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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

真空管アンプのメリット

私は聞き込めば聞き込むほどに、単なるノスタルジーではなく、真空管アンプの方がトランジスタアンプより優れていると思っている。

以前に、真空管アンプのメリットについて下記の記事を書いた。これだけでもはっきりしていると思っているが、それ以外にも色々な理由があると思う。

   何で真空管アンプの方が音が滑らかなのかが腑に落ちた

下記の点もメリットだと思う。

(1)部品が少なくてメンテや部品カスタマイズが簡単。従って個性を活かせ、長く使える。真空管アンプの方が寿命が長い。

メーカー製のトランジスタアンプなど複雑で手の入れようがない。最近は表面実装の部品も多くなり、ますますだ。それに比べると真空管アンプは調整、部品カスタマイズがすぐ出来る。


(2)音の好みに合わせた調整が簡単。下記の様な調整がいとも簡単

真空管アンプの音のイメージ

真空管アンプの場合、NFB量の調整は歪などの特性改善というよりは、応答特性の調整なのだと思う。

そもそも歪率なんてスピーカーやヘッドホンを鳴らして空気を振動させて音を聞く限りまったく関係ないことは明白でしょう。歪が数パーセントの真空管アンプの方が、0.01%のトランジスタアンプより音が良く聞こえるんだから。ダンピングファクターだって関係ないよね。

いい加減歪率やダンピングファクターでアンプを評価するようなウソはやめて、何が本当の音の差になっているのか誰かきちんと説明してくれよ。オーディオが本格的に始まって50年以上経つと思うけど、未だにそんなことも分かっていないなんて情けない。



  1. 2013/12/15(日) 23:26:25|
  2. 真空管アンプ
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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