まずはVoyageMPDの導入されたPC(今回はALIX3D2)を、操作用のPCから操作出来る様にするためにターミナル接続で繋ぐ必要がある。(もし、普通のPCにVoyageMPDをインストールする場合はインストール作業を自分でしなくてはいけないが、ここではすでにインストールされている場合で考える。)
ターミナル接続というのはOSにもっとも原始的に接続できるインターフェースで、テキストを使ったコマンドでいろいろな操作が出来るIF。原始的なので、RS232Cケーブルを繋ぎさえすればOSに接続できるのがメリット。まあ、とにかく繋ぎましょう。
(ネット越しにターミナル接続する方法もあるが、IPアドレスの設定などが変わってしまった時などに対応不能になる事があるので、私は初心者ほど簡単確実なターミナルを使った方法でやるべきと思う。)
そのためにRS232Cのインターフェースを使うのだが、最近のPCにはRS232C端子は無いので、USBから変換してやる。そのための変換ケーブルがこれ。
USB to RS232C 変換器
これの出力は一般のPCにあるRS232C端子と同じなので、オスのIFになっている。
一方、ALIX3D2にはRS232C端子があり、これは同じくオスのIFになっている。したがってこれ同士を繋ぐためには下記のようなメス-メスで信号がクロスしたケーブルが必要。
D-Sub cross ケーブル
USB to 232Cの変換器は家に在ったが、このケーブルは無かったので、ヨドバシで買ってきた。

変換ケーブルをPCのUSB端子に挿入してドライバーをインストールし、下記の様な設定をする。デバイスマネージャーに新しいCOMポート(ここではCOM3)が出来ていることを確認。

次にターミナルソフトのTeraTermをインストールする。フリーウェアなのでダウンロードしてインストール。
TeraTermインストールインストールできたらポートの設定(COM3)や通信のボーレートなどを設定する。VoyageMPD では38400baudを設定する。

この後は、いよいよVoyageMPD のブートだ。
- 2012/10/28(日) 22:29:21|
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