とりあえず無事に調整も済んで、ちゃんと鳴った。片チャンネルがハム音がするけど、まずは一安心。音はピュアな音だが無帰還なので元気が良くちょっと暴れた感じ。このままではダメだな。帰還をかけるにはゲインが足りないかな。音はだんだんに煮詰めて行きましょう。
今はメインのDAC基板の差動電圧出力を繋いでいる。FN1242に繋ぐには、オフセットにどう対処するか考えなくては。
その後、調べたらハムの原因はバイアス回路のケミコンの半田不良だった。バイアス回路も音に影響するんだね。当たり前だが、実感した。今はハム音はまったく無し。バラックだとハム音が出やすいかと心配したが、まったくその心配は無かった。
それと、現状では重低音がまったく出ていないことが判明。これでは無帰還以前に空気感の出ない音になってしまうよね。理由は多分初段のカソードの回路でしょう。。。他に考えられない。
やっぱりバラック+端子台はデバッグがしやすいね。端子をネジではずすだけで色々な実験が出来る。半田ごてを使わなくて良いから楽だし、セットを痛めないで済むから精神衛生上とても良い。
音はじっくり整えましょう。やっぱり各真空管の信号経路に変な回路(素子)を入れないように徹底的に検証するしかないんだな。今後実験したいのは、
(1)電源周りにフィルムコンを付ける
(2)バイアス回路にもフィルムコンを付ける
(3)初段のマイナス電源にもフィルムコンを付ける
(4)パワー管のカソードに入っている抵抗(10Ω)をバイアス調整が終わったらショートしてしまう。
(5)初段の自己帰還防止のコンデンサと保護ダイオードを無くす
これくらいしてからでないと、音の評価なんぞ出来ないね。

- 2013/11/04(月) 18:59:18|
- 真空管アンプ
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正昭さん
こんばんは。ありがとうございます。
現状では重低音が出ていないことが判明したので、まずはそれの対策を考えます。無帰還以前の問題でした。
入力にトランス2個とT型アッテネーターと言うのは凄いですね。。。FN1242にトランスを繋ぐのはちょっと重過ぎるように感じています。容量負荷も結構在ると思うので。。。うーん。
- 2013/11/04(月) 23:24:00 |
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- cocoパパ #-
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FN1242Aを 20k-600Ω のトランスで受け,600ΩのT形アッテネータ, さらに 600Ω-10K のトランスをアンプの入力とする・・・・のはどうでしょうか?
FN1242Aとアンプのアースが分離できますし,アンプの動作点を自由にできます。信号回路に高抵抗のVRを入れるよりはトランス2個とT形アッテネータの方が音の鮮度が良いです。(あくまでも自分の環境では・・・・です)
FN1242Aを受けるトランスは 20K ~10K程度ある方が良いです。600Ωだと1K程度の抵抗を入れないと音が歪みます。お試し下さい。
- 2013/11/04(月) 22:14:10 |
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- 正昭 #-
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