【ご注意】以下のコメントは我が家の大型中音ホーンシステム(JBL:2420 + ALTEC:511B )を駆動した場合の比較ですので、一般のスピーカーを駆動した場合とは少し異なる評価内容だと思います。一般的なスピーカーの場合はヘッドホンをフルレンジで鳴らした場合の評価に近いと思われます。実際、我が家からお嫁に出て行ったJBLのアンプ:MPA600は新オーナーさん宅で大変高い評価をいただいています。
Peavey CS800Xで、我が家の中音ホーンを鳴らしてみた、同様にPeavey:CS800S JBL:MPX1200 KRELLのKSA-80Bと比較してみた。結果は、KRELLのKSA-80Bがダントツ良くて、次に良いのはCS800Sだった。CS800Sはうるささはまったく無かったが奥行き感がKSA-80Bにはかなわなかった。
不思議でしょうがないのだが、この中音ホーンはとても駆動が難しいらしく、一般的なアンプで鳴らすとすごくうるさい鳴り方になってしまう。たとえばサックスなどでいうと、サックスの音のすぐ後にどこかで反射してきた音が鳴っている感じで、とても耳障りな音になる。私の経験では、この反射音が出ないで鳴らせているのは、KRELLのKSA-80BとSONYのSRP-P500だったが、CS800Sが加わった。次に良いのがMPX1200。CS800Xはこのスピーカーとは相性が良くないようだ。
この中音ホーンシステムは、ホーンロードが思いっきりかかっているせいなのだろうが、すごくアンプを選ぶ。KRELLのKSA-80Bを手に入れることがなかったら私はとうの昔にこのスピーカーはあきらめていたと思う。中音の駆動力が良くないとまったく鳴らないスピーカーだ。はて、ここで言うスピーカーの駆動力とはいったい何なのだろうか?一般的にはダンピングファクターの値がそれをさすはずなのだが、それが高くても我が家の中音ホーンはうまく鳴らない場合が多い。KRELLのダンピングファクターが極端に良いわけでもない。CS800Sはダンピングファクターが良いのでダンピングファクターも効いているのかもしれないが。。。
まったくわけがわからない。だが、最近はヘッドホンを鳴らしてみると大体このスピーカーを駆動できるアンプかどうか想像がつくようになって来た。しっかりスピーカーを制動しているアンプの音がだんだんわかってきた。
こうなるとアンプとスピーカーの相性としか言いようがないですねー。。。
- 2010/04/18(日) 14:34:59|
- アンプ
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