オークションで落札した4733が来た。(安かった!)
スペースファクターも良いし、外観は私の好みだ。こういう”ワイルドだぜー”な感じが好きだ。
広帯域で音のエネルギー感が凄い。ユニットの状態はとても良い。
だが、音は結構癖がある。理由はわからないが低域の100~200Hz当たりに凄いピークがあるようだった。とても我慢できないモガモガした音なので、スピーカープロセッサのイコライザーを利用することに。いろいろ試した結果、下図のようにイコライザーするととても素直なF特になり、聞いた感じも良い。(リスニングポジションで測定しているので、高域はだら下がりになる。)今回は周波数特性ソフトでF特を測りながらやった。
今回わかったこと。
(1)ダブルウーハーは基本的には素敵だと思う。音のエネルギー感が凄いし外観もカッコいい!
(2)4733の低域は結構癖がある。エンクロージャの特性か?(ネットワークは使わずユニットに直接配線しているのだが)
(3)イコライザーを使ってF特が平坦になる様にすると、聞いた感じも良い感じになる。
(4)イコライザーは周波数特性測定ソフトと組んで使わないと耳だけで調整するのは不可能だ
(5)イコライジングのコツは周波数特性を延ばす様に使うのではなく、ピークを抑えるようにすると自然に帯域が延びる。(イコライザーでプラスするのではなくマイナスする感じ)
(6)4733内臓の中高音ユニットを仮にツイーターに使っているが、ツイーターとしてはイマイチだ。やはり075が最高だ。高域が繊細になると全帯域の音がきれいになったように感じる。075を使った3WAYは必須かな。。。
(7)PA用で側板は斜めになっているので、容積は思ったより小さいようだ。もう少し容積を大きくしてバスレフを素直な特性にしたい
とりあえずは納得のいくレベルの音だが、まだユニットの性能を活かしきっているとは思えない。これをベースにオリジナルエンクロージャを作らないとダメそうだ。



- 2013/05/01(水) 20:08:57|
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