
スピーカーのインピーダンスが上図の様なものなのに、そもそも電圧駆動で良いわけないよね。。。
”ボイスコイルの駆動力は電流で決まる”とすればやっぱりスピーカーを流れる電流が入力電圧に比例するように制御しないといけないよね。。。
電流帰還アンプの基本形は下図。

これは、入力電圧に出力電流が比例するようにした基本形。
でもこのままだと、負荷抵抗がないとえらいことになるし、スピーカーケーブルまで帰還ループに入るから発振しやすそうだよね。

上記の回路は、電流制御の機能も加えた電圧制御アンプ。
スピーカーのインピーダンスが増えて、流れる電流が減るとそれを補うようにアンプのゲインが上がり、出力電圧が上がって、より電流を流すように補正する回路。安全性も考えて電流補正の比率が変えられる。
別の見方をすると、流れる電流が減ると、あたかもスピーカーのインピーダンスを下げて電流を増やすかの様に振る舞うアンプ。なので出力インピーダンスコントロール回路と言うんだね。マイナス1オームと言うのはそういう意味か。なるほど。
電流駆動が重要なのはわかるからこういう回路が良いのは判るし低域の駆動力が良くなるのは判る。けど、これが何で臨場感や空気感にまで貢献するのか、私はまだ良く判らない。。。インピーダンスが上がる高域も制動力が強くなり、制動力が強いほうが小さい音もしっかり出るようになるからかな。
どこかの記事に、より低域・高域が出るようになると書いてあったけど、それは間違い(判りやすい方便)だよね。。。
より制動が効いたカッチリした音になるからって事かな。
- 2013/06/17(月) 22:14:26|
- アンプ
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そーねー。カテゴリー的にはUSBスピーカーになっちゃいますね。:-)
- 2013/06/20(木) 22:12:54 |
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- cocoパパ #-
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でも、非線形素子だからこそNFBにいれたくなりますよね。(安定化できるなら)やはり究極はDDC&アンプ内蔵SPなのか、と思います。
それって、見た目はPC用スピーカーですね...
- 2013/06/20(木) 21:17:02 |
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- kei #N/7Pc.D2
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