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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

真空管アンプの七不思議

真空管アンプは独自の文化を持っているようで、新参者は不思議に思うことが多々ある。例えば、

(1)電源のコンデンサ容量が極端に少ない(コンデンサの材料や整流素子にはこだわりがあるようだが)
(2)能動素子の近くに電源のパスコンを入れるという概念がない
(3)ビシッとキレイに直角に曲がった部品配置や配線が好まれるようだ。(下図の様に斜めに部品を置くのはとんでもない)

不思議だ。トランジスタと違って高周波のノイズは出ないからそういう発想が出てこないんだろうけれど、音楽信号により電源が振られる事は間違いないから何らかの対応はしたほうが良いに決まっていると思う。大容量のケミコン+フィルムコンの2WAYコンデンサアレーと各能動素子ごと(少なくともチャンネルごと)のパスコンは必須だと思うのだが。

そういう記事を見たことがない。

コンデンサーアレーの実験をすれば、それが問題ないのかどうかわかるだろう。

EL34PP-3.jpg



  1. 2014/02/07(金) 00:14:06|
  2. 真空管アンプ
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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