下記のWebにこう書いてある。
『 普通のコーン型スピーカー…直接放射型(ダイレクトラジエーター)で、ピストンモーション(振動板が前後に動く)により音を出す発音体 の場合、音圧(音の大きさ)は、加速度に比例します。これは非常に重要なことです。
ちなみに、発音体の形式が違うと、振幅に比例したり、速度に比例したりもします。ドーム型、コーン型のような、直接振動板が見えて いて、前後に振動し、空間に向けて音を放射するスピーカーの場合は、加速度になります。違う例としては、ホーン型スピーカーやヘッド ホンがあります。これらは速度比例になります。』
電流アンプについてこれは、私がいままで経験してきたことに非常にマッチしている。小口径のコーン型やドーム型スピーカーは音の空振りが有って強く駆動しないとまともな音が出ないなと感じていた。まさに加速度で駆動しないといけないんだなと思う。
だから、小口径のコーン型やドーム型スピーカーのために"加速度駆動型アンプ"と言うのがあってしかるべきで、それがまさに”電流駆動アンプ" なはずなんですよね。でも普通に多くの小口径のコーン型やドーム型スピーカーに使われている普通のアンプは”電圧駆動型アンプ”=”速度駆動型アンプ”なんですよね。
私が非常識なのかもしれないが、これが常識だとするならホーン駆動用アンプ(=速度駆動型アンプ)と言うのが存在してしかるべきだが、私の知る限りホーン駆動用と歌っているのはELSOUNDさんだけで、その意味合いも少し違うようだ。
なんか話が合わないなーと感じる今日この頃。。。
私の今までの経験では、
電流駆動アンプ = インピーダンスコントロールのあるアンプ = 加速度駆動型アンプ
の方が、速度駆動型アンプ(電圧駆動の普通のアンプ)より音に臨場感や空気感が有ると感じている。
例えば、YAMAHAのB-4、DCアンプのNo.167、MARANTZのSM6100SA など。
速度駆動型アンプで良いはずのヘッドホンでも同じ感じ。
それに、そもそもスピーカーの形式で原理が異なるアンプが必要だなんて聞いた事が無い。。。何が正しいのかピンと来ない。なんか変だ。。。

- 2013/06/13(木) 00:31:02|
- システム解説
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0