実験に使ったKAMCAPのスーパーキャパシタはメモリーバックアップに特化しているのか?充電して電圧がある状態でも、豆電球すらつきません。これ以上実験不能ですので、下記記事は意味が無いので読まないでください。失礼しました。

スーパーキャパシタ(SC)の実験を始めたが、1Fという巨大なキャパシタなので何が起こるか心配だったので慎重に実験した。
(1)まずは単3乾電池に繋いで充電できるか実験した。特に問題なく出来るようだが電圧が低い。??
(2)次に三端子レギュレータに繋ぐとどうなるかやってみた。
おっかなびっくり繋いで、破裂しないことを祈った。
すぐにはずして電圧をチェック。あれ?1V??変だ。
充電中の三端子の出力電圧を見るとちゃんと5Vになっている。
またはずして電圧を見ると今度は2Vくらい。
また充電してはずして計ると今度は3Vくらい。
結局、5Vになるのに数分かかった。三端子のヒートシンクはほんのり暖かいので電流は流れたようだ。
(3)これはどういうことだ?
仕様書を見ると内部抵抗が10Ω@1KHzとある。
要するに内部抵抗が高いので充電するのに時間がかかるんだ。。。
なーんだ、これなら危険性は低いね。
ためしに充電されたSCをショートしてみたが何事も起こらず。電圧を測ると少し下がっていた。
仕様書に直列接続をすると電圧不平衡を起こして危険性があると書いてあったが、
こんなに内部抵抗が大きいならその心配はなさそうだ。
(4)容量は大きいけどコンデンサーのような瞬発力は無いんだね。極めて安全な物のようだ。
(5)このスーパーキャパシタは分単位でゆっくり充放電される巨大なコンデンサーであるという事がわかった。
別の言い方をすると、分単位で充電出来る急速充電器を内蔵した電池の様な物(化学変化の無い)ともいえる。
どちらと見るかでイメージが異なるね。
これがオーディオの電源用フィルターコンデンサーとして使って効果があるのか疑問になってきた。
効果があるとすればAC電源からの分離による効果かな? 役に立ちそうな気がするのだが、使い方を考えないといけないのではないだろうか? 大容量ケミコンと同列に扱うのは間違いだと思う。
- 2012/01/28(土) 00:16:32|
- 電源回路/アイソレーション
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ためしに30Aの定電圧電源に繋いでみましたが同じでした。
- 2012/01/28(土) 18:53:49 |
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- cocoパパ #-
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どうもこのKAMCAPという会社のキャパシタは怪しいです。充電時に端子の電圧は5Vありますので電源の容量の問題ではないです。しばらく充電して電圧があるのを確認してから電球に繋いでも光りません。恐らくこのキャパシタはメモリのバックアップなどに特化したもので大電流は取り出せない物なのでしょう。これ以上これでは実験不能です。残念でした。
- 2012/01/28(土) 12:50:00 |
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- cocoパパ #-
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>要するに内部抵抗が高いので充電するのに時間がかかるんだ。。。
次は、大きなトランスで実験してみてください。大電流が流れて、1,2,3秒で充電完了すると思います。
>これがオーディオの電源用フィルターコンデンサーとして使って効果があるのか疑問になってきた。
やってみてくださいよ。ただしこれだけだとやたら広い浴槽を用意しただけのような音がします。ミドル&スモール併用で、最強の電源として真価を発揮するように思います。
- 2012/01/28(土) 02:30:39 |
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- tomatito #XGahpfU.
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