
気になるウーハーユニットがどんなものか見てみたが、とても強靭なコーン紙に、大きく分厚いゴムのようなエッジ、叩くとかなり最低共振周波数が低いことがわかる。低音以外は一切出さないぞという信念を感じる。
大きさ的にはそれほど大きくは無く、ヘッドホン置き場にちょうど良い感じ。
早速、繋いで鳴らしてみた。
とりあえず、細い線でアンプのスピーカー端子に繋いで鳴らした。何の工夫もしていない。
少しテストしてみたところ、正相でカットオフは80Hzくらいが良さそうだ。
うーん、なかなか良い感じだ。大げさに低音を鳴らしていますという感じではない。ほんのわずか鳴っている感じ。でもベースやバスドラの音がVRS800単体だと乾いた感じの音に聞こえるのだが、それがシットリした感じに聞こえる。ちょうどイイ感じだ。
単体で鳴らしてみると、音楽として聞こえることはまずない。カットオフが80Hzくらいだとほとんど音楽ではない。200Hz位まで上げるとベースやドラムの音がかなり聞こえ、かろうじてボーカルも聞こえる。カットオフはあまり急峻ではない感じがする。柔らかい切り方だ。
不思議だ。こんなわずかな音で差が有るんだね。もっと低音がブンブンいうのかと思っていた。ほとんど鳴っているのかわからない感じの音だが、これが加わるとホールトーンの深みや、低音楽器のシットリ感が増す。
VRS800との組み合わせでも音に違和感が全く無い。かなりいけてる。VRS800の低音の歯切れ良さも再認識した。
注意点
(1)スピーカー端子と繋ぐ線はシールド線でないとアンプの電源を切ったとき”ブーブー"いう。
(2)電源をアンプと異なる電源系統からとると”ブーブー"いう。
(3)1時間くらいのエージングでよりメリハリが出た感じ。
(4)RCA端子はモノ入力/出力だけだ
(5)スピーカー端子と繋ぐ線は付属しない
配置や配線を工夫したり、分解して構造を見たり、小型スピーカーと繋いだりしてみよう。
これでしばらく遊べるね。気に入った!
- 2012/09/10(月) 23:24:58|
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