


B-5のメンテナンス完了。内部清掃、インレット化とスピーカー端子の交換、それと若干接触不良があったリレーを分解して清掃と接点復活を行った。リレーの分解は基板から取り外してバラしたのでちょっと時間がかかったが、気になっていた高音の荒さも取れ、気持ちよい音になった。リレーが接触不良を起こしていて音の荒さが気になるようなアンプは、接点の清掃が必須だねー。実感した。(音に荒さが無く接触不良が無ければ、リレーは自己摺動で接点を磨くので多分問題ないので無理に清掃する必要は無いと思うが)
このスピーカー端子は最近愛用しているがお勧めだ。小型だが4mmくらいの電線は挿入出来るしバナナプラグも根元まで気持ちよく入る。機器側の線材の固定がネジ止めなのも好感触。まったく無駄の無い大きさ。大きければ良いと言う考えを根底から覆してくれる。しかもトモカで2個450円と激安だ。
今回はボリュームは問題なし。これで完璧になった。S/Nも良く、変なノイズもない。
B-5は、素晴らしくうまいメカ設計で意外に小さい感じ。重さもそれほど重くは無い。20Kgくらいだ。扱いやすいサイズ。
デザイン的にはB-4やB-2Xと比べるとイマイチだよねー。機能優先な感じが顔に出ている。あまり人気無いのはそのせいか?オークションで安く売ってるからお得な感じするけどねー。
さて肝心の音は、
実にダイナミックで深みのある音に変貌。良い音だねー。分解能がものすごく、ディテールまではっきりくっきり聞かせてくれる。ヘッドホンでもスピーカーでも駆動力抜群。きれいな音でかつダイナミック。広帯域だがうるさく無い。ボーカルやホーンがオンな感じで実在感たっぷり。かつホールトーンなどの空間表現も素晴らしい。ShelbyLynnが今迄で一番楽しく聞ける。
ほとんど難点は感じられない。クラシックもきれいな音でディテールまで聞きとれる。Brendelのピアノや弦の音がきれいに分離して聞こえるが、決してうるさくはならずにきれいな音だ。雰囲気で聞くならもう少しあいまいな音でも良いのかもしれないが、これはこれでありだと思う。超ディテールまでをきれいな音で聞くクラシック。

大事なアンプの一つになった。トランジスタアンプの最高峰の一つだと思う。B-2Xとの対決が楽しみだ。ドキドキするね。この頃のYAMAHAはすごい!
こんなアンプ達が3~5万円で手に入るなんて信じられない。
- 2012/03/17(土) 17:41:40|
- アンプ
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