前回までで、VoyageMPDにターミナルからログイン出来たので、次は各種設定をしていく。
まず、"remountrw" とコマンドを打って、ファイルシステムを書き込み可能にする。
(元に戻すときは、"remountro" と打ってリードオンリーにする)
その上で、"vi /etc/network/interfaces" とコマンド打つ。
そうすると、vi エディターが立ち上がり次のような画面になる。vi の使い方は別途勉強していただくとして、ここでは書き換える内容について。

ここでは、IPアドレスの設定をする。自宅のルーターのドメインに合わせてAlix3D2のIPを設定する。
static というのは固定IPであることを示す。我が家のドメインは、192.168.1.XXX なので、上図のような設定になった。一般的なルーターのデフォルトのドメインは192.168.1.XXXのはずなので、この設定でいけるはず。Alix3D2は192.168.1.20 に設定される。
vi での書き込みが終了したら、VoyageMPDをリブートすために、"reboot" とコマンドを打つ。
再度VoyageMPDが立ち上がったら、"ping 192.168.1.20" とコマンドを打って、VoyageMPD がきちんとネットワークでつながっていることを確かめる。

次に操作用PCのWebブラウザーを立ち上げ、VoyageMPDのIPである192.168.1.20 と入力し、VoaygeMPDのWebサーバーをアクセスする。

ユーザー名はroot 、 パスワードはvoyage と入力すると下図のような画面になる。

インターフェースのイーサー設定をみて、vi で設定した値になっていることを確認。

ここまで出来ていれば、実は設定は終わったようなものです。
USB Audio Class 2 に対応したDAC(XMOSが一番相性が良いらしい)をUSB端子に繋いで、音楽ファイルの書き込んであるUSBメモリを差し込めば音楽再生が出来ます。
意外に簡単でしたね。
あとは再生用のアプリケーションとしてGMPCをインストールし、Preferencesを設定する。

あとはGMPCを操作するだけ。Databaseをクリックしてディレクトリを開いていけばUSBメモリの内容が見える。

- 2012/10/30(火) 19:13:48|
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