
アンプの改良をひととうり終え、チャンデバを変えてからやっと目標としてきたような伸び伸びとしていて、奥行き感もあり、音がきれいなオーディオが何とか実現できた様に思います。
ホーンスピーカーでマルチを組むと言う、ある意味すごく難しいものから取り掛かってしまったので、かれこれ1年かかってやっとここまで来れました。
ここまで来て判ったのは、ホーンとアンプの相性はすごく難しくて生半可なアンプではとても鳴らないということ。今のアンプを選んでいるのが奇跡とも言えるかもしれない。半端なアンプだと窮屈な音になるか、すごく暴れた音になる。ホーンを抑えつけてきれいに鳴らすにはそれなりのアンプでないと無理です。
それを繰り返しているうちに、ヘッドホンでフルレンジでアンプの音を聴けば、大体どの程度のレベルのアンプかわかるようになってきました。ヘッドホンすら楽しくきれいに鳴らせないようなアンプでホーンを鳴らすのは無理なのです。
ここまで使ったお金は100万円にも満たないでしょうが、これをもし新品のセットでそろえるなら500?1000万円くらいは用意しないと無理でしょうね。。。しかもお金だけかけても上手く鳴らない。。。
スピーカーユニットをばらばらに買ってきて、本格的に組むと言うのは、あまりお勧めできるやり方ではないですね。たとえば、38cm ウーハーをきちんと駆動するにはスピーカーボックスの上に70Kgのおもりが必要だなんて誰も教えてくれないよ。最初、ウルトラバスのボックスはぜんぜん上手く鳴らなくて、捨てようかと思っていました。JBLの定評のある2205Bもこんなもんかとがっかりしました。しかし、ひょんなことで砂袋を乗せたら、バスレフとは思えないまったく別物のように締りのあるフラットな鳴り方をするようになりました。費用はたったの1000円。。。いまは低音にはまったく不満なし。さすがにJBLの2205Bです。
ある程度出来上がったスピーカーを買ってきたほうがよっぽど安いでしょう。よく出来たフルレンジのスピーカーはきれいに鳴りますからね。。。そのノウハウたるやすごいものがあるでしょうね。その方がお勧めです。
でも、私はもう少し奮闘してもっと良い音のマルチシステムを目指します。:-)
- 2010/08/28(土) 23:44:32|
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