リファレンスアンプを使って他のアンプを改善していくのはなかなか良い方法だ。
基準のアンプが無いと、音が改善したのか単に錯覚なのかが判断付かなくなる。システムの音のレベルが上がってきているし体調によっても音の聞こえ方が違うので、最近は絶対的な判断は難しくなってきている。(日を変えて何度も聞いて時間を掛ければ判断できるが)
リファレンスに使っている
BRYSTONの4B-STは本当に素晴らしい。今まで聞いたトランジスタアンプではダントツだ。音の繊細さは比類ない。日本で知名度が低いのが不思議だ。欧米でアンプの比較と言うと必ず顔を出すのにね。

システム全体を考えると、今はまだアンプの改善が必要だと感じている。不思議だが長年オーディオをやっているとどこに弱点があるか判るようになってくる。
本当はスピーカーのパッシブネットワークは使わないマルチ式が大好きなんだけど、一番良いアンプはいつも一台しかないからマルチに出来ないんだよね。気長に出来ない性格で困ったもんだ。
EL34PPアンプとMC368BSEは音の傾向が違う。ただいまEL34をTungSolの6L6GCに変更する準備中。尖った音から落ち着いた音になるはず。それでも差があるなら、トランスの違いでしょうね。どうなるか楽しみだ。
また、真空管アンプの電源は驚くほど無頓着だと思う。DACなどでも私はコンデンサーアレー化して数万μFのコンデンサを使っているけど、真空管アンプはわずか100μF程度。電圧差10倍と考えても数千μF程度はあっても良いはず。MC368BSEは数百μFは付いているからその分音が良いのかもしれない。実際、電源のケミコンにフィルムコンをパラッただけで中高音が凄くきれいになった。大容量のコンデンサーアレーも確かめてみたい。音の深みが増すのではないか。

- 2014/02/04(火) 17:29:46|
- システム解説
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回路図上では、Mingda (ASC-3488LK)は、フィルムコンは電源には入っていないですねー。
- 2014/02/06(木) 01:31:08 |
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- kei #N/7Pc.D2
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Kei さん
こんにちは。
私はフィルムコンは海神無線扱いの日立製0.47μFを使いました。もともと結合コンデンサ用でしたが、使わなくなったので流用しました。他メーカーのスピーカーネットワーク用の物も試しましたがダメでした。結合コンデンサ用の質の良い物が必要です。ASCの方が良いと思います。お試しを。(^-^)/
MlngDaは付いているのではないかな?
- 2014/02/05(水) 12:49:56 |
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- Cocoパパ #-
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