

WaveIOの音がどの程度のものか聞いてみた。ソフトはWinamp+ASIOプラグイン+専用ASIOドライバー。
DACはDAC9018S+ディスクリートI/V変換基板。ヘッドホンアンプはB-5。
XMOS評価ボードがイマイチだった(ドライバーがCentranceの物だったからかもしれない)のであまり期待していなかったのだが、聞いてビックリだ。音のクリアさ、伸びやかさ、分解能、低音の歯切れ良さどれもが素晴らしい。特に音のクリアさが良く(明るい感じの音)、音場がさらに広がった感じ。音の緻密さと深さとクリアさが両立した感じだ。HiFaceEvoは高域のきれいさでは勝っている(例えば MaltaのI'm a fool to want you のシンバルの音のきれいさで。たぶんジッターが少ないのだろう)が、全体的な伸びやかさではWaveIOの方が良い印象だ。WaveIOに高域のきれいさが加われば100点だがちょっと惜しい。D/Dコンバーターとドライバーでこんなに音が変わるんだと再認識。こういう音の差があると言うことは、D/Dコンバーターの音の差にはジッター以外の要素もあるように思えてきた。
イマイチだったXMOS評価ボードと比べて何が良くなったのかわからないが、可能性があるのは、
基板上のコンデンサーなどのアナログ部品
I2Sが絶縁されている
XTALが高精度
ドライバー(Thesycon 製だそうな。)
かな。それにしても同じチップ(XMOS)なのにこんなに変わるとは驚きだ。
我が家ではWaveIOに買い換えようか悩んだが、AES/EBUも必要だからHiFaceEvo の続投かな。音は和服美人とスーツ美人位の差だね。HiFaceEvoの方が穏やかな感じでベターな面も有るのも判ったので当面続投だな。今からD/Dコンバーターを買われるのなら、値段差を考えても悩む必要は無いと思う。
それと、最近わかったのだが、XMOS評価基板はfoobar(ASIO無し)で再生するとDAC9018S基板のPLLが時々脱調するのだが、Winamp+ASIOで再生すると脱調しない。ASIOで再生するとジッターが少ないという証拠だね。DAC9018S基板はジッターの多い少ないがはっきりわかって面白い。また、HiFaceEvoのI2Sケーブルの長さで音が変わるのも判った。波形とジッターについて実験してみたいね。
- 2012/10/27(土) 18:38:17|
- システム解説
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はい。賛成です。SMA同軸でなるべくきれいな波形で送り、説明書にもあったようにMCLKで同期化してあげると良さそうに思います。。。
- 2012/10/29(月) 00:10:39 |
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- cocoパパ #-
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評価ありがとうございます。
まだうちでもつないでいないのですが、ジッターの観点からすると、non isolated な SMA コネクタ経由の音の方が良いかもしれませんね。
- 2012/10/28(日) 21:50:54 |
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- kei #N/7Pc.D2
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