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デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

直感アンプ塾: ドライバ段 回路定数設計ノウハウ

ドライバ段の回路定数設計ノウハウを整理すると、

重要なのは、ドライバ段のプレート電流は、初段のプレート電圧とカソード抵抗の値で決まってしまうと言うこと。

mullard-circuit8.gif

6SN7-load5.gif

(1)ムラード型は初段とドライバ段が直結なので、ドライバ段のグリッド入力は初段のプレート電圧になる。

   今回は80V程度。

(2)ドライバ段の電圧配分をどうするかを考える。

    電源電圧(314V)=

     カソード電圧(≒初段のプレート電圧:80V位)+真空管のプレート電圧(百数十V)
     +プレート抵抗の電圧(100V位)
     
   が目安となる。(プレート電圧とプレート抵抗の電圧がほぼ同じ程度にするのが目安)

(3)カソード抵抗は、今回はプレート電流は最終的に9mA(ユニットあたり)にしたので、

    カソード電圧(グリッド電圧+バイアス:およそ84V)÷ 0.009 x 2 ≒ 4.8KΩ

(4)プレート損失を計算する。電圧は百数十Vで電流は9mAだから、損失は約1Wなのでまったく問題ない。

(5)プレート抵抗は、プレート電流が決まっているので、

     100V ÷ 0.009 ≒ 11KΩ

電圧は自動的にバランスするので、あまり細かい数字に拘る必要は無く、手持ちの抵抗値で作ればよい。
プレート抵抗の値を変えれば、プレート電流はそのままで、バイアス値とプレート電圧が変化する。

簡単にプレート電流や電圧、グリッドバイアスが変えられるので実に楽しい。音も大きく変わる。
  1. 2014/01/18(土) 21:56:03|
  2. 直感アンプ塾
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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