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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

コンデンサーアレーを改良して低域を改善!

case5

ちょっと不満だった低域の締りを改良する方法を見つけた。
部品配置の都合で、コンデンサアレーとD/A基板を繋ぐ電源配線が25cmほどあったので、それが低域の締りの弱さの原因と推測して対策した。コンデンサーアレーに一段コンデンサーを追加(全部で11段になった)して、D/A基板のすぐ近くに配置した。電源配線が8cmくらいに短く出来た。これで低域の締りも良くなって全体に良い感じになった。

中高域の解像度やアタックも素晴らしく、低域の締りも良くなった。だが全体にはっきりくっきりし過ぎたようだ。恐らくD/A基板の直近に積層セラミックの10μFが付いたせいでしょう。積層セラミックはチップの近くに配置すると音が暴れる傾向があるので。

もう少し色っぽい感じにしたいと思う。11段目の10μFの積層セラミックを別の種類に交換するか、より良いコンデンサーを追加すれば調整できるでしょう。

当たり前だけど、コンデンサーアレーはアンプ回路のなるべく近くに配置した方が良いのですね。D/A基板との配線長は10cm未満が目安かな。もっと短く出来たらきっともっと良くなるんでしょうね。電線って意外にインダクタンスやキャパシタンスがあるからね。


  1. 2012/01/15(日) 21:42:38|
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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