
ドライバーを2440に変えてみた。
繋がりは良いし定位も良い。音像の大きさと中低域も素晴らしい。だか、何か不満だ。繊細さが足りない感じ。小さい音が上手く出ない感じだ。可能性が有るのは、
(1)ホーンロードがしっかりかかった大型ホーンだから?ショートホーンの方が軽やか?
(2)この2440はチタンダイアフラムだから?
(3)エージングが足りていない?
かな?
そろそろ376の出番かな。。。376をボックスからはずすのは命がけ(腰の神経痛を患った人にとっては)のような気がするので避けてきた。
Webで調べても大型ホーンが繊細さが無いなんて事は書いてないが、2chネタにこんな事が書いてあった。私が聞いた感じと近い。
”ホーンロードが強く掛かれば、振動板が動きにくくなり、 高域が出なくなる。 ショートホーンは、ロードが弱くなるので振動版が動きやすく、 高域が出やすくなる。”
375(376)は下記のようにショートホーンでも使え、トランジェントが良くなるように考えてあるらしい。
375の解説375 ドライバー ¥125,000(1966年当時)
名実ともに世界最強のドライバー。
「375」のルーツは、ウエスタンのトーキー用ドライバー「594」(1936年)に遡る。ラシングはこれを範に、大型のホーンと組合わすトーキー用の強力ドライバー「288」をアルテック時代に実用化していた。この「375」は、それを上回る最強ドライバーである。より強力なマグネットを使用し、ホーンスロート部と大口径ダイアフラムとのギャップの精度を高めて、低い周波数で生じる歪を軽減させた。これで大型ホーンへの依存を解消したのである。
そこで、「375」を使ったJBL歴代の名作、ハーツフィールドとパラゴンを見てみると、クロスオーバーが500Hzと低い割にはホーンの小さいことが良く分かると思う。さらにオリンパスになると、直接放射に近いショートホーンである。ともかく、過度特性の良さは比類がない。高域は10,000Hzぐらいまで伸びているので2ウエイでも使える。それでもツイターを加えた3ウェイが、やはりベターであろう。スロート径は5cm。
- 2013/03/22(金) 23:46:53|
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