
今回いろいろ手を加えて、EL34PPアンプがMC368-BSE(改)とほぼ同じ感じで鳴るようになった。大成功。(^-^)/
EL34PPアンプは以前から固定バイアスに変更したり結合コンデンサをASC製にしたり改善していたが、まだ少し音の荒さが気になっていたので、今回さらに改善を試みた。
まず最初に、電源各部にファインメットビーズを入れてみたが、全く効果なし。真空管アンプ内部には高周波ノイズは無いと言う事ですね。当たり前か。まあ、念のため。(^-^)/
今回さらに下記の実験を行い、改善効果が確認出来た。
(1)電源各部の電解コンにフィルムコンを追加
(2)バイアス回路の電解コンにフィルムコンを追加
(3)初段のカソード帰還防止コンにフィルムコンを追加
(4)NFB量を減らして最適値に
(1)~(3)をやったところ、荒さが有った音が滑らかな音になったが、逆に全体に大人し過ぎて伸びやかさがなく、かつ高域が若干出すぎでうるさい感じになった。
そこで、NFBの掛かり過ぎと想定して帰還量を減らした所、伸びやかで聴感上フラットな感じの聴きやすい音に大変身。大満足の音になった。
今回特に感心したのは、(2)のバイアス回路に加えたフィルムコンによる改善と(4)のNFB量による音の違い。
バイアス回路はただの直流電圧供給回路だからそこの高周波特性が問題になるとはあまり思っていなかったが、実際は凄く差があった。
NFB量による音の差は大体想像していたとうりで、掛けないと暴れ気味でかまぼこ型のF特、掛けすぎると抑え気味な音になることが確認できた。
まだ若干MC368-BSE(改)の方が聞いていて楽しい感じがするが、これぐらいは部品の差で片付けても良いようなレベルだ。
大分、真空管アンプの音をコントロールする自信が付いてきた。
- 2013/12/13(金) 23:43:11|
- 真空管アンプ
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カソード側が100Ωに対して、帰還抵抗が3.3kだったのですが、7.5kが良かったです。12kにしたら暴れた音でした。何dBなのかな?計算しないとよくわかりません。(≧∇≦)
- 2013/12/14(土) 11:36:02 |
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- Cocoパパ #-
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なるほど、NFBでしたか。
オリジナルはどれくらいのNFBがかかっていたのでしょうか?
- 2013/12/14(土) 09:58:03 |
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- kei #N/7Pc.D2
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