DACは考えているうちに欲が出てきて、ベストな物が欲しくなってきた。新作DACにはすぐには取り掛かれそうも無いので、スピーカーをまたいじり始めた。
エンクロージャーの置き方を床から離すようにしたのと、中音ドライバーを2446と376で音が違うのかやってみた。とりあえず低音は歯切れ良くなって良かった。
ホーンターミネーターを取り付けて、ホーンをしっかり駆動できる様になってから、376の音は初めて聞くので楽しみだった。

一般的には、時代的に古い375/376が、2445/2446より評価は高いようで、前者がペアで12~15万円で取引されているのに対し、後者は4~5万円程度で取引されている。(オークションでの価格は誤魔化しの効かない世間の評価なので面白い、だが100パーセント正しいとは限らないが。。。)
主な違いは、前者はアルニコマグネットでアルミのダイアフラムであるのに対し、後者はフェライトマグネットでチタンダイアフラムである。だが後者のダイアフラムには強度補強のリブが入っていたり、コヒーレント・ウェーブ(Coherent Wave)構造のフェーズプラグであったりと改良されている。
音は確かに違うが、どっちが良いとも言い難い感じだ。376の方が音のまとまりが良い感じで、特に弦の音がきれいだ。一方2446の方は、よりHiFiな感じで音の粒立ちが良い感じであるが、少し音がバラバラな感じは有る。ダイアフラムの材質の違いのように感じる。
うーん、悩ましいが、鳴らしているうちに376の音が良くなってきて深い音になってきた感じもする。
ドライバーとホーンは大変重いので、入れ替えるのは命がけの作業なので、簡単に聞き比べ出来ないのが困っちゃう。
その後、しばらく鳴らしていたけどやっぱり2446の方がHiFi的に好ましい。課題もあるがそれは別の方法で解決すべきことのように思われる。376はかなり古いので接触不良があるのかもしれない。バラしてメンテナンスしてみよう。
- 2013/07/20(土) 14:24:12|
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