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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

電源基板対決

DAC9018+C-Array2.jpg

この写真の藤原さん設計の電源基板と我が家の完全ツインモノ+コンデンサーアレー電源の音を比較してみた。
写真の電源基板は、レギュレーターの一次側のコンデンサーが2万マイクロF程度であり、二次側は1000マイクロF程度。一方、我が家の電源回路は一時側は6800マイクロF程度、二次側は3万マイクロF程度。ちょうど逆の構成といっても良いかと思う。(それだけの差ではないので、比較するのに無理があるかもしれないが)

完全ツインモノ+コンデンサーアレー電源はさすがにセパレーションは良く、低音が豊かで良く中身が詰まった音という感じ。一方写真の電源はメリハリがよく輪郭がはっきりする感じ。

ちょっと意外な感じだった。前者の方が和服美人という感じで後者がワンピース美人という感じ。どちらもきれいな音で甲乙つけがたいけれど、音の出方はかなり違って聞こえる。

一般的にトランジスタアンプの音は音の輪郭を強調し音の密度が低い様な感じがするので、私はあまり好きではなく、ライントランスを愛用しているのだけれど、藤原さんのI/V変換基板はライントランスなしでも十分満足できる音の密度であったが、完全ツインモノ+コンデンサーアレー電源にしたら益々密度が濃くなり、柔らかい感じの音になった。クラシックの弦の音がとても気持ちよい。

電源回路でかなり音が変わるというのを再認識するとともに、どうすれば理想の音になるのか判らなくなってしまった。


  1. 2012/10/10(水) 00:07:35|
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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