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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

真空管アンプの素晴らしさ

真空管アンプの素晴らしさを知ることが出来て本当に良かった。

我が家のスピーカーは高能率ホーン型なので、大出力トランジスタアンプの必要性はまったく感じない。

真空管アンプの唯一の難点は熱い事かな。

良い点をあげれば、

 ・直熱3極管(300B)の音の滑らかさ
 ・シングル無帰還アンプの音ののびやかさ
 ・ノイズの低さ、耳で感じる歪の少なさ
 ・大きな音のダイナミックさ、小さな音の分離の良さ

など、以前思っていた真空管のイメージとまったく違っていた。音が良いし実に個性的で人間的だ。家庭用オーディオに相応しい。

よく ”真空管アンプの音は柔らかい音だ”という話を聞くが、私はこの表現はまったく正しくないと思う。

真空管アンプの方がダイナミックレンジが素晴らしいし、大きな音も耳障りでなく聞ける。
ダイナミックレンジは大きくても、音の繋がりが良くて不要な刺激が少ない。

設計不良のアンプの耳障りなうるさい音を ”現代風な音”などと称する人もいるが、これもとんでもない(意図的な)間違いだ。Dレンジが大きくても耳障りでないキレイな音が本物の音だ。

真空管アンプの音に触れて、歪率、ダンピングファクタなどのスペックがいかに無意味なことであるか体感した。アンプのスペックと音質はまったく因果関係が無い。(ノイズレベルは唯一大事だけど)

あーあ、スペック競争はばかばかしい。

fullmusic.jpg
  1. 2013/09/08(日) 00:42:25|
  2. アンプ
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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