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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

ASIO用ソフトを非ASIOサウンドデバイスに対応させるには?

console

まだ良く判らないが、このConsoleというソフトを使うとVSTのアプリ用のプラグインが自由に組合わせられるらしい。(こう書いているが、自分でもさっぱりわからない。。。。)

VSTというのはASIOの開発元であるSteinbergが提唱するインターフェースで、今のDTM系の機材やソフト(DAW: Digital Audio Worstationと呼ぶ)は全てこれをベースにしているといってもよいのでしょう。ASIOはその規格の一部なのだと思う。このVSTを理解すると、私の目的であるフルデジタルのチャンデバを実現するためのASIOをベースにしたハードやソフトの全貌が見えるのでしょう。(あー、気長な話だなー。。。)

  VSTの解説

例えば、チャンデバ用のアロケータというソフトが、PureAudio用の非ASIOのサウンドデバイス(HiFaceEvoなど)に対しても使えるようになるそうな。

  Allocator

さらに、これを使えば音楽再生が出来そうだ。

  VST-Host

想像では、これらを使うとVST-Hostを使って音楽再生し、それをアロケーターに入力してチャンデバにして低音出力をProfire610に出力し、同時にフルレンジの音をHiFace Evoに出力できるのではないかという予想。そうすればやっとアナログチャンネルデバイダーとおさらばできる。。。

うーん、楽しそうだがさっぱりわからん。。。どこから攻めれば良いんじゃ。。。
  1. 2012/02/04(土) 23:45:29|
  2. クロスオーバー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<Consoleのユーザーサポートに質問してみた。 | ホーム | 同時に鳴らせるオーディオデバイスを増やす>>

コメント

解説ありがとうございます。
音の遅れの対策が必要なのはわかりますが、それがクロック同期である必要があるのでしょうか?今のドライバーがどうなっているのかわかりませんが、ソフトでもズレの補正は出来ると思います。(まあ、二つのデバイスのタイミングを合わせようなんていうドライバーが有るとは思えませんが)100万分の1程度のズレはソフトから見ればわずかなズレですから、クロックで同期しなくても出来そうに思いますが。厳密に言えば補正が入った分音が悪く(データの抜け?)なるでしょうが、問題になるレベルとは思えません。今のドライバーはデバイス側のクロックで音楽の再生のタイミングが全て決まるのでしょうか?
  1. 2012/02/07(火) 20:54:45 |
  2. URL |
  3. cocoパパ #-
  4. [ 編集 ]

クロックのズレ

えーと、分かりやすく説明しますね。

オーディオデバイスによる発音のタイミングのズレ(ソフトの処理時間も含む)は出力にdelayをかければ補正できます。問題はクロックのズレです。

hiFace Evoのクロックは結構高精度で25℃で±2ppm程度となっています。Profire610のクロック精度がそこまで高いとは思えませんが、とりあえずhiFace EvoとProfire610のクロック差が2ppmだと仮定します(ppmは100万分の1)。5分間の曲を再生した場合、曲の最初でタイミングをピッタリ合わせたとしても最後には300秒x(2/100万)=0.0006秒ズレてしまいます。音速を340m/Sとするとこれは約20cmにもなります。850Hzの音だと半波長となり、到底許容出来ません。1時間連続で再生したら0.0072秒、2m45cm分の時間差になります。高精度水晶でもこんなものです。

クロックを同期させれば、たとえ精度が±20ppmであったとしても同期している機器間のズレは何時間たってもゼロです。

クロック同期が必要な理由がお分かりいただけたでしょうか。
  1. 2012/02/07(火) 12:25:29 |
  2. URL |
  3. hanachan #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは。
情報ありがとうございます。

確かにVirtaual Audio Cable を実験した時に、デバイスドライバーの違いで音がずれることを確認しています。ハードは同じでもカーネルストリーミングかそうでないかで耳に感じる時間差がありました。

一方、ハードの違いは実はあまり音のズレはありませんでした。Profire610から出る音もHiFaceEvoから出る音も大差ありませんでした。

恐らく、
数クロックずれたとしても人間の耳は感じませんから、あまり問題なくて、むしろソフトの処理時間はすごく長いので耳に聞こえるのでしょう。

ローランドさんが気にしている時間差はそういったソフトの処理時間の差ではないかと想像します。

マルチでスピーカーを鳴らすときに、もし数クロックの時間差が問題なら、スピーカーの位置調整をミクロン単位で行わないといけないのではないでしょうか?

  1. 2012/02/07(火) 00:05:16 |
  2. URL |
  3. cocoパパ #-
  4. [ 編集 ]

複数のオーディオデバイス

はじめまして。
複数のオーディオデバイスを使うときにはクロックを同期させる必要があります。そうしないと音がズレてしまう可能性があります。
Rolandの参考ページ
http://www.cakewalk.jp/Tips/synchronize05.shtml

Profire610とHiFace Evoのクロックを同期させる方法は無いと思われるので同時使用は避けた方がよろしいかと思います。
  1. 2012/02/06(月) 17:13:28 |
  2. URL |
  3. hanachan #-
  4. [ 編集 ]

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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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