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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

配線の整理(ディスクリートIVC基板ほか)

DAC9018+C-Array3.jpg

たまに右チャンネルだけチリチリノイズが乗ることがあったので、気になっていた配線をきれいにした。DAC基板の電流出力の配線を短くし、I2Sの配線を整えかつGND本数を増やしDAC基板とHiFaceEvoのGND接続を強化。その他不要な配線やスイッチを撤去しGNDが引き伸ばされるのを防いだ。アナログ出力もBelden8412に直結するように変えた。

結果は快調。チリチリノイズは恐らく電流出力が長かったせいではないかと思う。(トランスでIVした時も配線が長いとノイズが乗った経験がある。)全体的に音がすっきりした感じがする。

GNDの引き回しが減ったせいか、PLLもより良くかかるようになったようで、PLLのLowとBest の音の差がより明確になった。Lowの音に聞きなれるとBestの音は荒く聞こえる。Lowにするとジッターが減るので、楽器の実体の音がよりはっきり聞こえる。芯がはっきり聞こえるといっても良いかもしれない。ドラムのリムをたたく音が残響音とは別れてくっきり聞こえ、ボーカルなども焦点が合って口が小さくなる感じ。これが昼間の音でなく闇夜の音になったように感じた理由だとわかった。動的な暗雑音が減ったということでしょう。

DACのジッターが減るとこういう音になるんだねー。。。驚きだ。それをきちんと聞かせるIV変換基板や電源もいけてると思う。
  1. 2012/10/19(金) 22:14:29|
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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