どうもスピーカーに関して納得がいかない部分が多いので、理想的なものを作りたいなと思っている。
何が納得いかないかというと、
(1)ウーハーの位置
(2)ダクトの形状と位置
(3)38cmウーハーを最高に生かしてなるべく大容量でスリムで場所をとらない形
(4)上にでっかいホーンを乗せても安定な形
(5)板の材質:硬い(振動しない)方が良いのか、柔らかい(振動する)方がよいのか
(6)ダブルウーハーにも出来る様に前面バッフル交換可能なこと
(7)適切な補強の入れ方
(8)2WAYでもいける様に工夫
(9)なるべく組み立てや仕上げ(サンダーかけ)が簡単な構造
など。
(1)については、
以前から不思議に思っていたのが、JBLのモニタースピーカー:4311の形。

これ、なんでウーハーが上にあるのか不思議に思っていたが、最近わかったのはウーハーから出る中音がかなり多くてその音がかなり重要だと言うこと。これはクロスが1.5KHzだそうだから、ほとんどの音がウーハーから出ていると言っても過言ではない。そう考えると納得がいく。これはスタジオモニタースピーカーでコンソールの上に有る感じだからこういう形で良いんでしょう。これは極端な例だとしても、ウーハーが床の近くに有ってはいけないと言う事がわかる。(我が家の今のスピーカーはこの時点で失格だね)
(3)を考えると、
当然フロア型でスリムなノッポさんタイプが良い。だが(4)を考えるとある程度は底面積も必要。
(2)については、
いろいろスピーカーの周波数特性の測定をしていてわかってきたが、バスレフの穴が前面にあるのは良くないと思う。コーン紙から出る音と穴から出る音が干渉して音が消しあってしまう位置がある。そもそも38cmウーハに関していえば、コーン紙が十分大きいから、穴から出る音に期待する必要はないと思う。バスレフの穴はコーン紙が動きやすくする為のスプリングみたいなものだと思う。穴はなるべくコーン紙から出る音に影響を与えないように下とか、裏に空いていた方が良いと思う。穴から出る音に期待すると言う考え方が間違っているのではないか。(小さいウーハーなら話は別だが)
そう考えると、おのずと形が見えてくるように思う。
スピーカーメーカーはそもそも38cmウーハーなんてコストに合わないし、そんな形のスピーカーは絶対作らないよね。
- 2013/04/16(火) 23:35:20|
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