ホーンスピーカーにこだわって随分時間が経ち、色々なアンプを繋いではその駆動方法の難しさにあえいでいると言うのが現状だ。
不思議なのは、色々調べても、”ホーン駆動に向くアンプの特性”と言う記事は見当たらない。ホーンロードが掛かったホーンは駆動するのが大変だと言う記述は見かけるが、ではどういうアンプがそれに向くかと言う記述は見たことが無い。不思議だ。。。
単純に考えてもホーンの一番奥にあるドライバーは、ホーンの中の空気をきっちり動かさなくてはいけないのだからそれを駆動するのは大変だよね。そのためにはアンプは電圧を制御するだけではなく、電流も制御しなくてはいけないのではないかと考える。重い負荷をきっちり動かすために。
ホーンスピーカーは速度制御で良いと書いてあったが、重い負荷のドライバーをきっちり速度制御するには電流制御が要るように思う。
私の実験では、
今のところ一番良いのは YAMAHAのB-2X とMARANTZ SM6100SAでこれ以外のアンプはほとんどダメといっても良いくらいだ。ほとんどのアンプはうるさい音で聞いていられない。真空管アンプも幾つかやってみたが、芳しくない。ヘッドホンで聞くと滑らかな良い音を出していてもホーンに繋ぐとうるさいアンプばかり。ホーン駆動を上手くするための、まだ良く知られていない幾つかのパラメーターが有るんでしょう。
本当に不思議だ。みなさんどうやってホーンを鳴らしているのかな???
最近知り合った4WAY超高級ホーンを鳴らされている方も、アンプには難儀していらっしゃるようだったので、私だけではないんだと知って、ちょっとホットしている。(ごめんなさい。その方はアンプをELSOUNDさんに変えたそうだ)
今、可能性を感じているのは、ELSOUNDさんのホーン駆動用小出力アンプ。このアンプはまったくうるささが無い別次元の音だった。だが逆にホーン独特の伸びやかさがもう少し欲しい様に感じた。何かのパラメーターがホーンに最適で、何かのパラメーターが改善が必要なんでしょうね。
ELSOUNDさんは、その点を改善すべく回路変更してくださっているので、どうなるか楽しみ。改善点は企業秘密かなー。。。うまく改善できたらぜひ購入する。
真空管アンプの帰還方法の改造にもトライしてみたい。
”ホーン駆動に向くアンプ”をきっちり完成させないと、それ以外のことをやっても意味がないなと今感じている。

- 2013/06/19(水) 00:02:49|
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