
色々クロスオーバーを実験した結果、一番良かった方法がこれだった。
”ノンカットクロスオーバー法” 低音用スピーカーと中高音スピーカーをクロスオーバーするには2つの方法がある!
(2つに切った紙を、セロテープで繋ぐにはどうするべきか考えてみてください。)
(1)切った部分をピッタリ合わせて繋ぐ方法
(2)重ね合わせて繋ぐ方法
今までのクロスオーバーは(1)だ。
今回の提案は(2)。
HiFiオーディオにおいてはマルチスピーカーを実現する場合、いかに2つのスピーカーの音を馴染ませながら繋いでいくかが大事であることは異論が無いと思う。にもかかわらず、従来は2つのスピーカーの音をバッサリ切って(1)の方法でチャンネルデバイダーで繋いでいた。
今回の提案は、切らずに重ね合わせて繋ぐべきだというもの。こうすれば重ねた部分は2つのスピーカーの音が50%ずつ均等に混ざり合う。そのままだと音圧が高くなりすぎるので、その分をグラフィックイコライザーで音圧を下げる。
実際、我が家のスピーカで色々悩みながら実験したが、これ以外にうまく繋がる方法は無かった。これが私のクロスオーバーに関する結論です。デジタル式のチャンデバ(スピーカープロセッサ)があれば簡単に実現できる。
スピーカーの音のつながりでお悩みの方はぜひお試しください。ビックリすると思います。
”カットオフして繋ぐ”という考え自体が間違いだったのだ。 ”重ね合わせて繋ぐ" が正しい。
- 2012/05/09(水) 21:02:40|
- クロスオーバー
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おー、いいですね。スピーカープロセッサがあればパラメータは自由自在ですもんね。確かに今回のやり方だと既存のスピーカーの音が変えられそうですね。考えつきませんでした。ます、DCX2496を改造しないといけないかな?
- 2012/05/12(土) 09:31:07 |
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- Cocoパパ #-
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なるほど!やはりそうなんですね。
納得です。で、そこらをデジタルでいじれる今こそアマチュアの出番ということですね。いろいろなパラメータをみんなで試してネットで共有できるという。素晴らしい!
- 2012/05/12(土) 02:38:36 |
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- kei #N/7Pc.D2
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こんにちは。
メーカーのスピーカー内臓のクロスオーバーネットワークは、計算してみると実は周波数が重なっていると聞いたことがあります。その辺の音の混ぜ方がノウハウなんでしょうね。LCRでそれを実現するのって凄いノウハウだと思います。

- 2012/05/11(金) 09:52:52 |
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- cocoパパ #-
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なるほどー。言われてみるとこれは胸にすとんと落ちますね。伝統的なスピーカーのCRLネットワークでも同じことができたはずなのに、どうしてそうなっていないんでしょうね。いや、実はそうするために複雑なネットワークになっちまっているんですかね...
- 2012/05/11(金) 01:58:15 |
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- kei #N/7Pc.D2
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色々クロスオーバーを実験した結果、一番良かった方法がこれだった。 ”ノンカットクロスオーバー法” 低音用スピーカーと中高音スピーカーをクロスオーバーするには2つの方法がある!(2つに切った紙を、セロテープで繋ぐにはどうするべきか考えてみてください。...
- 2012/05/10(木) 11:50:42 |
- まとめwoネタ速neo