他の作業用パソコンに、例の音がすごく良かったハードディスクを移動し、VoyageMPDからイーサネット越しにリモートマウントして音がどうか聞いてみた。
しめしめ、期待したとおりボーっとした音で、聞くに堪えない音だった。高速USBメモリーの音と比較してみたがまったくメリハリの無い、伸びやかさにかける音だ。ましてやハードディスク直結の場合とは比較にならない。
これでVoayegMPDの音楽ファイルは、物理的になるべく近くに高速な物を置くほど良いのがはっきりした。
だが、1曲再生が終わるとメインメモリーにキャッシュされるらしく、ディスクのアクセスランプも点かないし、音は変わらなくなってしまう。当たり前か。。。USBメモリーやHDDは引っこ抜いて聞き比べていたので、そうするとキャッシュがクリアされるらしく、再度アクセスランプが点くようになって、音も元に戻る。
うーん、キャッシュしなくする方法は無いのか?Webで調べても良くわからなかった。
キャッシュされる前と後で音がうんと変わるってことだよねー?オーディオ的にこれでよいのか?1回目に聞く音が悪いなんて事は私は許せないが。。。なんだか何をしているのか良く判らなくなって来た。
-----------リモートマウントの仕方--------------------------
こちらのWebに詳しく素晴らしい内容で書いてあります(大変ありがたいです)。
この件に関わる要点だけまとめると、
(0)ping 192.168.1.10 と打って、音楽ファイルのあるPCと繋がっていることを確認。
(私の音楽ファイルは、192.168.1.10のPCに入れてある)
(1)PC上で共有するディレクトリーを共有許可にする。

(2)いつものようにファイルの書き込み許可にするために、remountrw を実行
(3)/etc/fstab をviで開き、下記の一行を追加して書き込み。
//192.168.1.10/Music2 /Music cifs username=coco,password=,uid=mpd,file_mode=0644,dir_mode=0755,iocharset=utf8 0 0
<上記の1行の説明>
//192.168.1.10/Music2
Windowsの共有フォルダを指定。私の音楽ファイルは、192.168.1.10のPCのHDDの中のMusic2というディレクトリに入れてあるのでこうなる。
/Music
私のVoaygeMPDではこの名前のディレクトリが音楽ディレクトリ。
cifs
Windowsの「共有フォルダ」をLinuxにマウントするため
username=coco
WindowsPCのユーザー名を指定(ログイン名)
password=,uid=mpd
LinuxPCのユーザー名とパスワードを指定。「MPD」は「mpd」権限で動いているのでユーザーは「mpd」、passwordはなしでOK。
iocharset=utf8
日本語のファイル名も表示できるようにするため
(4)mount -a を実行
以上でVoyageMPD側からネット越しのPC上にあるHDDのファイルが見えるようになり再生出来る様になった。
(5)GMPCでデータベースアップデートを実行
(6)データベースに音楽ファイルが見えることを確認し再生
- 2012/11/03(土) 23:14:01|
- Voyage
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0