元のカードと比較した。
処理の有り無しの違いのみ比較するため、ボリュームすらいじらずに停止ボタンを押してカードを交換して音を比較。
音を聞いてびっくり、滑らかな音に大変身。音の深み、空気感がさらに増して、超滑らかな音。
最初に1秒聞いて音の違いはわかったが、念のためその後20分くらい何度も何度も聞き比べたが、どう聞き比べてもやっぱり違うし、明らかに良くなっている。
正直、下記の説明を読んだときは絶対インチキだと思った。
概要:メモリの1と0の間には、1に近い0.9、0に近い0.1、1や0になりきれなかったグレーゾーンの信号が存在すると
仮定して検証しますと、それがDACへ出力されるとき、ジッターとなって音質劣化の原因となることが判明しました。
これを確定的ジッターと呼んでいます。このグレーゾーンの信号は、HDDやSSDに記録されているときも状態が保持
されてしまう為、読み出されたときもグレーゾーンの信号のままで、音質劣化の原因となります。そこで、3ヶ月に及
ぶ研究で、グレーゾーンから排除して適正化する手法を見つけました。
これが真実かどうかは疑問に感じるが、メモリーというアナログ素子にデジタル信号を書き込んでいるので、その境目があいまいになる可能性はあるとは思う。だが、ある時間をかけて読み出せばその中間は無くて必ず1か0になるので、あるとすれば読み出し時間の不安定ということかな。
もしかしたら書き込みを1回だけでなく10回したほうがより良く書ける(時間的に安定に)ということはあるかもしれませんね。とか、メモリーのセルのフラグメンテーションか?
ですが、メモリーから読み出したデジタル信号を音楽用のシリアル信号(SPDIF)に変換してからそれを再生し、音楽の再生タイミングを決めているのはD/Aコンバーターだから、メモリーからの読み出しが時間的に不確定だとしてもそれが直接ジッターになるとは私には思えません。何か別の理由が有って音が変わるのだと思います。(読み出すタイミングがデータ毎に変わるとノイズが増えるのかもしれないな?)
まあ、でも理由は何であれ、音がうんと良くなったのは間違いない。降参だ。不思議だ。
皆さんもお試しください。ソフトをPCにインストールして、変換したいフォルダーを選び、実行するだけ。
当然ながら、一度書いたフォルダーをOSなどで書き直してしまうとまた元に戻ってしまう。
(注意点として、Windowsの64Bit専用のソフトだそうです。)
下記の図は、音楽フォルダーの4曲目まで変換が終了したところ。
- 2015/01/02(金) 15:10:31|
- 音の比較/技術解説
-
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QA660はフラッシュROMから読みだしたデータを一切のバッファリング(RAM上)をせずに送り出しているのでしょうか?さすがにそれはなさそうな気がするのですが。
謎ですね。
- 2015/01/04(日) 15:08:45 |
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- kei #-
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MINORISUKEさん
こんばんは。情報ありがとうございます。
メモリーセル上でのデータパターンの癖を抜くためのソフトだと思えば、納得できる部分がありますね。でも良くわからないのは、単にデータとして読み出しているだけなのに、アナログ的な特性がどうして音質に影響するのか、私にはよく理解できません。シリアルクロックは基板内で作っているわけですからね。。。基板内のノイズが増えるということなら納得ではありますが。
”コピー時にノイズが増える”というくだりはへんですねー。デジタルコピーだからアナログノイズが増えるわけではないでしょうから。。。
- 2015/01/04(日) 01:33:02 |
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- Cocoぱぱ #-
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そういえば以前にどこかで読んだと思い、調べ直しました。Bug Headの横田氏と同じような内容ですね。
http://kanaimaru.com/AVQA/11/q111212.htm
- 2015/01/04(日) 00:24:37 |
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- MINORISUKE #Vq2IlZO6
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QA660のファームウェアに対してもRewrite dataを適用して比較されるとおもしろいです。一段と研ぎ澄まされた音になります。本当に不思議ですね。
注意事項ですが、このソフトの適用対象はlocal drive限定です。NAS上やネットワークで共有しているフォルダーは効果無しですが、driveごと(SD card, USBメモリー含む)移せばOKのようです。QA660では、まさにこの状態です。
QLS-HiFiのClarkさんにもメールで知らせておきました。怪しがって実験しないかもしれませんね。ドイツのフォーラムに投稿したら、adminから削除されてしまいました。いきなりOne Driveのリンクを張ったので、危険なソフトと疑われたのでしょう。
- 2015/01/03(土) 20:55:52 |
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- MINORISUKE #Vq2IlZO6
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うーん、音質改善の原理が全くわかりません。
ですが、信じられない位に改善します。
何か、メモリーセル上でのデータの並びが変わるのだと思いますが。。。
- 2015/01/03(土) 19:40:41 |
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- Cocoパパ #-
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ですね。そういうやり方でも良い様ですよ。メモリーから読み出すときが問題のようですね。
- 2015/01/02(金) 22:43:57 |
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- Cocoぱぱ #-
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うちの場合、Linux サーバ上に音楽ファイルがあるので、windows 64bitなマシン上からそこをsmbマウントして処理する、みたいなことになるんですかね。。。
- 2015/01/02(金) 21:58:59 |
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- kei #-
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まじです~~う。
信じがたいのですが。。。
ぜひお試しくださいませ。PCオーディオのHDDに使っても効果あるそうです。(多分そのほうが効果大)
一緒に理由を考えて頂きたく。。。
- 2015/01/02(金) 21:35:03 |
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- Cocoぱぱ #-
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