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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

スピーカープロセッサを接続(今のブロック図)

volume4.jpg

WZ-DM35とパワーアンプを繋ぐケーブルの途中にマスターボリュームを設置。見てくれはともかくこれが一番音質劣化が無い。(コネクターを2個入れるのは絶対にしたくない)

さすがにこのレベルのアルプスのボリュームは最高だ。音は文句なし。YAMAHAのパワーアンプの入力ボリュームは超安物なので、絶対に絞ってはいけない。(ONKYOのM509はアルプスの高級ボリュームだったが)

駆動インピーダンスは150Ω以下なのでボリュームは2KΩでちょうど良い感じ。インピーダンスが低いので落ち着いたきれいな音だ。願わくはライントランスにするともっと良いだろうが、とりあえずは大満足のレベル。

block17.gif

予想外にWZ-DM35の音が良かったので、システム構成を変更。

マスターボリュームを挿入してスピーカーで音を聞いてみたが、すばらしい。WZ-DM35はスピーカープロセッサとしては珠玉の出来だろう。こんなに音の劣化のないエフェクターは初めてだ。クロスオーバーの設定をいろいろいじって楽しめる。

ベーリンガーの機材は色々使ってみたが、機能的には素晴らしくて感心するのだが、音を聞くとどれも手元に置いておく気にはなれなかった。

WZ-DM35の良い点、残念な点を列挙すると、

良い点

(1)音が素晴らしい
(2)フィルターやイコライザーが豊富(工夫次第)
(3)必要十分な機能で、扱いや設定も簡単(設定メモリーも簡単)
(4)処理ブロック図も液晶で見れる。設定中のブロックがどこかすぐわかる。
(5)信号レベルも液晶で見れる
(6)ミューティング機能もあり電源投入も安心
(7)部品もしっかりしていて、所有する喜びがある

残念な点

(1)出力が4ch
(2)内部が48KHz(問題はないが)
(3)グラフィックイコライザーがマスターchのみに適応
(4)一般オーディオに繋ぐには出力レベルの降圧が必要

  1. 2012/04/20(金) 21:01:11|
  2. クロスオーバー
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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