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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

バラキット 特性測定 & ECC88/6DJ8 "Bugle Boy"

グランド接合コンデンサをASCの4.7μFにして、6DJ8をAmperex 製にしたらノイズが皆無になった。

6DJ8を東芝製、シルバニア製、アンペレックス製と変えてみたが、定評の有るアンペレックス製がハム音もノイズも少なく最高に良かった。ハム音まで減るとは驚いた。内部の二個のユニットの特性が揃っているんだね。

真空管は面白い。

barrackit10.jpg

Amperex  ECC88/6DJ8 "Bugle Boy"(笛吹童子) Made in Holand
については、下記参照。

  6DJ8 比較

あれこれいじくってかなり音が良くなったので、特性を測定してみた。



最大出力はオシロで見て波形が乱れない範囲で8W。
特性は下表の様だった。無帰還の真空管アンプとしてはまあまあだと思う。

  周波数特性
出力20Hz30Hz50Hz100Hz1KHz10KHz15KHz18KHz20KHz
8W-3dB-1dB-0.5dB-0.5dB0dB-1.3dB-2.8dB-3.5dB-4.5dB
0.1W-5dB-2dB-1.2dB-0.8dB0dB-0.8dB-2dB-3dB-3.5dB


  歪率
出力50Hz100Hz1KHz10KHz
8W4.3%3.3%2.3%3.9%
5W3.6%2.9%1.9%3%
1W1.6%1.1%0.66%1.1%
0.1W1.4%1%0.22%0.36%


音を聞いた感じから言ってももう少し奥ゆかしい感じにしたほうが良いか。NFBを3~6dBくらいかけてみたいな。。。そのためには3段構成にしないと。その前にやっぱりシャーシをきちんとするべきかな。


  1. 2013/11/12(火) 21:05:11|
  2. 真空管アンプ
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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